• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:相坂 摂治 議員
質疑・質問日:10/06/2022
会派名:自民改革会議


○相坂委員
 おはようございます。よろしくお願いします。
 一括質問方式で2つ伺います。
 まず、議案第129号の県有財産取得についてです。今使用されているヘリコプターのふじ2号について令和3年中と今年に入ってからの出動状況とどのような案件で出動されたのかを教えてください。

 それから2つ目の質問です。
 テロ対策の合同訓練ですが、県警察と関係諸機関の合同訓練として全28警察署で1回ずつ施設管理者等と訓練を実施しているとのことですが、開催状況と進捗状況等を伺いたいと思います。また合同訓練を実施した際に各施設の方々から警察にどのような御意見、御要望あるいは意見交換がなされているか併せて教えてください。

○戸塚警備課長
 警察用ヘリコプターの令和3年中と本年の出動回数及び出動案件についてお答えいたします。
 県警察では警察用ヘリコプター2機を使用しており、令和3年中は414回、令和4年は1月から9月末までの間で335回出動しております。主な出動案件につきましては、令和3年中は警ら活動97回、オリンピック・パラリンピック警備や熱海市伊豆山土石流災害警備等の警備業務支援活動68回、遭難等の救難救助活動39回、捜査等の刑事業務支援活動32回、令和4年は1月から9月末までの間で警ら活動101回、遭難等の救難救助活動45回、捜査等の刑事業務支援活動36回、熱海市伊豆山土石流災害警備や台風15号に伴う豪雨災害警備等の警備支援業務支援活動32回でした。

 続きまして、テロ対策合同訓練についてお答えいたします。
 6番委員御指摘のとおり、テロ対策は警察が行うだけでは十分ではなく、県民と共に取り組んでいただくことが重要であります。そこで県警察としては、官民一体となったテロ対策を取り組んでいるところであり、具体的な取組として後期アクションプランにおいて県警察と県民との合同訓練について県下全ての警察署で1回の実施を目標としております。進捗状況は9月末現在で21警察署延べ28回と目標の75%を達しているところであります。
 また、施設管理者からの意見、反響については、いかに危険を察知し冷静に対応できるか日々の訓練が大事になる、参加者は警察が来るまでの数分間が非常に長く感じたと思う、いざというときの動きを改めて確認でき有意義だった、ちゅうちょせずに警察に通報することの重要性を実感した、テロを防ぐためには警察と連携することが重要だと感じたとの感想、反響等が寄せられているところです。

○相坂委員
 ありがとうございます。
 まず、第129号議案については出動内容がよく分かりました。

 次に、本議案は警察用ヘリコプターの2号機に新しいカメラ設備を搭載するものと伺っています。今後の予定としていつ頃からどのような運用をされていくのか。また今のカメラの使用年数が20年ぐらいに及んでいるとのことですが、新しいカメラ設備の使用期間はどのようになるのか。さらに新しいカメラ設備に特徴的なことがあれば教えていただきたいと思います。

 次に、テロ対策です。
 施設管理者から様々な御感想が寄せられていたとのことですが、施設の中でテロ対策にかかわらず様々な犯罪を抑制するために施設側に用意してほしい例えば設備、訓練度合い、あるいは警察との通報上の何らかのシステム設置など今後整えてほしい内容等がもし見つけられているとしたら教えてください。

○戸塚警備課長
 まず更新されるふじ2号機に搭載予定のヘリコプターテレビシステムの運用開始時期、運用期間及び特徴について御説明いたします。
 運用開始時期につきましては、令和4年度にヘリコプターテレビシステムを導入し、令和5年度中に搭載工事を行う予定であり、令和6年2月頃からの運用開始を目指しております。現行及び更新のヘリコプターテレビシステムはともにメーカー保証期間は10年となっております。運用期間につきましては現行のヘリコプターテレビシステムは保守点検を行い20年間運用しているところであり、更新のヘリコプターテレビシステムも保守点検に万全を期し、可能な限り長期間運用できるように努めてまいります。また更新されるヘリコプターの特徴でございますけれども、現在のふじ2号より高速性能、高高度性能が向上したヘリコプターといった特徴がございます。

 次に、施設管理者に対する今後整えてほしい事項については、様々な対象に応じて違っていますので、まずは後期アクションプランに示した合同訓練等を通じて警察から参加した団体に必要な申入れをし、テロの未然防止に努めてまいりたいと思います。

○相坂委員
 ありがとうございました。最後に要望だけ申し上げて終わりにします。
 新ヘリコプターが二、三年後にスタートされることになりますけれども、今のヘリコプターの使用頻度も警ら活動でも昨年より短期間でもう既にたくさん使用されているようですし、今度の台風15号も含め――警察に限らず知事部局等もそうですけれども――情報をきちんと把握して判断する迅速さが求められているところもあります。予算の制約もあるかもしれませんが、ぜひ積極的な出動を促していただいて活用していただけたらと思います。
 それからテロ対策ですが、かなり専門的なことになるのであまりイメージもつかないですが、例えば防犯訓練や不審者対策訓練などは地元でもよく触れることがあります。以前、学校の周辺での事件が相次いだ時期に各学校の訓練状況、警察さんとの連携について一度伺ったこともありましたけれども、学校にもいろんな備品は置いてあるけれども日々忘れていて使ったことがない先生ばかりで実際にはなかなか役立ってないのかなと感じたことがありました。ぜひ適切な御指導を頂いて、テロなどが静岡県で起こらないよう十分な御配慮を頂きたいと思います。以上です。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp