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委員会会議録

委員会補足文書

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令和5年1月移住・定住等促進特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 01/26/2023 会派名:


○盛月委員長
 これより、調査報告書の作成に向けた委員間討議を行います。
 前回までの委員会において、各委員の皆様や参考人から頂いた御意見を踏まえ、正副委員長で取りまとめた報告書案を事前に送付させていただきました。本日はまず、私から報告書案の内容を説明し、その後、委員の皆様から御意見を頂き、最終の調査報告書を取りまとめていきたいと思いますので、お願いいたします。
 それでは、資料1を御覧ください。
 まず、資料1の1ページには、調査の概要、委員会の運営方針、そして調査の観点が記載してあります。
 2ページから13ページにわたりまして、第3回委員会で調査しました関係部局の取組状況が記載してあります。
 それから、14ページから15ページに、9月にオンラインで行いました先進地調査の概要を記載してあります。
 16ページから33ページまでは、第4回及び第5回の委員会で行いました、参考人の方々から意見聴取させていただいた概要が記載してございます。
 そして、これらの調査結果、委員間討議の結果を踏まえた当委員会としての提言書につきまして、34ページからの記載となっています。
 提言の案につきましては、大きく8つの項目で構成されております。
 まず、提言1として、静岡県を知ってもらうための情報発信、提言2として、移住相談体制の充実、次に提言3、関係機関との連携。提言4は移住者への支援の充実、そして提言5、移住促進につながる雇用の創出、提言6、若者のUIJターンの促進、そして提言7、魅力あるまちづくり。そして、提言8、デジタル田園都市の実現と8つの項目で構成されております。それぞれの内容については、こちらに記載してあるとおりです。
 最後に資料編として、41ページに別表1、委員会の活動状況、そして42ページに委員の皆様の名簿を添付してあります。
 そして、34ページからの提言につきましては、資料2として、報告書から抜粋したものも用意しましたので、こちらも参考に御覧いただきたいと思います。
 以上が今回の経過をまとめたものと提言案になりますので、これから、また皆様から御意見などを伺っていきたいと思います。
 初めに、報告書の提言部分につきまして、皆様から御意見などありましたら、御発言いただきたいと思います。
 さらに盛り込むべき事項、また提言の表現に対する御意見ですとか、提言事項の順番に対する御意見などございましたら御発言いただけたらと思います。いかがでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
 ありがとうございます。
 では、提言部分については、御意見はないようでございますので、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのほかに、報告書全体についての御意見などございましたら、自由に御発言願います。

○市川委員
 37ページの雇用の関係で、上から4行目付近、外国人留学生の県内就職を積極的に支援し、本県への定着を図っていくべきである、とありますが、恐らく国の法律などで制約がありますよね。雇用に関して、いつまでもいられるわけではないとか。その辺を上手に書かないと、情報不足というか、提言不足という気がします。

○盛月委員長
 なるほど。ありがとうございます。

○田口委員
 整合が取れるような文章にすればいいんですね、きっと。

○市川委員
 法律に詳しくないのですが、多分、二世とか三世も含めて、いろいろな制約があるはずだと、僕は承知していました。

○中澤(通)委員
 この場合、関係機関の連携の中でそれが出てきているから、必ずしも逸脱して何かやれということを言っているわけではないから、そうすると、当然、前には法律があって、それに基づいて移住促進をということで、それが建前でしょう。それを逸脱しようということではないから、あえてそこまでは踏み込むこともないだろうなと思っています。そこら辺は調整していただければ。

○市川委員
 恐らく、定着という言葉になると、帰化するとか、そういうことをしないと、定着までいけないと思うんですよ。期間限定で入れますが。そこはどう表現するか。

○田口委員
 考えましょう。

○盛月委員長
 そうですね。ありがとうございます。ちょっと考えます。
 
○杉本委員
 38ページの、魅力あるまちづくり。提言7の(2)の都市機能の充実というところで、免許証を持たない人や、もう返納してしまった人の足となるものを構築しようということですよね。特に、首都圏に住んでいる方って、車を持たない生活をされてきている方が多いと思うので、車に頼らない生活をしてきている方にとっては、公共交通機関などが整備されていないと、移住の促進にはつながらないと思うのです。ましてや、今、高齢者の事故が多いので返納しましょう。じゃあ、返納したけれども、どうすればいいのというシルバーの方が多いですから、それが提言としてあるのはいいですが、都市機能の充実という言葉なのかどうかが、私自身が分からなくて。都市機能っていうと都市だけですよね。ただ、ものすごい山あいに住む方もいらっしゃるわけです。今言ったことが都市機能の充実ということなのであれば、それでいいですけれども。

