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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和元年12月子ども健全育成推進特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 12/03/2019 会派名:


○杉山(盛)委員長
 ここからは当委員会の報告書の作成に向けまして、委員間の討議を行いたいと思います。
 前回に引き続きまして、委員会協議での意見を踏まえ、全ての子供が安心して成長できる社会の実現に関する事項に係る報告内容を固めていきたいと考えております。まず、資料2、提言項目骨子案をごらんください。前回お示しをいたしました骨子案に、委員間討議で委員の皆様から出していただいた御意見などを加味し、正副委員長で協議の上、作成をしたものであります。今後、提言をまとめていくに当たり、この骨子案をもとに本日の参考人の御意見も踏まえ、改めて委員の皆様方から御意見を出していただければと思います。
 なお、資料3として、本県における取り組み状況、資料4として先進地調査及び資料5として前回の参考人の意見をあわせて配付しておりますので、参考にしてください。
 それでは、各委員から提言に向けた御意見を聴取してまいりたいと思います。御発言を願います。

○山ア委員
 1枚目の提言1の一番最初なんですけど、きょうの午前中の村瀬先生の話を聞いて、もし追加ができればと思ったんですが、先生のお話だと児童相談所の機能を強化していくってことももちろん大切なんだけども、より発生予防、未然防止が大事だってことなので、提言1の1の虐待の発生予防の中に、私がさっき質問したような市町ができるような事業、市町へのアプローチというか、民間を県の力でしっかり巻き込んでいくような、そういう発想の項目をぜひ加えて、施策の実効性を高めていったらどうかなと思いますので、意見としてぜひ検討していただければと。

○杉山(盛)委員長
 何か具体的な文言はありますか、そちらで。

○山ア委員
 具体的な文言。

○杉山(盛)委員長
 例えばですけど、市町との協力体制の強化をするというような文言でいいですか。

○山ア委員
 村瀬先生が市町に助言を与えるとか、民間への巻き込みというのは県ができることじゃないかと言ってましたので、協力、助言が必要なとこだと。

○杉山(盛)委員長
 逆に言うと、市町のほうが細かい情報は県よりも入りやすい部分があると思うので。確かに県の助言という言葉もありますけども、いわゆる連携の強化。市町から上がってくるいろいろなものに対する県の助言が必要である、みたいな。そういう文言のほうがいいかもしれないけどね。それにつきましては検討させてください。

○伴委員
 今の8番委員の提案に付随しますけれども、村瀬さんと、鈴木さんのきょうのお話を聞いて、より細かいところは今委員長がおっしゃったように市町じゃないと行き届かないというのもありますけれども、市町の、例えば子供関係の部局が持ってる情報と福祉系の部局が持ってる情報が何かこうリンクしてないような。県からやれっていうのは難しいかもしれないんですけれども、部局間を横断的に、例えば福祉関係のところでこういう傾向があったら、貧困のお子さんがいる可能性があるとか、そういう情報共有を図れるようにしてほしいという文言がもし入れられるのであれば。

○杉山(盛)委員長
 はい、承知しました。
 ほかにはいかがですか。

○天野委員
 資料2の児童相談所の体制強化。きょうの村瀬さんの話じゃ、児童相談所を幾ら強化してもというから、児童相談所を支援する体制づくり――ただ児童相談所の体制強化をすればいいっていう感じじゃないから、ここをちょっと変えたほうがいいじゃないかな。我々は初め、児童相談所をもっと強化しなきゃいけないと思ったんですが、そうじゃない感じだね。もう限界が来てるという。だから、児童相談所と連携をしてやれる体制をやっぱり構築しないと。

○杉山(盛)委員長
 一応この文章の中の体制の強化で、専門職の確保、増員とかいうのも必要な気がしますんで、削除するということではなくて、プラスアルファでどのような文章を入れたらいいかということですけど、まさしく今、民間の活用の何かがあればということだと思うんですよね。

