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委員会会議録

質問文書

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令和6年3月盛土等の規制に関する条例等検証特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 啓嗣 議員
質疑・質問日:03/06/2024
会派名:自民改革会議


○鈴木(啓)委員
 御説明いただいた中で、静岡県以外でも検討すべきという多数の意見というようなところもあったのですが、感覚としてで結構ですので、これまで例えば、静岡県内で計画されていたものが駄目になった、県外へ回ったという事例は、数的にどれぐらいあるのか、割合的に10件あったらそのうち1件ぐらいだよとか、その辺り、もしよろしければお聞かせいただきたいと思います。

○稲葉参考人
 まだこの条例自体が施行されてから1年半ですので、申し訳ないですが、そこまで大きい仕事を何件も受けているわけではないので、今回、私がやる仕事の中では、今回のオカムラさんの仕事はかなり大きいほうです。そういう企業さんから言われたというだけで、実際に静岡県に進出してこようする企業がやめましたというのはないのですが、地元の不動産屋さんなどが、ちょっと開発をしようかと思っていたところで、盛土条例にかかるのだったら、今言われたように分割して、ミニ開発で逃れようか、あるいは計画高を変えて、盛土量を減らしてやろうか。あとは、これはドラッグストアの例ですが、浸水危険区域だったのです。店舗が1メートルぐらいの浸水危険があったので、少し店舗の床面を上げたいという計画があったのですが、それをやると盛土条例にかかってしまうということで、ぎりぎりかからない高さにして、建物の基礎を上げることによって床面の高さは何とかクリアできるけれども、本当に浸水したときには、駐車場はもう完全に水浸しなっちゃうよねというような計画にしたところもあります。

○山本参考人
 私の案件で、4,000平方メートルの宅地造成で27区計画がありました。ここのところは最寄りの県河川の改修が進んでおりませんで、雨季になると水はけが悪いということで、隣接地はほとんど大体1メートルぐらい盛土して家を建てています。開発がかかりますと、今、調整池、防火水槽、公園、こういうものを作らなければならないのですけれども、実質的に家が冠水してしまうと困るということで、1メートルは盛土をしたいというお客さんの要望だったのです。当然のことながら盛土にかかります。このお話をしたところ、いやそれはちょっとできないということで、今保留になっている案件はございます。

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