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委員会会議録
質問文書
令和２年４月臨時会文化観光委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 田内 浩之 議員 |
| 質疑・質問日： | 04/28/2020 |
| 会派名： | ふじのくに県民クラブ |
○田内委員
一括質問方式で２点質問させていただきます。
こちらの主要事業参考資料に沿ってお伺いしたいと思います。まず２ページの私立幼稚園等教育支援体制整備事業費助成についてであります。マスク、消毒液等の保健衛生用品の購入に対して助成をするという認識をしておりますが、こども園は買うお金もお困りだと思うんですけれども、買うこと自体がなかなかままならないと私も伺っております。ネットで見ても、マスクを買っても届く日が明示されていなかったりということがありますので、例えばマスク等の購入の手助けはこれに合わせてされないのかということを１点お伺いをさせていただきます。
次に主要事業参考資料の６ページです。就航・海外交流促進事業費であります。新型コロナウイルス感染症の収束を見据えて、富士山静岡空港の路線の早期回復を図るための事業とのことでありますが、今回の補正予算のタイミングで計上する必要性をお伺いさせていただきたいと思います。また具体的な事業の内容についてお伺いさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
○大石私学振興課長
私立幼稚園等教育支援体制整備事業費助成の衛生用品等の購入についてでありますけれども、まず事業対象となっている衛生用品のうち、消毒用エタノールにつきましては国で優先供給フレームを構築しておりまして、県が一括して発注し要望のあった幼稚園に直接納入することを考えております。
その他の衛生用品につきましては、本事業でマスクや消毒液以外の例えば手袋やハンドソープ、あるいは消毒液噴霧器など各幼稚園がそれぞれ必要とする衛生用品など多様な品を県のほうで一括購入するというのは困難であります。けれども他方で７番委員の御指摘のとおり調達がなかなか困難になっている物品もあるということは認識しております。本会議で藤原健康福祉部長が、高齢者施設等の一括購入の関係で新たに衛生用資器材の生産に乗り出す県内企業が見られますので、こうした企業から優先的に調達する仕組みを検討し、確実な調達につなげる旨の答弁をしております。具体的には衛生用資器材の生産等の情報を集約して、県の調達に繋げるということでありますので、例えばこうした情報を私立幼稚園側と共有化するなどして確実な調達につなげてまいりたいと考えております。
○石ヶ谷空港振興課長
就航・海外交流促進事業費についてお答えいたします。富士山静岡空港の路線は、文化、観光、産業、経済など様々な分野における交流基盤の一つでありまして、この新型コロナウイルス感染症の収束後、速やかな航空路線の再開は空港はもとより県内経済の早期回復に大いに貢献するものであります。
このうち国際線につきましては、羽田ですとか関西空港といった拠点空港から順次再開するものと考えられますが、富士山静岡空港のような地方空港では需要の回復基調を見ながらの判断となり、運航再開の遅れが懸念されるところであります。
また、国内線につきましても富士山静岡空港は観光利用が主でありまして、運行再開後の需要喚起から完全回復に至るには時間を要することが見込まれ、この間に再び欠航ですとか、減便といった不安定な期間の発生も懸念しております。
このため、事態の収束がまだ見通せない現時点でありますが、航空会社の運航経費に対する支援拡充を示すことで早期の運行再開等を実現する必要があり予算を計上したものであります。具体的な事業、目指す効果につきましては現在、訪日誘客支援空港認定制度を活用いたしまして、これまで富士山静岡空港において新規就航増便を行った航空会社に対しまして、グランドハンドリングの経費を支援し、実績も上げてまいりました。今回はこの既存制度の対象となっていない定期路線を運航する航空会社に対して、運航再開から３か月間に限定して支援するものであります。
事態の収束後速やかな路線再開が実現されれば、令和２年度当初予算や２月補正予算も活用いたしまして、関係団体と連携し利用回復対策を強力に実施することで、空港並びに県内経済の早期回復に貢献できるものと考えております。
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