• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年6月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:林 芳久仁 議員
質疑・質問日:06/27/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○林委員
一括質問方式でお願いします。
 建設委員会説明資料43ページに緊急交通安全対策が掲載されております。区画線の再設置について、対象となる区画線についてお答えください。

通学経路の安全対策事業費が、説明資料43ページでは令和4年度が5億円、令和5年度が5億円と、それから区画線の再設置が同じように令和4年度が5億円、令和5年度が5億円です。今までも県内で、子供たちの通学路を含めて車が突っ込んで死亡事故といった痛ましい事件がありました。通学経路の安全対策は路肩改修、カラー舗装、防護柵設置で事業箇所は精査中なので検討中だと思うんです。道路幅も違うので一律どこも同じやり方では困ると思うんですね。県道と市道の道路管理者と、それ以外に警察も事故になれば関わるんですけども、この整備をやるときに警察とも十分協議してやっているか伺います。

それと路面標示で、黄色はセンターライン追越し禁止で警察が引き、白線は道路管理者と思いますがそれでよろしいか伺います。

それから、路面標示を警察が引く場合の基準は法定だと思いますが、道路管理者である県が引く場合県が文字を警察に相談して、この文字はどうでしょうかとやってるのかどうか教えていただきたい。

 それから道路の幅員が狭いところは、30キロ制限はもちろん多いんですけども、見てると30キロを守ってる人は少ないんですよね。40キロから50キロ出して、これで事故が起きたら大変なことになるのでこれは警察の取締りなんだけども。朝出勤で急いで10キロ以上オーバーだと、歩行者の子供たちはいいけど自転車のほうは幅員が狭いと乗用車とすれすれで接触する分が多いかなと私も朝来るときに大変びくびくしてます。4トントラックの横で本当すれすれ。車道に自転車区画が書いてありますけども、お年寄りが横を揺れてるんですね。そのとき必ず事故が起きやすい場面に私はよく会うんですけども、県として県道の整備はどう考えているかと幅員が狭い道路はどういう基準でなのかも含めて警察と十分調整して自転車の区画を取っているのか教えてください。

それからもう1件、大井川水系で家山における水難事故がありました。令和4年5月3日、島田市川根町の大井川系の家山川、女の子が水遊びで溺れて死亡する痛ましい事件が起きました。
 本県は、夏になるとグループで来たり親子で来たり、川遊びなどできるところは非常に多いんですね。きれいなところで泳いでいけます。私たちのところは興津川があります。そこには物すごい大勢の皆さんが来るんですけれども、本来なら家族で行けば年だからお父さんが監視役になりますが、全国的に自分の子供の監視ができなくて結果的に溺れちゃう事例が幾つもあります。過去には子供会とか団体で大人もついてるけども監視できなく溺れてしまったのが実態としてあるけれども、とりあえず県河川の管理をする立場の県も、この辺の取組について今後どう改善されるのかを聞かせてください。

○飯田委員長
 緊急交通安全対策事業について多岐にわたる質問でしたから曽根道路局長から答えてください。

○曽根道路局長
幾つか質問を受けましたのでお答えいたします。
 まず、区画線につきましては、センターの黄色い線については警察になります。それ以外の外側線、区画線に破線の部分、センターラインの白線の部分は県の施工になります。

それから、路面標示や今回の通学経路の安全対策は、もともと市町ごとに市あるいは町、それから地元のPTA、学校関係者、警察、県で通学路の安全点検をやって危ないと言われたところを行っておりますので、実際警察とも十分調整を取ってやっております。

それから、路面標示につきましては、確かに警察は法定のものですのでそれ以外に道路管理者が引くものもあります。それについては、いろんな対策の中から路面標示がいいとなった場合については、警察に相談しながらここについてはこういう路面標示でいきましょうと調整しております。

あと、幅員が狭いところについてですけれども、当然幅員が十分取れれば一番いいですが、そうでないところで何らかの対策を打たなきゃいけないということであって、今そのぎりぎりのところに引かせていただいてるということです。それも一応警察と調整しながら、何とかここで自転車の区画を確保するためにはどうしたらいいかと調整しながらやっておりますので、県だけで整備することはございません。

○鍋田河川砂防管理課長
 家山川における水難事故後の県の取組についてお答えします。
 県では、水難事故防止対策を進める上で河川利用者への急な増水の危険性の周知及び注意喚起が重要であると考え、これまで県のホームページに川の利用の心得を掲載し、川の利用で注意していただきたい事項について具体的に分かりやすく掲載しています。また利用者の多い河川の安全利用点検やパトロールを行い、河川利用に係る事故の防止を図っています。
 事故後、県下の水辺に親しむことができる場所の河川施設を中心に改めて緊急点検を実施したところで、危険性の高い異常はございませんでした。また県のホームページで紹介しています川の利用の心得についても、川遊びに行くに当たっての事前の準備内容、また危険箇所の例示、過去の水難事故マップのリンク設定などを行い充実を図ってまいりました。
 これからも引き続き河川施設の点検を行うとともに、関係者と連携して利用者への情報提供、河川の魅力と危険性の啓発活動を通じて水難事故の防止に努めてまいります。

○林委員
 ありがとうございました。交通安全対策の中で、警察も入って路肩の整備をこれからやるわけですけども、全部場所が異なるわけですよね。だからどういう方法で整備したら安全が保たれるのか一律に全部同じやり方にはならないので、その辺をしっかり協議してやっていただきたい。
 それから、防護柵も今までの事故で見ると低い防護柵や軽いネットみたいな強度のない防護柵も結果的には車が突っ込んだりしたら駄目で、場所によって高さや強度も考えていかないと。ただ、極端に言うとボールが飛んできたとか何か防ぐだけの機能じゃちょっとまずいかなと。これも全部のところそうじゃないと思うけれども、この辺も整備するときにしっかり注意をし、極端に言いますと二度とそこで事故が起きないよう整備していただくのが一番。せっかく緊急でやらなきゃいけないことですから、早くやることについてまた手落ちがあったときは大変なことになりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp