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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和元年9月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:森 竹治郎 議員
質疑・質問日:10/02/2019
会派名:自民改革会議


○森委員
 分割質問方式で数点お尋ねしたいと思います。
 最初に、台風第15号による伊豆東海岸の被害が道路局、河川砂防局あるいは港湾局に関係するわけですけれども、とりわけ東伊豆町の白田川の被害についてお尋ねしたい。
 私も町長や町議会議員の皆さんと一緒に現場を視察してまいりましたけれども、白田川の下流から上流にかけて四、五カ所護岸の決壊が見られました。上流については東伊豆町の水道水の浄水施設があるわけですけれども、これも大きな被害を受けて断水を余儀なくされたわけです。
 しかしながら、断水も2日足らずで済んだ。これは皆さん方、そして国土交通省の沼津河川国道事務所の皆さんの協力により、強力なポンプ車2台でもって臨時的に取水してくれた。これで断水も短期間で済んだわけですけれども、この白田川の護岸について、いつごろ災害査定が入るのかも含めて今後の復旧の見通しをお尋ねしたいと思います。

 次に港湾局関係。
地方港湾では、下田港あるいは伊東港では流木やごみ等が大量に押し寄せることによって惨状が生じたわけですけれども、現場の皆さんもいち早く対応してくれる約束であったわけですが、進んでいるのかどうか。

 それから、同じように漁港について県管理の稲取漁港、伊東市管理の赤沢漁港、八幡野漁港、富戸漁港、宇佐美漁港、熱海市については初島漁港、とりわけ初島漁港の被害が大きなものが報告されておりますけれども、今後の見通しなどについてお尋ねしたいと思います。

○村松砂防課長
 白田川の砂防施設の被災状況について御説明いたします。
 東伊豆町の白田川では、河口から約4キロの区間において熱川温泉病院や白田の浄水場付近で床固工や護岸工が決壊し、8カ所、約5億円の被害額となっております。
 2番委員から御指摘がありましたように、特に白田川の浄水場では町の浄水場の取水が一時不可能となりましたので、国土交通省からポンプ車の技術支援をいただきまして応急的に取水をしております。
 県としましては、被災箇所の中でも特に緊急性の高いこの区間を早期に着工できるよう、町と復旧工法や工程について調整を図って早急な復旧を図っております。
 災害査定につきましては、今のところ11月下旬に実施することで聞いております。
 なお、この浄水場付近は緊急性が高いため、災害査定を待つことなく、まず応急の復旧工事を査定前に発注できるように土木事務所等々と設計を進めます。

○齋藤港湾整備課長
 下田港及び伊東港の流木等の漂着物の処理についてお答えいたします。
 下田港、伊東港のいずれも国の補助事業を活用し、運搬処理を行う予定であります。
 伊東港については既に処分まで終えており、下田港の柿崎地区の漂着物については今後数日中に仮置き箇所である市有地へ運搬し、降雨等により自然に塩分を取り除いた後、市のごみ焼却場で処分を行う予定であります。

○清水漁港整備課長
 漁港施設の災害について御説明します。
 最初に県管理の稲取漁港ですけれども、これについては漁業者によりごみが集積され漁港内に仮置きされている状態です。国の補助事業を活用して数日中に撤去処分する予定です。
 次に、伊東市が管理する宇佐美漁港、富戸漁港、八幡野漁港、赤沢漁港の流木被害につきましては当初は災害関連事業で実施する予定でしたが、その後漂着物の数量を確認したところ採択基準を満たさないことから、市が単独費で処分する方針であります。
 次に、熱海市管理の初島漁港につきましては防波堤の上部コンクリートが約63メートルにわたって破損しました。現地を調査した結果、被害額は約1億円となる見込みであります。この被害につきましては、災害復旧事業により対応する予定で県が取りまとめを行っている状態であります。県としましては発災当初から熱海市からの相談に乗っておりまして、引き続き市に対して協力していきたいと考えております。

○森委員
 熱海市の初島漁港については、御存じのとおり昨年も大きな被害を受けました。漁港施設とはいうものの観光にかかわる桟橋でもありますから、初島の皆さんの生活に大きなかかわりがありますので、ぜひスムーズに復旧ができるようにお願いしたいと思います。

 それからもう1つ、東伊豆町の熱川温泉の旅館街を、これは町管理の河川でありますけれども、濁川という河川が流れている。熱川の伊豆急行の駅前付近から下流の温泉場にかけて、この河川の護岸あるいは山腹が大きな被害を受けている。これについてはいち早く木村河川砂防局技監が対応して、機敏な措置をとってくれておる様子でありますけれども、今後土木関係の事業として対応してくれるのか、あるいは経済産業部の治山関係の皆さんに対応してもらうようになるのか、その辺の見通しも含めてお答えいただければありがたいと思います。

○村松砂防課長
 東伊豆町の濁川は延長約5キロの2級河川ではありますが、砂防指定地となっておりまして砂防施設となっております。
 今回の出水により下流部で施設被害が2カ所発生しておりまして、熱川駅付近では護岸の底張りの欠損ですとか、国道135号の熱川大橋上流約400メートルの付近で護岸の決壊等がありました。
 したがいまして、この2カ所について被害額4000万円で公共土木施設の災害復旧の手続を進めております。
 また、この施設災害を含めまして周辺を調査したところ、熱川大橋下の観光施設付近及び熱川大橋上流の約300メートル付近で濁川に面した民間の所有する斜面の崩壊が2カ所あり確認しております。
 このうち熱川大橋下の観光施設付近では、崩壊地の中で一部傾いた流木があります。これにつきましては濁川を阻害するおそれがありますので、維持修繕工事等で早期に撤去を図りたいと考えています。
 また、熱川大橋上流の300メートル付近の崩壊地につきましては、住宅地に続く背後斜面となっております。これにつきまして事業実施が可能かどうか、治山部局及び町と連携してさらなる調査を進めていきたいと考えています。

○木村河川砂防局技監
 濁川に面しました斜面に関する全体的な予防措置についてお答えさせていただきます。
 濁川に面します民間所有地全体の予防的措置でありますけれども、土地の利用状況も総合的に勘案して採択可能な事業の範囲について確認を行っているところであります。
 先般治山部局も現地を確認いたしましたので、これから両者の調整を図りながら可能な対策をさらに検討させていただきたいと考えています。

○森委員
 御案内のとおりこの濁川、伊豆急行の熱川温泉駅付近から下流およそ150メートルにかけて右岸の山腹が非常に荒れ地になってきております。この下流には熱川温泉の旅館街、観光街がありますので、これから大きな災害にならないようになるべく早期に手当てをお願いしたいと思っております。

 次は、委員会説明資料4ページの議案第139号、第140号についてであります。
 請負契約の承認案件が出ておるわけでありますけれども、昨日3番委員からも電気工事の入札に関する御質問がありました。この議案第139号については落札請負業者が高田、JFE、横河のジョイントベンチャーです。これは私もよくわからないけれども、県外の業者の3社じゃないのかと思っております。県内の業者を含めたジョイントベンチャーはできなかったのかどうか。

 そして、議案第139号、第140号の入札には、それぞれ何者ぐらいが参加されているのか、どういう入札方式をとられているのか。このことについてお尋ねしたいと思います。

○吉川道路整備課長
 議案第139号と第140号についてお答えいたします。
 最初に議案第139号であります。こちらにつきましては、総合評価入札方式という入札方式で実施しております。このJVでありますが、鋼橋上部工の工事になりまして、鋼橋上部工の実績等を持つ業者のJVでやっておりますので地元業者は入っておりません。鋼橋の工事でありますので鋼橋の技術を持った会社のJVという条件で入札しております。

 もう1点、議案第139号と第140号の入札参加者であります。
 議案139号につきましては4者、議案第140号につきましては6者が参加をしております。

○森委員
 昨日3番委員も触れられておりましたけれども、私どもが議員提案した静岡県中小企業者の受注機会の増大による地域経済の活性化に関する条例の趣旨を生かしていただいて、橋梁事業などについてもなるべく県内の企業が参加できる方向で進めていただきたいと思います。とりわけ高田機工は両方を落札されているようでありますので、この条例をさらに生かしていただきたいと思っております。

 次は、説明資料31ページの伊豆縦貫自動車道について二、三お尋ねしたいと思います。
 伊豆縦貫自動車道は国の直轄事業とはいうものの、皆さん方にも直接、間接に御厄介になってきておるわけであります。
 伊豆縦貫自動車道の中で、現状調査中区間である天城峠を越える区間、これは伊豆市月ケ瀬から天城峠を越えて河津町梨本に至るおよそ20キロメートルの区間であります。現在環境影響評価の作業が行われておるわけでありますけれども、作業がいつごろ終了する予定なのか。
 私たちとすると、少しでも早く調査を終了し、次は皆さん方のバックアップをいただいて事業化に期待を寄せているわけであります。現時点での調査の状況と今後の見通し等がわかれば、知らせていただきたいと思います。

 それから、河津下田道路U期についてであります。
 梨本から箕作の6.8キロメートル、この中で逆川インターから河津インター間のトンネル工事も大分進んできておるようでありますけれども、工事の終了の見通しはいつごろなのか。それから河津トンネルが完成して、逆川インターから河津インター間の供用開始はいつごろの見通しとなるのか。この辺もおわかりになれば教えていただきたいと思っております。

○曽根道路企画課長
 天城峠を越える区間の作業の状況と見通し、河津下田道路U期のトンネル工事の終了の見通し及び開通状況の見通しについてお答えいたします。
 まず、天城峠を越える区間の状況と見通しです。
 天城峠を越える区間につきましては、現在環境影響評価手続を進めています。
 環境影響評価手続につきましては、方法書、準備書、段階書といった順に進められていくものであり、当該箇所につきましては本年4月に方法書の手続が完了し、現在次の段階である準備書の取りまとめをしていると国から伺っております。
 完了見込みにつきましては、事業者から示されておりませんけれども、河津下田道路U期などの過去の事例では今後の手続には最短でも2年から3年ぐらいかかるものと考えております。
 県としましては、一日も早く事業化できるように関係市町とともに積極的に国に協力していきたいと考えております。

 次に、河津下田道路U期の河津トンネルの工事完了見通しをお答えいたします。
 河津トンネルにつきましては、全長1.9キロメートルのうち下田側から1キロメートルの掘削が進んでいます。今後ももろい地盤等が出現せずに順調に工事が進めば、令和3年の初めごろには掘削が完了するものと見込んでおります。
 この優先整備区間の供用時期等につきましては、国から示されていないものですから、県の想定にはなりますけれども、この掘削完了後にトンネルの設備工や舗装工などの施工を経て、供用開始の運びとなるものと考えております。一日も早い開通に向けて、整備推進を働きかけていきたいと考えております。

○森委員
 次は、オリンピック関係の道路整備についてお尋ねしたいと思います。
 県道大仁熱海線、県道大仁伊東線で御案内のとおり東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技が開催される予定です。皆さん方が急ピッチでこの道路の整備に取り組んでくれておるわけでありますけれども、オリンピックまであと300日という状況の中でどの程度進んでおられるのか。

 それから、昨日も5番委員が取り上げられておりました道路公社の有料道路の関係について。現状ですと無料開放にはあと四、五年はかかってしまうとのお話でありますけれども、ふだんの夏でさえ非常にこの地域は交通渋滞が激しいところでもありますので、せめて来年夏のオリンピック期間中だけでも無料開放ができないのかどうか。道路公社の考えにも大きなかかわりがあるわけですけれども、皆さん方はどのように考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。

○吉川道路整備課長
 東京五輪会場アクセス道路の整備状況についてお答えいたします。
 自転車競技会場までのアクセス道路として想定される路線について、輸送上支障となる箇所の解消を図るために県下3路線5カ所の道路整備を実施しております。
 このうち、県道熱海大仁線につきましては伊豆市大野地内での道路拡幅と柏久保地内での交差点改良を実施しておりまして、9月末までに既に供用してあります。
 また、県道伊東大仁線につきましては伊東市宇佐美地内の500メートル区間と伊豆の国市下畑地内の640メートル区間で、登り坂での低速車両の追い越しを可能にするゆずりあい車線の整備を実施しております。
 こちらは両方とも残る200メートルの擁壁工事を進めているところでありまして、工事も順調に進捗しております。このまま順調に進めば、確実に大会開催までの供用が可能と考えております。
 また、2番委員から発言のありました国道136号バイパスにつきましても県、道路公社、伊豆の国市から成る連絡調整会議で事業調整を行いながら計画的に工事を進めておりまして、大会開催までには立体化、ランプ、信号撤去など本線部の確実な供用を図ってまいります。
 これによって、付近の渋滞は大幅な減少が見込まれるものと考えております。なおこの箇所につきましては本線は供用いたしますが、迂回路撤去ですとか側道の設置等につきましては本線供用後に施工いたしますので、事業の完了はもう少し先になる見込みであります。

○曽根道路企画課長
 オリンピック期間中の伊豆中央道と修善寺道路の無料化についてお答えいたします。
 伊豆市でマウンテンバイク競技とトラック競技が開催される期間につきましては、伊豆地域の夏季の観光シーズンと重なることから、観光客に加えて大会関係者や観客の輸送がふえることになります。伊豆中央道と修善寺道路を無料化した場合、周辺からの交通集中が生じ、伊豆中央道だけでなく東駿河湾環状道路の渋滞を悪化させるとのシミュレーション結果もあります。そういった結果もありますので、組織委員会では伊豆の地域交通へ与える影響を極力抑えるために、適切な交通量を分散するとか平準化などを行う交通マネジメントを現在検討し、取りまとめている状況にあります。
 県では組織委員会など関係者と連携して地域の生活に影響を与えることのない円滑な交通の確保に努めてまいりたいと考えております。

○森委員
 御承知のとおり伊豆中央道の江間の立体交差などを含めて熱海大仁線、伊東大仁線、オリンピックに関係する周辺道路は夏場は非常に混むことが予想されます。これからも今まで以上に注視しながら作業を進めていただきたいと思っております。

 それでは次に、説明資料の51ページ、三保松原の景観改善についてお尋ねしたいと思います。
 この事業の進捗状況について、51ページの下段に説明が書いてあります。そしてまた真ん中に図面も記載されていますけれども、この図面を見ればおわかりのとおり、右側のほう、既設のL型突堤、1号消波堤、2号消波堤は長い間それなりの養浜効果を上げているわけであります。
 一方では、1号L型突堤の周辺は非常に侵食が激しい。20年の間にこの汀線が半分以上なくなってきている。こういう図面であります。
 このことを考えると、養浜作業がこれからも必要で、一方では富士山世界文化遺産を守るため景観もしっかり守っていかなければいけない、河川海岸整備課の皆さんにとっては非常に悩ましい、また難しい事業であることは承知しておるわけですけれども、1号L型突堤の整備については1号消波堤の段階的な撤去を実施したとの記載でありますが、撤去は終了したのかどうか。最初にこれをお尋ねしたいと思います。
 それから、2号L型突堤についてであります。これも1号の状況を見ながら今後の対策をとっていくと(2)に書いてありますけれども、今申し上げましたようにこの20年間に海岸の侵食が非常に激しく進んでおると。このことを考えると短期対策、中期対策、長期対策ありますけれども、なるべく早目早目に手を打っていただく必要があるのじゃないのかと思います。
 今までの既存の消波ブロック工事等がそれなりに効果を示している。しかし景観上これを撤去してL型突堤を設けるとのことですから、これはこれでなかなか工夫した作業であることは理解できるわけですけれども、一方20年、30年のスパンで見ると非常に心配であることが1つ。それから台風がやって来たりすると、極端に砂浜がなくなってしまうといった心配もあります。
 皆さん専門家でありますから、この海底の事情もおわかりだと思います。通常海水浴場等の海底の地形が遠浅のところは台風が来て引き潮によって砂がなくなっても1年、2年でほどなく回復するわけでありますけれども、ここは地形が少し行くとドン深になっていますから、引き潮によって砂が取られてしまうと戻ってこない。そのような特色がある海岸でありますから、年に5万立米の砂を入れることは今後も継続する必要があるわけでありましょうけれども、もう少し対策について短いスパンで考えていく必要があるんじゃないかとも思っておりますので、お尋ねしたいと思います。

