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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年6月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮城 也寸志 議員
質疑・質問日:06/27/2022
会派名:自民改革会議


○宮城委員
 分割質問方式で伺います。
 菊川市の学校法人南陵学園が運営する和歌山南陵高等学校で、教員が給与未払いでストライキに入った話が全国的に報道されました。今もそこに生徒さんが13名程、通信で通っております。静岡県は和歌山県と共同して24日に立入りに入ったと思います。
 言えることと言えないことがあると思いますけれども分かる範囲で、どのように和歌山県と情報共有し学校法人への指導をやっているのか、またどのように対応していくかを伺います。

○奥山私学振興課長
 学校法人南陵学園について、まず和歌山県との情報共有でございます。
 法人は静岡県で学校は和歌山県ですので、これまでも密接にいろいろ情報などは取り合ってきております。例えば、昨年度は本県の法人の現地調査に2回ほど行っておりますけれども、そのうちの1回は和歌山県と合同で行っております。
 また、今年度に入り就学支援金の未還付の件につきまして和歌山県から4月に情報などが入り、直ちに両県で情報共有、状態を確認し5月24日に合同調査に入ったところでございまして、逐次情報共有はいろいろな形で行っております。
 また、5月24日、6月24日と2回にわたり調査に入り法人の給与支払いの遅延、税金の未納の事実などは確認したところでございます。
 今後でございますけれども、これまで和歌山県等の連絡を受け合同調査をはじめとする行政指導、法律に基づく今回の報告徴収、立入調査といったことを着実に進めてきております。この調査結果を踏まえて是正すべき項目などは精査し、措置命令も視野に入れながら和歌山県とも連携して是正指導を進めてまいりたいと考えております。

○宮城委員
 やはり生徒あっての学校、先生あっての学校でありますので県としてもしっかり指導して、周りの皆さんもマスコミだけの情報で心配なところがありますので、分かる範囲で県民の皆さんにしっかり情報を伝えてもらいたいと思います。

 次に行きます。
 先ほど6番委員からも質問がございましたが、東アジア文化都市の質問を再度したいと思います。
 京極スポーツ・文化観光部長の説明で、令和5年度の東アジア文化都市に応募するとのことでしたが、現在検討している事業内容と見込まれる効果について説明をお願いします。

○小澤文化政策課長
 東アジア文化都市についてお答えします。
 国からの募集内容は、開会式、閉会式の式典と関連イベント、中国、韓国との交流、あるいはコア期間を設定して文化芸術イベントを集中的に実施することですけれども、本県ではSPACの舞台芸術やふじのくに芸術祭など多彩な文化芸術事業をこれまでに展開しておりますので、東アジア文化都市の趣旨を踏まえてこれらの事業を効果的に実施してまいりたいと考えております。
 また、見込まれる効果といたしましては、コロナ禍で文化芸術活動を県民の皆さんが鑑賞する機会や発表する機会が減ってしまっておりますので、そういった機会の復活であるとか東アジア――中国、韓国との交流でインバウンド需要の早期回復、あるいは静岡県自体の文化的な魅力を発信することで移住・定住の促進や関係人口の拡大なども見込まれるかと考えております。

○宮城委員
 これまでに8県・市でこういう交流が行われています。そういったところとの情報交換は検討していますか。

○小澤文化政策課長
 今年度は大分県で東アジア文化都市が開催されています。
 現場を視察してまいりましたが、開会式の次の日にこれまでの開催都市の関係者が集まって今後の東アジア文化都市としてどうしていったらいいかを議論されておりました。静岡県で開催となれば、これまでに開催された都市との関係を深めていくことは大事になると考えております。

○宮城委員
 中国、韓国との友好を深めるのは当然ですけれども、今までやってきた都市との交流を深めてもらうと一層効果が上がると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 続きまして、静岡空港についてお聞きします。先ほど6番委員からもございました国際線の話です。
 静岡空港は中国路線が多いので、まさに東アジア文化都市の開催とリンクしてくると思うんですよ。そういうことを含め交流を早く、路線を引くこともできると思いますが、その辺についてどう考えていますか。

○瀧口空港振興課長
 国際線の受入れは現在できない状況でございまして、それについては国には働きかけてまいります。一方で路線が重要でございますので、航空会社とはいろいろとやり取りをしております。
 それに加え、再開の決め手になるのは旅客の需要だと思いますので、これまでも主に中国、韓国、台湾とは旅行需要を高めるために来訪意欲を喚起する施策として、SNSとか動画サイトといったものを活用した発信をこれまでも続けてきております。そういったことを含め国際線の復活を進めていきたいと考えております。

