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委員会会議録

質問文書

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令和4年7月移住・定住等促進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 一 議員
質疑・質問日:07/28/2022
会派名:自民改革会議


○天野委員
 一問一答方式で伺います。
 移住者が令和3年度は1,868人。令和4年度の相談件数と移住者の目標数値はありますか。

○千葉企画政策課長
 令和3年度は、総合計画で1,450人を設定していましたので、超過したことになります。令和4年度は、また見直すことになります。今の時点では、総合計画で、令和7年度に1,650人の数値だったと思います。ですので、もうその数値を超えてしまいました。

○天野委員
 超えてるんですか。もし目標が上がってくればね。

○千葉企画政策課長
 上げる予定です。

○天野委員
 それで今、1万1000件とか相談があります。相談員の人数はそれで足りていますか。

○千葉企画政策課長
 県と市町の相談件数ですので、今のところ大丈夫です。

○天野委員
 今日説明を受けたんですが、主役は市町だと思うんですよ。市町。県ではないと思うんですよね。市町が自分の地域、市とか町を魅力あるところにすれば、人口は増えるわけですね。長泉町は増えているわけです。増えているのには、やっぱり子育てとか、いろんなことがよければ、自然と集まってくるわけです。別にこれをします、あれをしますって言わなくても、そのまち全体に魅力があれば。
 そういった中で、私は県と市町との話合い、移住・定住を増やすというその話合いが今、副知事が本部長でやっていますね。これだけではなくて、本当は市町とのもっと綿密な打合せ、特に僕は、今、県が総合計画なんかでもそうだけれども、地域のことについてのことがすごく薄れているわけですね。移住定住の実績を見ると、東部が一番多いわけです。過疎と言われている東部が、移住・定住が一番増えているわけですね。だから、もっと東部の魅力を発信して、東部がこれだけすばらしいところで、移住・定住が増えていることをやはり知らしめることも大事だと思うんですね。
 そういう意味で、それでは何で移住・定住で来ているのか。さっき3番委員から、ニューファーマーの話が出ました。農業。それは1つは、経済的に農業をやっても生活ができるから来たわけですね、今まで。今回たまたま、ウクライナの問題とかいろんなことで物価が高騰して難しいというのが出てきたけれども、しかし全体的には、農業で伊豆では生活できる、それで移住してくることもあるわけですね。そういった話をもっとやはり具体的、緻密に、県が主役じゃなくて、市町を中心としてやる施策が、僕は大変大事ではないかなと。移住・定住の問題も、県が主導ではないと思うんですね。市町が主役でやるべきだと思いますけれども、その点についてどう考えますか。伺いたいと思います。

○千葉企画政策課長
 ふじのくにに住みかえる推進本部の下に、賀茂と東部と中部と西部の各地域に地域会議を置いてあります。そこで、市町の皆さんとも話をしています。それから、市町で年間、ほぼほぼ毎週末、セミナー、相談会をやっていますが、そこに私どもも東京のセンターとの間に入りまして、いろいろ調整等もやっております。

○天野委員
 次、外国人。外国人が非常に大事だと思うんです。そのための施策を多文化共生課でいろいろやっていますけれども、もっと私は、外国人が定住、移住できるような施策が必要ではないかなと思うんですけれども、今の施策だけでいいかどうか、どう考えているか、伺いたいと思います。

○吉永多文化共生課長
 外国人の方が静岡県に来るきっかけは、委員の皆様も御存じかも分かりませんが、もともとは自国ではなかなか稼げなかったので、日本に来て、御縁があって静岡県にはいろんな工場がたくさんありますから、言ってみれば最初は出稼ぎのような形で、もうけて自国に戻るスタイルが従来ありました。それが時代も変わりまして、そこが住みよくなって、自国にお金を送金するとか、いろいろスタイルが変わってまいりまして、それで外国人の方も、ちょっと率は分かりませんけれども、家まで建てる方が増えてきました。やっぱり外国人の方も住んでいただくためには、就業という点が大きな1つ課題だと思います。圧倒的にやっぱりまだパート勤めというんでしょうか、正規雇用ではなくて、非正規で条件の悪い中で働いている方が圧倒的に多いという課題もございます。理由の1つとすれば、実は働く技術の習得ですとか、あとは言葉の問題もあろうかと思います。なかなか一足飛びにはいかないんですけれども、我々、先を見据えた中では、若年層の方に、1つは言葉が壁にならない形でやっていきたいので、ふだんしゃべっているような形はなかなか難しいかと思うんですけれども、一般的な社会の中、企業の中で通じるくらいの日本語は身につけていきましょうよということで、呼びかけも今、高校生などを対象にやっておりまして、そういった意識を持っていただくことに、まず1つ取り組んでいます。
 あともう1つは、これも先ほどの繰り返しになりますけれども、いろんな企業側が雇用していく中で、1つの重要な戦力として、価値を持っていただくことが必要ですので、そういった視点も企業側の経営状況にもよるかと思うんですけれども、それぞれ我々県の中、地元の市町も含めて、1つは雇用という視点での支援、もう1つはそういった地域の文化の交流も含めて、あと言葉の問題も含めて、その土地に慣れていただくことを、総合的に支援していきまして、なかなかすぐのレスポンスは難しいかも分かりませんけれども、長い目で見据えた中で、静岡県に住む外国人が安心して住んでいただくよう進めてまいりたいと思います。

○天野委員
 分かりやすく言うと、今までは出稼ぎで来たけれども、これからは正規社員として定住してもらうという施策をしようとしているのかどうか、その点について、教えてください。

○吉永多文化共生課長
 そのようにして努力していきたいと思います。

○天野委員
 ありがとう。
 もう1点、先ほど7番委員から、教育の話が出ました。僕は、教育というのはすごく大事だと思うんです。その点からいくと、静岡県の教育が、まだまだ東京都の魅力に負けている。今日、教育委員会が出ていないのも、僕は静岡県の象徴的なことだと思いますので、教育について、ぜひ移住・定住についても大事だということについて、どう考えているか、伺いたいと思います。

○杉山総合政策課長
 教育についてですが、移住・定住にとっても、極めて重要なことだと思います。教育委員会のことについて、ちょっと詳細については、私の口から話し切れませんが、いずれにしても県立高校をはじめ教育の魅力化、高等教育もそうなんですけれども、そういったところについては、取組をやっているところであろうと思います。今の静岡県民もさることながら、県外の方、様々な地域の方から選ばれる静岡県になるためにも、教育というのはすごく大事なテーマだと思っております。
 ちょっと答弁としては、このぐらいのことしか言えませんが、極めて重要なものだと認識しております。

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