○盛月委員長
 確かに。そうですね。

○杉本委員
 つまり、車に頼らない交通手段の拡充や充実など。今、浜松市でもバスが減らされていったり、皆さん本当に困っているんですよね。町なかを走る小さなバスもあったんですけれども、結局利用が少ないのでなくなってしまって、病院に行けないという方も多くて、タクシーを使ったりもされています。そこは強く訴える、アピールになるのではないのかと常々思っていまして、これだけ整備されていますよと、それが都市機能の充実という言葉なのかどうかが、私自身分からないので、変えてくださいというよりは、今申し上げたことが、強くこの言葉でいいかどうかを御審議いただけたらいいかなと思います。

○田口委員
 おっしゃるとおり、ここは公共交通のことしか書いていないので、もうタイトルを、都市機能ではなくて、地域公共交通の充実と直したほうがいいでしょうね。

○盛月委員長
 そのほうがいいかもしれない。分かりやすく。

○杉本委員
 首都圏で車を持つと、駐車代も高いですから、持たない方が多いですよね。もちろん交通も、地下鉄、バス、全てそろっているから、必要ない方が多いですが、シルバーへのアプローチがあり、その世代を静岡県に呼ぶのであれば、その充実がもう要になると考えていました。田口副委員長のおっしゃるとおり、地域交通のほうが分かりやすいかと思います。

○盛月委員長
 ありがとうございます。そのほうがいいですね。

○天野委員
 魅力あるまちづくりって、提言1にすべきではないかと思う。魅力がなければ、来ないですよ、情報発信したって。一番の原点は、魅力があれば、黙っていても来るんですよ、情報を自分で調べて。だから、本当は、この提言7が、一番基本。そこを提言1に持っていくのが、本当ではないかなと思う。

○盛月委員長
 まず魅力があるまちがあって。

○天野委員
 そう、そこがなければ、来い来いって言ったって、来ないですよ。

○盛月委員長
 その魅力を発信するのですね。

○天野委員
 だから、本当は提言1の一番のところが、静岡県が魅力あるまちをつくるということですよ。そうすれば、情報発信を特別にしなくても、あそこはいいまちだって、来るんですよ。だから、提言7にしているけれども、本当はここを一番に持ってくるべきじゃないかなと、僕は思っています。

○田口委員
 確かに、提言1の一番最初のところに、静岡県の魅力を知ってもらうためにと書いていますから、魅力は前に。

○盛月委員長
 そうですね。まず、魅力があって、魅力があるまちづくりをして、それを情報発信していく。
 ありがとうございます。そうですね。どうでしょう。
 
○田口委員
 魅力あるまちづくりって、ものすごく大きいですよね。書いてある項目が2つだけに特化しているものですから、少しバランスがどうかなという気はします。魅力あるまちづくりって、物すごくたくさん、本来は書き込むべきでしょうけれども。