○宮城委員
 先ほどの東アジア含め両方でやっていけばすごく盛り上がると思うんですよね。空港を会場にして何か演劇をやってもいいし、そういったことを考えて空港自体も盛り上がるようにしていただきたいと思います。

 私も、空港に一番近い議員ですので暇があると伺っております。この間もお休みの日に行きましたら、お昼の時間はお子さん連れの方がお食事を取っておられまして、10時から3時頃まで食堂も開いていますので結構にぎわっておりました。そして1,000円以上買うと駐車場も安くなり、1時間以内だと無料ですけれども、なかなかまだ人が集まっていないと思われます。
 そういった中で、こういう時期だからこそ余計空港を活用してあらゆるイベントを創造してもらいたいと思っておりますけれども、今年度の予定は何かございますでしょうか。

○伏見空港管理課長
 今年度は、県と運営権者が連携し6月4日、5日で開港13周年のイベントを開催して、2日間で7,000人近いお客様に御来場していただきました。
 今後、運営権者はもとより空港周辺の8市2町とも連携し夏休みの時期や空の日の頃、あるいは年末年始、そして2月23日の富士山の日のあたりに地元のゆるキャラが登場するイベントを開催したいといったことも含めて集客に取り組んでまいります。
 空港3階に山梨県と共同で空のしおりという施設を設置しておりますけれども、その中でも8市2町の一押しの製品や旬な情報などを発信して集客に努めてまいりたいと思います。3番委員の地元菊川市にも御協力頂いて10月に展示をしたいと思っております。
 このほか、4月に空港西側の県有地を地元のNPO法人に貸し出して最近人気のキャンプのイベントが2回ほど開催されたところでございます。2回で200人を超える方に参加していただき非常に好評だったと聞いておりまして、空港の新しい可能性もちょっと感じたところでございます。
 今後とも、このような取組を続けて空港の魅力の向上、にぎわいづくりに努めてまいりたいと思います。

○宮城委員
 この間、昔で言う旧車ですかね、すごい昔の車を集めてやっていました。あれだけ広い土地があるといろんなイベントができると思います。
 うちのほうではポンポン、昔で言うカブが200台ぐらいと、それ以上の方が集まってくれました。そういったイベントを知恵を出して頑張ってやってもらいたいと思います。

 次の質問に移ります。
 静岡県パラスポーツ推進協議会の設置についてお伺いします。
 私も去年、パラスポーツの大会に参加させてもらいましてボッチャ、車椅子バスケットボールを本当に楽しくできました。そんな中で県としてこれをどのように広げていくか。
 私の地域中東遠では、掛川市がボッチャの協会をつくり頑張っております。うちの町でもボッチャの道具を買おうとしましたところ6万幾らすると。じゃあその予算をどこから持ってこようかということで、皆さんに寄附を頼んでいるところでございます。
 そういったものをスポーツ協会に預けて、障害を持っている方、お年寄りの方や子供、みんなでスポーツをしようという雰囲気づくりを期待しております。
 その中で、県はどのようにこれから考えていくのかお伺いします。

○大村スポーツ振興課長
 パラスポーツ推進協議会の今後の進め方についてお答えいたします。
 先月31日に行いました第1回会議では、障害者スポーツの裾野拡大、パラアスリートの発掘・育成・支援、ハード・ソフトの機能の検討の3つのテーマを掲げて各委員やアドバイザーの方に御意見を伺ったところでございます。
 それぞれのテーマにつきまして、パラスポーツ情報センターの創設、パラスポーツに関する情報の一元化及び相談機能の充実、スポーツ医科学センターの創設、パラスポーツ優先施設の整備などそれぞれの立場から幅広く御意見を頂いたところでございます。
 今後は、来年3月に予定しております最終報告の取りまとめに向けて、協議会事務局であります県と県障害者スポーツ協会が中心となって作業部会を設置して委員との意見交換をはじめ先進事例の現場視察を行って、その成果や課題を参考にしながら検討を進めていきたいと思っております。
 8月末をめどに開催予定の第2回会議では、中間報告として推進策の骨子を取りまとめていきたいと考えております。中間報告のうち県として着手可能なものにつきましては速やかに取り組んでいくとともに、制度の創設や来年度予算が必要なものについては来年度予算に反映されるように取り組んでいきたいと考えております。

○宮城委員
 この間、理学療法士の方、病院の先生の方ともお話ししまして、病院でもそういったリハビリを兼ねたことができるんじゃないかと提案を頂いております。
 とにかく一人じゃなくてみんなでできるスポーツなので、まず県でこうやったらいいよっていう方法を提案してもらいますと各市町でもやりやすいと思いますので、ぜひともそういった提案をして、リハビリにもなる、高齢者の福祉にもなる、子供たちの遊びにもなる大会を県が自ら主導して開いてもらいたいと思います。質問は以上で終わります

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