本会議会議録
質問文書
令和6年12月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 曳田 卓 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 12/13/2024 |
![]() | 会派名: | ふじのくに県民クラブ |
○曳田委員
一問一答方式でお願いします。
危機管理くらし環境委員会説明資料11ページの令和6年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練の結果概要についてです。
私の地元の沼津市愛鷹運動公園で開催されましたが、1要旨に今後は本訓練の成果と課題の検証を行い本県の緊急消防援助隊の活動能力と受援体制のさらなる充実・強化を図っていくと書いてありますが、具体的にどのような項目とスケジュールで行っていくのかお伺いします。
○櫻井消防保安課長
今回の訓練の評価に当たっては、本部運営訓練や部隊参集訓練など訓練項目ごとに応援要請の判断や情報収集、報告、安全確保の検討など数十項目に及ぶ評価項目を選定し、訓練に参加した各消防機関による自己評価のほか総務省消防庁職員などによる客観評価を併せて行っております。
先月11月29日に全体検証会をウェブ会議方式で開催し、これらの評価結果について課題等の発表や意見交換により情報共有を行ったところです。各機関においては、全体検証会の内容を踏まえて改善に向けた取組を進めております。
具体的な訓練の成果としては、熱海市土石流災害や能登半島地震の教訓を踏まえ、防災ヘリコプターによる孤立地域への支援隊の輸送訓練など、本県で同様な災害が発生した場合の対応が確認できたと考えております。
主な課題としては、被災地におけるドローンの運用ルールの周知やウェブ会議によるデジタル技術のさらなる活用などが挙げられました。
これらの成果と課題は年内にも消防庁に報告を行い年度内に実施結果報告書を取りまとめて公表する予定であり、課題の改善を図ることで本県の災害対応能力の強化につなげてまいります。
○曳田委員
分かりました。
最近自衛隊の各駐屯地の司令の方と話をする機会があったのですが、南海トラフ地震が起こると、とても伊豆半島へ行けないとはっきり断言されてしまったんですね。地域の消防の果たす役割はこれから大きくなると思うので、ぜひ検証をしっかりしていただいて、一日も早い支援体制ができるようにお願いしたいと思います。
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