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委員会会議録
質問文書
令和４年12月定例会産業委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 野崎 正蔵 議員 |
| 質疑・質問日： | 12/15/2022 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○野崎委員
分割質問方式でお願いします。
産業委員会提出資料の４ページに電力デマンドレスポンスの取組拡大の説明がされております。３企業局の対応の２行目で、要請開始までに数時間の猶予があることから浄水場では配水池や調整池、受水槽などの貯水量を確認しながら満水になるように水を送っているとのことですけれども、この要請開始までの数時間の送水で配水池までの貯水量が満水にならず給水に支障が出るおそれがある場合の対応はどのようにしているのかと、４成果と今後の対応について他施設でも実施可能か検討しということですけれども、どういったところを考えておられるのか説明願います。
また、12月１日から政府による節電の要請がされているところですが他県でもこういった取組をやっているのか説明願います。
また、電気代が非常に上がっていてどこも大変で補正も組んでいろいろやっているわけです。
企業局として電気料金がどれぐらい上がっているのか説明をお願いします。以上です。
○青山水道企画課長
デマンドレスポンスについて３点お答えいたします。
まず、１点目のデマンドレスポンスの配水池等に十分水がたまらなかった場合の対応ですけれども、デマンドレスポンスの要請があったとしても、企業局の状況により要請を断ることができる契約をしております。
このため、万が一、十分に水がたまらなかった際は要請を断り水の供給を最優先にすることとしております。
なお、要請を断ったとしても、報酬額が減り実際の収入が多少は減りますが、企業局が新たに支出するペナルティーはございません。
それから、２点目の他施設での検討ですけれども、現在、遠州水道の於呂取水場から都田浄水場に送るポンプの運転を調整できないか検討しております。
それから、３点目の電力デマンドレスポンスの取組を他県でも実施しているかどうかですけれども、東海４県の企業庁の担当者会議で情報交換をしておりますけれども、実施している実績はございません。
ただ、こういった取組は非常に有効であると考えておりますので昨年度も情報を公開しまして、ネットニュース的なものになるんですけれども時事通信のニュースに掲載されたり、今年度に入っても業界紙の取材が来たりしてＰＲしておりますので全国に広まればいいかなと思っております。
電力の、動力費の状況については岩井経営課長からお答えします。
○岩井経営課長
電気代がどれぐらい上がっているかですが、今年度の工業用水道事業につきましては４月から10月までの実績で税込み４億8000万円でございます。今後は11月から３月について20％程度安全率を考慮しまして、年間が10億7000万円でございます。当初予算が７億1000万円で大体50％ぐらい増加する見込みでございます。
それから、水道事業でございますが、これも４月から10月までの実績で税込み５億4000万円でございまして、同じく11月から３月までの見込みを加えて年間11億9000万円程度、大体49％ぐらいの増で見込んでおります。
令和３年度の税込みの決算額で申しますと、工業用水道が５億2400万円、水道事業が５億6500万円ですので大変動力費が増えている状況でございます。
○野崎委員
ありがとうございました、分かりました。
続いて、資料７ページ、牧之原萩間工業用地造成事業ですけれども、これはスズキが来るということで開発面積が47ヘクタールとかなり広く、ここの工場の水はどう供給されてどれぐらいの量が供給される見込みであるのか、今の時点で分かれば教えていただきたいと思います。
○福石地域整備課長
スズキ相良工場が供給を受けている水の状況についてお答えします。
相良工場では、掛川市、菊川市、御前崎市、牧之原市の４市で構成する東遠工業用水道企業団の東遠工業用水道の水の供給を受けています。
東遠工業用水道は主に長島ダムを水源としており、周辺の工場もそうなんですけれども農業用水の施設の一部を使って工業用水を供給しています。ただ私どもがこの事業を行っているわけではございませんので、水の量等詳細は承知していない状況であります。
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