本会議会議録
質問文書
令和5年決算特別委員会文教警察分科会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 伊藤 和子 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 10/31/2023 |
![]() | 会派名: | ふじのくに県民クラブ |
○伊藤(和)委員
一問一答方式でお願いします。
私からは、1問のみ質問させていただきます。
主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書の115ページの幼児教育支援充実事業費についてですが、予算額が約829万円に対し執行率が71.4%になっております。不用額が237万円程度で事業費の確定によるとありますが、その執行方法と執行額の内訳についてお伺いします。
○福井幼児教育推進室長
まず、執行額の内訳ですが、会計年度職員3名の報酬費等で約326万円、研修や幼児教育サポートチームの訪問に係る講師等の謝金に140万円、旅費に96万円、その他が30万円ほどあります。
不用額の主なものは、講師派遣等の謝金及び旅費が当初の予算よりも少なかったことによるものです。
講師の謝金が少なかったことについてですが、新規事業である幼児教育サポートチームの訪問支援事業について、謝金の辞退や、県の職員が講師を務めるなど謝金が発生しないケースが多かったこと、また本事業が園や教育団体の要請に応じて訪問する事業であり、要請回数が当初の見込みを下回ったことなどが考えられます。
回数が当初見込みを下回ったことについては、市町独自による支援体制が整えられてきていると捉えております。
また、旅費についてですが、謝金と同様の理由もありますが、オンラインで参加する講師もあり旅費が発生しなかったことによります。
○伊藤(和)委員
ありがとうございました。
また、説明資料42ページ以降に事業評価等が明記されております。公認心理師等の多職種から成る幼児教育サポートチームを設置したとのことですが、この概要についてお伺いします。
○福井幼児教育推進室長
これは、県が公認心理師、特別支援教育士、日本語指導の経験者などを集めてサポートチームを設置し、園や教育団体からの要請内容に的確に対応できるメンバーが園を訪問し、助言や情報提供をしたり、研修会の講師を務めたりする事業です。
訪問支援対象は公私立問わず全ての施設としております。昨今、特別な配慮を必要とする子供の増加や幼小の円滑な接続等、園が抱える教育的ニーズが多様化していることを受け、令和4年度から開始した事業です。訪問日時を要請側が指定できるので、既存の研修に参加しづらい保育者や市町の訪問支援体制が整っていない地域の施設にとっては大変貴重な機会であり、今後も継続していく予定でございます。
○伊藤(和)委員
ありがとうございました。
幼児教育を充実させることはとても大切だと思っております。子供たちがスムーズに小学校に上がることにもつながりますので、引き続き市町と連携しながら、本当に連携を密にして取り組んでいただければと思います。
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