○野田委員
 田口副委員長の意見に私も賛成で、提言の趣旨、この委員会でやるべきことの趣旨が提言1で出てくるので、私はこのままでもいいのではないかと思います。

○盛月委員長
 そうですね。難しいですけれども、どうでしょうか。

○天野委員
 きちっと魅力あるまちをつくらなければ、来い来いって言っても、情報を出しても、魅力がなければ来ないですよ。一番の原点は、魅力あるまちです。

○盛月委員長
 まずは、そうですね。

○天野委員
 その順番はいいですよ。

○盛月委員長
 貴重な御意見をいただきました。ありがとうございます。
 そのほか、どうでしょうか。

○土屋委員
 実は、移住・定住関係の資料で、東京23区から移住してくると100万円という制度になっているんだよね。何で23区にこだわるのか、東京都から来てもほかのところだったら、その金はもらえない形になってしまうじゃないですか。ここで言わなきゃならないこととの整合性が取れないなと。東京の都心にいる人間だけに来てほしいみたいな県の施策が、本当にそれでいいのか。別に神奈川県から来てくれたって、山梨県から来てくれたって、来てもらったのであれば、本来そういう支援策をやらなければならないのに、そういう金額の大きさもあるし、全体の話とすれば、本来、どこからでも静岡県に来てもらいたいわけじゃないですか。ここで言っている話と、やっていることが全く違う次元で動いてるように見えてしかたない。本当はその辺が少しおかしいのではないのかと言いたいが、ここでは、移住・定住をしてもらいたいという全体の話になっているので、そこのところは、あまり突っ込んでどうのこうの言う気はなかったです。ただあまりにも、ゼロ円と100万円では大きな違いですよ。こういう提言を考えたら、どこからでも移住・定住してもらいたい話に持っていくとなると、そういう政策に変更していってもらう必要もあるのではないかな。

○中澤(通)委員
 国のほうが、大きくやってもらえるといいですが、首都圏に限定してしまうと、かえって困るんですよね。

○市川委員
 1点いいですか。今の件で、ちょうど3日ぐらい前に、荒川区の人が訪ねてきたのです。僕は、将来、定年になったら、どこかほかへ移住したいんだみたいな話をしてたのですが、23区はすごく税金が高いんですって。川崎市とも川をまたいで隣ですが、月に何万円も税金が違うんだっていう話でした。結局、23区にいる人は、いずれ出ていきたいと思っているのかなと思って、それを静岡県に呼び込む、ほかの県もこういうことをやっているんでしょうか。今3番委員がおっしゃった、100万円あげるよっていうのは、これが競争になってるのかなという気がします。

○杉本委員
 23区というのは、それは国の制度なのです。だから、また静岡県が独自につくるのなら、それは財源の問題があるけれども、国がやっていることなので。移住先でまた事業をすれば、100万円という感じでした。

○盛月委員長
 子育て世帯に少し上乗せという制度ですよね。

○土屋委員
 金額も60万円とか30万円とかついている支援策を国でやっているんだけれども、少なくともこれでやろうとしてるんであれば、23区って話でやっている国の話とは別個に、静岡県がそれをしっかりと補完していかなければ、ほかのところから来るわけがないと思ったので、その辺のバランスがあまりにも悪すぎる。県がやるのであれば、移住・定住をもっと促進するためには、そこまで出さないにしても、ゼロ円と100万円の差になってしまうと、少し見ていて思いました。感想です。

○盛月委員長
 ありがとうございます。そうですね。

○中澤(通)委員
 今回、国が東京都内からの移住の場合には100万円と出ていますけれども、それ以前に、県内の自治体でも、いろいろなお金の問題があったり、手だての問題があるからね。それはそれとして、要は、県全体で呼び込みがしやすい形で提言するわけですから、これを踏まえて、新たに県で何かをつくる、統一的なことをつくるならつくるで、何かそれは行政的な、内部のことだけれども。そういうことのひとつきっかけになればいいのではないかと思います。それ以上、具体的には言えないからね。

○盛月委員長
 この提言がきっかけになるといいですね。ありがとうございます。大事な御意見です。
 どうでしょう。おおむね、よろしいですか。
 その他、言っておきたい御意見とか、皆さん、大丈夫でしょうか。
(「なし」と言う者あり)
 分かりました。ありがとうございます。
 それでは、御意見も出尽くしたようですので、この辺で委員間討議を終了したいと思います。
 本日、皆様から頂いた御意見、御指摘いただいた内容を、また若干修正、見直しをさせていただき、最終的な取りまとめは正副委員長に御一任いただくことでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それではそのようにさせていただきます。
 正副委員長で取りまとめた報告書につきましては、2月上旬に皆様にお届けした後、当委員会の報告書として、2月定例会開会日に議長に提出する予定でおります。また2月定例会で、調査報告書を議場配付の上、私から報告をする予定ですので、御了承願います。

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