○伴委員
 村瀬さんのお話を聞いて、ちょっとまだ僕も全部話が整理し切れていないので、ちょっと議事録を起こしながら、民間だったらこんなことができるっていうようなエッセンスがあればここに加筆をしていく方向で、2番委員の意図は酌めるんじゃないかなと思います。すぐ出てこないですけど。

○杉山(盛)委員長
 2番委員の意見というのは、民活と同時に、ただ体制を強化するだけではだめで、この児童相談所自体をどのように支援していくかっていうことも必要だということだと思うので、その辺も踏まえて、また委員長、副委員長で文章を考えてみたいと思います。
 ほかにいかがですか。

○深澤委員
 せっかく今回、説明をいただいたので。やっぱりその子供の貧困に関して、先ほどの説明を合わせてみると、教育委員会さんとの子供の貧困とのかかわりが余り文章に書かれてないので、何かあればいいなと。例えば、居場所づくりでもなく、提言3のほうかな、子供が家庭の経済状況に左右されずのほうなんですけど、学習じゃないんですけど、要は、ピンポイントで貧困家庭を探すのは難しいのも、そうだなと思うんで、網を広くかけて全ての子供が健全、健やかに成長するためにというところで、食の部分で貧困家庭だけでなく、広く子供たちが健やかに成長できるための食の提供みたいなこと――フードバンク活用とか、フードドライブ活用とか。そんなふうに1つ入れて、そこに教育委員会もかかわれるように何か務めてもらうとか、そういう形で1つ項目を入れられればいいのかなと思いました。

○杉山(盛)委員長
 まさしく僕も、さっきから喉仏に何か骨が刺さったようなさっきのお話だったんで。教育委員会自身や各出先の学校に対してのああいう意見を言われると、議員としては、何ともむずむずするような話ではあるんだけども、一つ一つのケースが全てケース・バイ・ケースで、具体例がないとなかなか難しい部分ではあるんで、今言ったような大ざっぱなものしか書けないと思うんですよね。

○深澤委員
 おっしゃったように大ざっぱというか、全体を包括するとこで、今回のテーマの中にはなかったんですが、学校給食無償化の話でもあるんですけど、そもそも学校給食ってやっぱりカロリーでつくられ、提供されてるんですね。金額も1人二百幾らとかっていうことで、最低限のコストで実はやってまして。しかもそれを全部食べた前提で何カロリーなので。今、残してもいい時代なので、学校給食だけでなかなか成長のための栄養が提供できてない中で、3食十分に食べてないというのがあるので、貧困家庭だけじゃなくて、広く食というものをもっと考えたほうがいいなっていう大きなテーマはあるんですね。
 だけど、それはそれとして、その中でこういうふうにフードバンクのようなものを活用するというのは、やっぱり今できることだと思いますので、何か1文、子供の健やかな成長、みたいな。あと食に絡めて成長ということで。

○杉山(盛)委員長
 そうですね。僕らの時代って案外なかったんだけど、最近の子供ってアレルギー体質が多いじゃないですか。例えばそばとか、牛乳だとか、魚とか。そしてそれを食べてみないとわからないという部分があるんで、給食っていうのも非常に難しくなってきてるとは思うんですよ。
 ただ、今言ったようなことも踏まえまして、少し大きな視点の中から、その食のいわゆる無償化とかそういう問題も、この中に1つ提言として入れてみる方向で検討いたします。
 どうですか。数点いただきました提言に関して、委員長、副委員長とまた話し合いをしまして、文章、文言を追加して入れていくということでよろしいですか。
(「はい」と言う者あり)
 では、ありがとうございました。
 それでは、各委員から提言に向け御意見を聴取いたしまして、意見もいろいろいただきました。御意見も出尽くしたようでありますので、このあたりで委員間討議を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、御異議もありませんので、これをもって委員間討議を終了といたします。

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