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委員会会議録

委員会補足文書

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令和2年決算特別委員会
藤曲産業分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日: 11/11/2020 会派名:


○杉山(盛)委員長
 次は、産業分科会委員長 藤曲敬宏君。

○藤曲産業分科会委員長
 産業分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当分科会で審査した決算は「令和元年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうち経済産業部及び労働委員会関係並びに「令和元年度静岡県中小企業高度化資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」外特別会計歳入歳出決算2件及び「令和元年度静岡県工業用水道事業決算」外公営企業決算2件であります。
 最初に、経済産業部及び労働委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、企業誘致に係る補助制度の実績と効果をただしたところ、当局から令和元年度の補助実績は、新規産業立地事業費助成が58件、79億円余、地域産業立地事業費助成が63件、24億円余で、補助企業では1388億円の設備投資や6,352人の県内雇用が創出され、消費や関連企業取引の増加により地域経済に好影響を与えたとの答弁がありました。
 これに対し委員から、企業立地は産業政策の1つの要であるため、地域経済効果をさらに上げるよう誘致制度の磨き上げに努力されたいとの意見がありました。
 次に、治山事業における危険地区整備の進捗状況についてただしたところ、7,872指定地区のうち4,092地区が着手済みで進捗率は52%である。災害の状況等により優先度の高い地区から順次着手し、総合計画の目標4,095地区に対しても順調に進捗しており、計画的に事業を進めているとの答弁がありました。
 これに対し、近年土砂災害死亡者数がゼロとなっているのは治山事業の効果によるところが大きい。これは計画的な整備に加え、山地災害発生前後に職員が適切な現場対応を行っている結果であり、引き続き土砂災害死亡者数ゼロを継続するよう努められたいとの意見がありました。
 このほか、中小企業国際化推進費の効果、静岡県沿海地区漁業協同組合合併の状況と今後の課題などについても質疑がありました。
 次に、企業局関係について申し上げます。
 工業用水道事業の収支改善に向けた料金見直しの対応状況及びコスト削減や新規顧客開拓による収益増大の取組状況についてただしたところ、累積赤字のある4工業用水については料金改定に取り組み、昨年度は単年度損益が4工業用水全てで黒字となった。コスト削減については、浄水場の維持管理業務の一部民間委託や契約の見直し等による電力料金の節約、浄水発生土の処分費の削減に取り組んでいる。また新規顧客開拓に向けて新たに建設関連、不動産関連企業、金融機関や管路近傍の製造業者等に対して工業用水のPRを行った結果、3件の新規契約を結ぶことができたとの答弁がありました。
 これに対し、料金改定だけでなく引き続きコスト削減や新規顧客開拓による収益増大の取組も同様に進め、工業用水道事業の収支改善に取り組まれたいとの意見がありました。
 このほか、水道施設等の耐震工事の進捗状況及び緊急時に備えた防災訓練の実施状況、地域振興整備事業の経営状況などについても質疑がありました。
 以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和元年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分の決算につきましては賛成多数をもって、「令和元年度静岡県中小企業高度化資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」外5件の決算につきましては、全員一致をもって、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
 以上で、分科会委員長報告を終わります。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp