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委員会会議録

質問文書

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令和4年決算特別委員会危機管理くらし環境分科会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 和子 議員
質疑・質問日:10/31/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○伊藤委員
 分割質問方式でお願いいたします。
 それでは、主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書18ページを開いていただけますでしょうか。
 中段の(イ)次世代防災リーダー育成研修の静岡県ふじのくにジュニア防災士養成講座について2点お伺いさせていただきます。
 こちらを受講する学校を増やすためにどのような取組を行ったのか、それからこの事業によってどのような成果があったのかお伺いさせていただきます。

○油井危機情報課長
 まず、受講する学校をどのように増やしたかでございますが、前年度のうちに全中学校に対して内容を通知し当該年度の要望調査を行ったほか、市町の教育委員会において防災担当教員や校長などが集まる機会に出向きまして講座の活用を呼びかけてまいりました。
 このような活動や、近年県内や他県での災害発生を受けまして学校における防災教育の重要性の認識が高まったことがございます。また当該講座の認知度も向上いたしましたので、令和3年度は令和2年度に比べて受講者が約2倍の結果になりました。
 また、この事業による成果でございますが、単に講座を受講して終わりではなく、受講後に家庭内対策について家庭で話し合った内容や地域訓練に参加して地域の力になれると思ったことなどをレポートに書いて提出していただいております。このレポートを見ますと生徒が中心となり各家庭で防災対策について話し合ったり、実際に家具を固定した、飲料水を購入した、避難所を確認したといった家庭内の防災リーダーとして防災対策を進めていることが分かります。
 また、訓練に参加して物資を運んだり避難所の運営を手伝うことによりまして、中高生にも自分たちにできることがあることを認識してもらい、防災への自覚をもたらす成果があったと思っております。

○伊藤委員
 どうもありがとうございました。成果があるということでございました。
 午前中の6番委員の質問に対して御答弁なさった危機管理部参事の齋藤様、ありがとうございました。危機管理くらし環境委員会の県外視察に御同行くださいまして、全世代型防災リーダー育成プログラム、それからジュニア防災リーダークラブの取組について学び今後に生かしていくとの御答弁がございました。小さい頃からの教育を視察で学ばせていただきましたので、ぜひ小学生にも広げて幅広い年齢層で取り組みこの講座の受講者を少しでも増やす取組をしていただければと意見として申し上げます。ありがとうございました。

 次に移らせていただきます。
 説明資料の26ページになります。
 中段のbふじのくに安全・安心認証(飲食店)制度についてですけれども、令和4年度から経済産業部に移管した背景についてお伺いさせていただきます。

○百P危機対策課長
 令和3年度につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から危機管理部で所管していたところでございます。
 令和4年度につきましては、経済産業部でふじのくに安全・安心認証(飲食店)制度と連携したしずおか食べトクキャンペーンを今後のウイズコロナに向けた経済振興の取組として実施することになり移管しました。

○伊藤委員
 よく分かりました、ありがとうございます。
 それでは、次に移らせていただきます。
 説明資料37ページの中段になりますけれども、(2)ア東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会開催に伴うテロ対策への支援についてお伺いさせていただきます。
 こちらに掲載されております東京オリンピック・パラリンピック消防・救急体制整備費補助金は、東京オリパラ開催における消防、救急体制の確立を目的としてテロ対策資機材の購入に要した経費について補助金を交付したとのことでございます。このテロ対策の資機材は具体的にどのような資機材でどのような事案を想定したものであるのか、お伺いさせていただきます。

○白鳥消防保安課長
 まず、この補助金につきましては、昨年行われた東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の期間中に万一テロが発生した場合、その応急対策の1つの機関として消防機関が迅速かつ的確に対応できるように必要な資機材を整備するものでございます。テロといってもいろいろと想定がございますが、一般的にはNBC――核物質がN、生物剤がB、化学剤がCといったテロが想定されておりまして、放射線や化学物質から自らの体を守るための防護服、また昨年は新型コロナウイルスの感染が拡大しておりましたので感染拡大防止の観点から感染防護服、ゴーグル、N95マスクも含めて補助したところでございます。
 なお、この補助金に要した費用につきましては全額国庫から助成を頂いており、関係する消防本部に対して助成したところでございます。

○伊藤委員
 御説明ありがとうございました。
 最後の質問に移らせていただきます。
 説明資料39ページになります。
 中段の(ア)津波対策工事等の点検について、浜岡原子力発電所の安全対策工事が計画どおりに実施されているかを確認する本点検を令和3年度末までに109回実施しているとございますが、令和3年度はどのような内容だったのか、また今後の点検の予定についてお伺いさせていただきます。

○神村原子力安全対策課長
 浜岡原子力発電所の安全対策工事として事業者が津波対策工事を平成23年から開始しており、県は工事の進捗に合わせて現場点検を実施しております。
 令和3年度におきましては、事故の際に使用済み燃料プールに外部の水を引き込んで注水するための設備の追加、中央制御室の被曝対策の強化、空調ダクトへの浸水を防止する建屋内の溢水対策といった工事について関係書類と現場の確認をしました。
 今後の予定としましては、現在審査中の新規制基準適合性審査を踏まえて設計変更したものの反映、今後の審査によって変更する内容やほかの工事との兼ね合いで配管の接続等の仕上げができない工事があり、点検の完了時期は現在未定となっております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp