• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和元年10月多文化共生推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮城 也寸志 議員
質疑・質問日:10/24/2019
会派名:自民改革会議


○宮城委員
 きょうは御説明、どうもありがとうございました。
 先ほど、全て送り迎えをしているという話が出てまいりました。聞くところによると、保護者が、子供はもう関係ない、自分が働くのがいっぱいいっぱいで、子供は学校へ行かなくてもいいと言うところもあると聞いております。そういった中、保護者さんに理解がないと、虹の架け橋にも来てもらえないということがあると思うんですけれども、保護者に対して理解を求めるということは、どのようにやっておられますか。

○山下泰孝氏
 私がそういう役割をしていまして、どうしても来れないといった場合、家庭訪問して説得します。1つ例なんですけれども、虹の架け橋に手続しても来ない。ところが、イベントのときは来ると。1カ月間、ほどんど来ない状態が続いたために職員から相談を受けて、訪問したんですね。そうしたら、お父さんは日本人で、病気を理由に働いていない。お母さんがフィリピン人で、お母さんが生計を立てていると。でも、実際に、病院に行っているわけじゃないと。要は、子供に対する教育意識が弱い。
 あとは、虹の架け橋だと費用は安いんですね。ところが、ふじのくに中央日本語学校だとか、あるいはブラジル人の場合ですが、ブラジル人学校だと、月5万円ぐらいかかるんですね。そうすると、お金が大きいから行かせられないと。
 それと、子供が日本語を覚えると、今度は親の通訳をさせるために勝手に学校を休ませるということも多いですね。やっぱり1番は、親の教育意識が、日本人の場合と違ってかなり弱い。ですから、僕が訪問して、日本ではこうなんだよと説得します。日本人には、不登校というのはあるけれども、不就学はないと。そのような形で、親の説得をするしかないと思います。

○宮城委員
 ということは、親の教育もしっかり兼ねてやっていかないと、子供が学校に行けないという状況が出てくるということですか。

○山下泰孝氏
 そうですね。虹の架け橋でも、そういう担当する人を置いています。教科を教える以外の先生も、1週間に1回ぐらいのペースで、それぞれの家庭を訪問して、説得してきました。そういう人も必要だと思います。

○宮城委員
 午前中の先生からも、二極化しているという話を聞きました。日本語の勉強をして、一生懸命やる子――今、静岡県でも、外国籍の高校生が800人以上いると思うんですけれども、そういう一生懸命勉強する子と、勉強しない、母国語も日本語もできなくて困ってしまう子がいるという状況が、これからますます出てくると思うんですけれども、それについて、県に対して、こうしたことをやったほうがいいんじゃないかという、御提言がありましたら。

○山下泰孝氏
 やはり、ただ単に支援員をふやすのではなくて、きちっと初期支援で、子供に対して勉強することの大切さも伝えなくてはいけないし、親に対してもそういう意識付けをしなくちゃいけない。それは、今の虹の架け橋のように、きちっと6カ月間、時間をいただいて、子供に勉強に対する意識、意欲、あるいは親に教育観を指導していくほうができると思います。ただ支援員をふやしただけでは、支援員さんが全部そういうことまで教えられないと思うんですね。やっぱり日本語を教えるなら、日本語を教える、ちゃんと資格を持っている先生がいて、親の指導には、その親よりもやや上の年齢の指導者が、親のところへ行って、説得する力を持っている。虹の架け橋では、菊川市は私がやっていたんですが、志太教室では私より上の、ブラジルで移住していた人間がそうやって説得したんですけれども、そういう人も必要だと思うんです。
 だから、僕はきちっとした初期支援学校、プレスクールという形で、両方を指導できることが必要だと思います。

○宮城委員
 私も地元なので、よく存じておりますが、ほかの地域に比べると、やはり進んでいると思います。これから、各地域、特に中部、東部に外国籍、外国人の方が働きに来ると思います。そういったときに、この虹の架け橋がある程度、モデルスクールになってくるとは思うんですよね。そのような静岡県全体のことについて、山下先生はどのように考えていらっしゃいますか。

○山下泰孝氏
 そうですね。虹の架け橋で2教室やっているときも、職員とみんなで、25あった虹の架け橋教室の中で、1番の教室になろうと、一丸となってやっていました。今は菊川市では、地域の自治会からも皆さんに協力していただいて、正月には餅つきとか、夏は流しそうめんとか、そういう形で、子供たちも地域の方と交流していくと、今度は親も地域の方と交流するようになります。この教室を核に、多文化共生を実現できるように、特にこれからは教科の指導について、いろいろ職員にアドバイスしていまして、進学率も上げていく。菊川市がモデルになって、これをもっともっと魅力あるものにしていき、各地区にそういうものができてくれば、1番いいんじゃないかなと思っています。

お問い合わせ

静岡県議会事務局政策調査課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2558

ファックス番号:054-221-3572

メール:gikai@pref.shizuoka.jp