 それとあわせて、この先の静岡海岸の近年の侵食状況はどうか。静岡海岸についても同じように、安倍川の河口付近から砂利等を運んで養浜工事をやっておられるものと思っておりますけれども、近年はどのような状況になっているのかお尋ねしたいと思います。

○吉澤河川海岸整備課長
 三保松原の景観改善における現在の取り組み状況、今後の見通しにつきましてお答えいたします。
 現在の取り組み状況です。景観改善の短期対策といたしまして、平成27年度からのおおむね10年間で、2番委員御指摘のとおり年間5万立米の養浜を継続するとともに、景観を阻害している消波堤2基をL型突堤2基に置きかえる整備を進めています。
 昨年度末までに1号L型突堤は完成いたしまして、今年度から2号L型突堤の整備の検討に着手するとともに、1号消波堤の撤去を段階的に進めることとし、本年7月に第1段階の撤去を完了したところであります。
 今後の見通しにつきましては、海岸や景観の有識者等に意見を伺いまして、背後地の防護効果、景観の改善効果を慎重に検証した上で、2号L型突堤の整備及び消波堤の次の段階の撤去に着手してまいりたいと考えております。
 2番委員御指摘のとおりこの清水海岸は急深でありまして、地形的にも非常に難工事となっておりますが、今後も早期に侵食対策を進められるように頑張ってまいります。

 それから静岡海岸の状況でありますが、もともとこの静岡海岸、清水海岸につきましては、安倍川からの土砂供給が減った関係で侵食が起こってきたことに端を発しています。
 現在安倍川の砂利採取につきましては改善しておりまして、おおむね旧静岡市と清水市の境の蛇塚のあたりまで安倍川からの土砂の供給が到達してきている状況です。静岡海岸につきましてはもともと離岸堤としてつくったものがほぼ満砂状態になっている状況です。ただそちらも予断を許しませんので、離岸堤のかさ増しなどの対策は継続して進めている状況です。
 今後におきましても、静岡海岸、清水海岸の状況をしっかり注視いたしまして適切な対応を進めてまいりたいと考えております。

○佐地委員長
 台風の引き潮により砂浜が削り取られる状況は大丈夫なのか、5万立米の養浜では足りないのではないかについては。

○吉澤河川海岸整備課長
 5万立米は、サンドリサイクルと言いまして三保の先に打ち込む砂を事前に掘削して再利用するものです。これに加えまして清水海岸には、サンドバイパスという形で安倍川で掘削した土砂を8万立米入れていますので、トータル13万立米となります。これについては今後も継続して整備を進めてまいりたいと考えております。
 それから台風の影響ですが、本年の台風10号の影響でかなり高潮がありまして、1号L型突堤の下手側で砂浜が少し持っていかれる状況がありました。ただ堤防等には大きな被害もありませんし、L型突堤の一部が少し変形をしていますが、許容範囲内でありL型突堤としての消波機能については問題がないと考えております。

○森委員
 三保松原のL型突堤の件でありますけれども、御承知のとおり今後の整備の状況などをユネスコ等に報告する作業もあるようでありますから、この景観形成とあわせて養浜事業が前へ前へ行くように年間5万立米程度の養浜作業はこれからも継続をしてもらう必要があるのではないのかなと、今のお話のとおりだと思いますので、手抜かりのないようにやっていただきたいと念願しております。

