本会議会議録
質問文書
令和5年10月・11月(閉会中)総務委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 赤堀 慎吾 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 10/25/2023 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
〇赤堀委員
分割質問方式で2点お聞きします。
まず1点目、知事が10月12日商工会議所会頭の皆さんとの懇談の中で、東アジア文化都市の発展的継承センターのようなものを置くと発言されています。また富士、箱根、伊豆は観光のメッカですから、東部と伊豆半島の方が一緒に使えるような施設にして観光振興につなげたいと思っておりますと発言しております。
一方、総務委員会配付資料(閉会中調査)5ページの活用方法(素案)には1東部・伊豆地域文化ゾーンの玄関口、文化芸術に触れる機会の拡充や活動の推進、観光・交流の拡大に資する情報発信や窓口等を設置する、2ジオパークの地域拠点、市町と連携した情報発信や窓口等のブランチを設置すると書かれています。これを先に読んだときは、説明資料にある活用方法は東アジア文化都市の発展的継承センターとは関係ないと思っていたのですが、最初の京極経営管理部長の説明だと10月に入って東アジアの件について知事から話があったとおっしゃいました。つまりこの資料は、東アジア文化都市の継承拠点を念頭に置いた資料とのことでいいですか。
〇京極経営管理部長
ただいま御指摘の8月30日付の資料ですが、この時点では東アジア文化都市のレガシーについて全く検討していない段階であります。
〇赤堀委員
10月12日に知事が発言する前に、10月に入って知事から職員に話があったわけですよね。それはどの程度の職員に話があったのでしょうか。
〇京極経営管理部長
説明資料7ページに10月3日の資料があります。これは三島の1つの土地について御意見があったため、知事に経営管理部が最新の状況を報告したものです。この際知事から、東アジア文化都市のレガシーがいいのではないかという御意見を頂きました。
〇赤堀委員
そうするとごく少数の職員ですね。
それからその話は職員の間に広がっているのでしょうか。
〇京極経営管理部長
実際に話を聞いたのは少数の幹部職員ですが、東アジア文化都市の関係ですから所管しているスポーツ・文化観光部にも情報提供をしております。
〇赤堀委員
そうしますと、10月12日に東アジア文化都市の発展的継承センターのようなものを置くことは一定の職員はもう承知していて、承知していなかったのは議会だけということですか。
〇京極経営管理部長
10月3日に知事のアイデア、思いを承って、それを具体的に検討する段階にはまだ至っていなかったので、私どもは所管しているスポーツ・文化観光部と情報共有して今後検討を進めていく段階にありました。
〇赤堀委員
10月12日の知事の発言を聞いたときはどう思われましたか。
〇京極経営管理部長
正直なところ少し驚きました。
〇赤堀委員
2つ目の質問ですが、10月12日に知事は国の土地を譲っていただく詰めの段階に今入っておりますが、買わないで定期借地ですぐお借りしてと発言しています。
すぐお借りしてと言いますと、普通に考えれば来年の予算、場合によっては今年の補正予算をつけて事業を進めたいと受け取るのがごく一般的じゃないかと思いますし、私もそう受け取ると思います。
京極経営管理部長から知事の真意の御説明がありましたが、知事のお気持ちを素直に受け入れるのは非常に無理があると思います。
仕組みとかガバナンスとか難しい問題ではなく、9月定例会の知事の給与の特例に関する条例の附帯決議の中でも、県当局は知事の言動を十分に把握した上で知事をいさめることが入っています。
知事から説明があったときに、知事その説明では無理ですよとおっしゃることは別に仕組みとかの問題ではないと思うのですが、そう思われませんでしたか。
〇京極経営管理部長
10月3日の報告の段階で初めてアイデアを承ったものですから、知事の思いとして今後関係部局と一緒に検討すべきものだと受け止めたところです。
〇赤堀委員
私が申し上げているのは、詰めの段階に入ったという知事の説明に関してです。
〇京極経営管理部長
10月12日の御発言については、13日に本会議で知事が答弁を申し上げております。その後私どもが知事協議に入ったときに、今後事前に決まっていないことについてはできるだけ発言されないように申し上げたところです。
副知事以下でこの対応について検討したときに、発言については慎重にしていただきたいと申し入れております。
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