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委員会会議録

質問文書

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令和元年12月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮城 也寸志 議員
質疑・質問日:12/16/2019
会派名:自民改革会議


○宮城委員
 分割質問方式で質問させていただきたいと思います。
 まず、ラグビーのレガシーですけれども、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
 その中で、ボランティアの活動や交通、いろいろな面で財産ができたと思います。その財産を来年の東京オリンピック・パラリンピックにどう生かしていくか教えてください。

○鈴木オリンピック・パラリンピック推進課長
 ラグビーのワールドカップの関係ですけれども、オリンピック・パラリンピック推進課の職員も当日ラグビーワールドカップ視察や大会本部などいろいろな場所で現場の動きをつぶさに見させていただきました。また輸送や医療、ボランティアに生かしていくことについては、先週の12月9日ですけれども、ラグビーワールドカップが終わりまして各担当者から業務別に事務の引き継ぎを行いまして、オリンピック・パラリンピック推進課、ラグビーワールドカップ2019推進課、それから観光の担当が入りました。いろいろと得た点が多くありましたので、オリパラの場面で活用したり、またラグビーでうまくいかなかった幾つかの細かい点については修正ができるように生かしていきたいと考えております。

○宮城委員
 本当にすごい財産だと思いますので、ぜひとも東京オリンピック・パラリンピックに生かしてください。

 次の質問に行きます。
 12日の新聞にラグビーワールドカップのチケット収入が373億円、販売率99.3%、184万枚売れたとの報道がありました。総額では48億円増の678億円、収入の一部は大会後の競技普及やレガシー事業に支出する話でした。
 事業内容は検討しているとのことですけれども、事務総長からは日本協会や地方自治体にレガシー事業を実行するところがあれば出したいとの話もありましたが、静岡県としては受けられるのか、また受けたらどういうことをするのか教えてください。

○高倉ラグビーワールドカップ2019推進課長
 先週12月12日に東京で大会組織委員会の理事会がありまして、議会中でしたので理事である吉林副知事が出席できなかったんですが、私がオブザーバーとして出席してまいりました。大会全体の報告であったり、あるいは既に解散しましたけれども各12会場にあった地域支部の解散の話であったり、大会の収支案について説明がありました中で、事務総長からは収入がふえた分についてはワールドラグビーの承認を得た後にレガシー事業として日本ラグビー協会にホストユニオンという形で継承していく話がありました。
 それに対し2002FIFAワールドカップサッカー大会を振り返りまして、日本サッカー協会の田嶋理事から当時のような戻りはないのかとの質問がありましたが、やはり事務総長からもはっきりとそういったことはあり得ないということで、あくまで日本協会にレガシーとして継承していく説明でした。これから日本協会が盛り上がった大会を今後にどうつなげていくか考えていくときに、日本協会だけではなく大会を実施した12会場あるいは全国のいろいろな自治体とどう連携していくのか考えてくれておりますので、そのときには相談があると思いますが、現在は具体的な説明はない状況です。

○宮城委員
 そういう場所がありましたら、静岡県からもぜひいい提案をしていただきたいと思います。

 次に行きます。
 先ほど8番委員からも質問がありましたけれど、ふっこう割制度についてお聞きしたいと思います。国の補助制度に基づく支援などで函南町と伊豆の国市だけとなっていますけれども、静岡県は特に伊豆が大きな被害を受けました。国の予算ですけれども、何でそこしかやらないのかといった話が伊豆全体から出てくると思いますが、その辺につきましてお伺いします。

○川口観光政策課長
 国の制度上では災害救助法の適用地域を中心に県の裁量で広げることができますが、一方で先ほど申し上げましたように国全体で24億円余に対して静岡県は700万円程度です。他県については、例えばプラス4市町を加えるとか全県に範囲を拡大しているところもあるんですが、傾向だけ申し上げますと災害救助法の適用地域がある市町を中心にしているところが多く、長野県では77市町村のうちの44市町が災害救助法の適用地域になっており、残る33市町村を加えて全県でやっております。
 ただし、被災した14都府県に聞き取りしたところつけ増しを行っているところは多くないと聞いております。国の制度であるとか他県の並び等を勘案して、もともと国が災害救助法の適用地域の需要の早期回復、需要喚起を補助要綱で目的としておりますので、本県では2市町で行いたいと考えております。

○宮城委員
 1人当たり最大5,000円の補助が受けられますが、制度の問題で最終的に誰が得をするのか、旅行者が割引になることでよろしいですか。

○川口観光政策課長
 もともと需要喚起が目的ですので、宿泊施設に対して支援しますが、割引価格の受益を受けるのは宿泊者になります。

○宮城委員
 ありがとうございました。

 それでは、最後に文化力の拠点をお聞きします。
 文化力の拠点ということで、東静岡から日本平、三保松原までを含めた面で捉えておりまして、図書館は最初図書室だったのでそんな大きい割合ではなかったんですね。それが県立中央図書館にひびが入ったことで、図書館をつくればもう全部いいじゃないかという感じで受け取っております。
 先ほど7番委員からも質問がありましたけれども、図書館はどういうものかわかるんですが、大学コンソーシアムにしろAI・ICTの拠点にしろ県民の皆さんはわからないと思います。最初はほかの機能が大切だと言って文化力の拠点をやろうとしていたので、県民の皆さんに説明しないといけないと思いますが、どうでしょうか。

○高須文化力の拠点推進課長
 1番委員のお話につきましては確かにもっともです。
 文化力の拠点という名前が非常にわかりにくいこともありまして、昨年度文化力の拠点でどのような活動ができるか活動アイデア募集を行ったところですけれども、10人の方から20件ほど御提案いただきましたが、やはり文化力の拠点のイメージがつきにくいところがありました。そのため今回、施設整備計画を作成してできるだけ早目に県民の皆さんにお示して御理解いただけるようにしていきたいと考えております。

○宮城委員
 新しい県立の図書館を建てるだけの話だったら皆さんすぐ賛成すると思うんですけれども、図書館に付随しているものがもやもやしていてわからないと。県もその辺をしっかり説明して取りかかってもらいたいと思います。以上です。

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静岡県議会事務局議事課

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