 それでは、次にお尋ねをします。
 説明資料の16ページ、昨日も富士山静岡空港への新幹線新駅について議論していただいたわけでありますけれども、さらに細かな点でありますが少しお尋ねしたいと思います。
 JR東海が非常に難色を示しておる幾つかの原因の中で、静岡駅と掛川駅の中間に設ける新駅の区間が非常に短くて高速性が妨げられる、これも1つの理由とのことでありますから、全国の新幹線の駅と駅の間で一番短いのはどこか。承知しているのは東京駅と品川駅、あるいは東京駅と上野駅、上野駅と大宮駅、ここらはわかるわけでありますけれども、ほかにも短い区間があるのじゃないのかなと。おわかりになれば御説明願いたいと思います。

 それからもう1つ。富士山静岡空港駅をつくった場合には1日当たりの利用者が非常に少ないのじゃないのかもJRが難色を示す1つの理由になっている。現時点で富士山静岡空港に新駅をつくった場合の1日の利用者は何人ぐらいになるのか。
 全国の既存の新幹線駅で最も1日の利用者の少ないのはどこの駅なのか。富士山静岡空港新駅と比べた場合どうなのか。

 それから、空港の利用者をふやす手だてを県庁一丸となって取り組んでいく。所管課もあるわけですけれども、航空会社の乗り入れをもっともっとふやす、エアポートセールといいましょうか、さらに取り組む必要があるのじゃないのか。所管が違うかもしれませんけれども、皆さんからスクラムを組んで乗り入れの航空会社をふやしていく工夫もさらに必要じゃないのかと思いますので、この点についてのお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。

○梨建設政策課長
 まず、全国の新幹線の駅間距離についてお答えいたします。
 全国の新幹線の駅間距離で最も短いのは、2番委員のお話にもありましたとおり東京駅と上野駅、東京駅と品川駅がありますが、それを除くと九州新幹線新鳥栖駅から久留米駅間の5.7キロメートルとなっております。ちなみに2番目は山陽新幹線新尾道駅三原駅間の10.5キロメートルであります。

 次に、利用者数についてお答えいたします。
 JRの中で乗車人数のデータを公表しておりますのはJR東日本とJR東海だけであります。このうち降車を含まず乗車人数が最も少ないのは、東北新幹線いわて沼宮内駅の1日当たり83人となっておりかなり極端な例だと思っております。次いで少ないのは北陸新幹線安中榛名駅の300人となっております。
 富士山静岡空港新駅での利用者の考え方ですが、県ではこれまで新駅の乗降客数の予測については実施していない状況にあります。
 これらを予測するには、2番委員からもお話がありましたとおり、富士山静岡空港の需要予測のほか新駅候補地周辺における民間開発の動向等も非常に重要な要素となってまいります。
 また、さまざまなデータの提供や予測手法を含めましてJR東海の協力が何よりも必要と考えております。
 現時点で早期に需要予測を行うのは少し難しいことと考えておりますが、将来いずれかの時点で必要になると考えられますので、JR東海を含む関係者との連携や情報の収集に努めてまいります。

 次に、空港そのものの発展等の考え方についてお答えいたします。
 所管は文化・観光部になりますけれども、現在交通基盤部も含めた中で地域づくりの観点から中部地域局が主体となりまして、昨年の12月に民間事業者、地元自治体も含めました富士山静岡空港周辺地域情報共有会議を設置いたしました。これまでの会議に交通基盤部も陪席しまして、さまざまな取り組み状況の情報を収集して共有に努めておるところであります。
 今後もこうした会議を通して、全庁一体となって民間事業も含めた富士山静岡空港の発展に努めてまいりたいと考えております。

○森委員
 富士山静岡空港を利用する航空会社は、韓国にしろ中国にしろ台湾にしろ、この一、二年で便数が大分減ってきていますので、県の所管する部局に皆さん方からもさらに強く要請して、私たちもバックアップしていかなければいけないと。新駅をつくるには、議会も皆さん方も一緒になってこれからもJR東海に当たっていかなければいけないと思います。ぜひこれからもいろんな調査、いろんな情報をとってJR東海に当たるようにしていただきたいと念願しております。

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