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委員会会議録

質問文書

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令和4年12月13日逢初川土石流災害検証・被災者支援特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:西原 明美 議員
質疑・質問日:12/13/2022
会派名:自民改革会議


○西原委員
 本日はありがとうございます。
 私から何点か、一問一答で質問をさせていただきたいと思います。
 9月18日の静岡新聞を拝見いたしまして、県の対応検証不十分、委員主導のヒアリングできずと出ておりましたので、今回の検証委員会の運営方法、取り回しの点についてお伺いしたいと思います。
 まず初めに、検証委員会の議事録を見ますと、2回目までは議事録の扱いについて非公開とするルールで開催されていますが、2月に急遽、知事の意向で、議事録については全て公開する扱いに方向転換されております。
 先日の委員会においても、青島委員長及びほかの委員からも、そのとおりであると聞いていますが、まず、出石先生の認識も、それで間違いがなかったかどうか、確認をさせてください。

○出石稔氏
 そのとおりです。

○西原委員
 それにもかかわらず、4月28日、また5月11日に行われました、委員と事務局職員の協議に係る議事録については公開されていません。この内容について、どのようなことが協議されたのか、お伺いしたいと思います。

○出石稔氏
 最終報告書の作成に向けての原案から最終的にまとめるまでの案の経過といいますか、その取りまとめを議論するための会と認識しております。

○西原委員
 その議事録が公開されない点についてはどのようにお考えですか。

○出石稔氏
 私自身は、あまりそれてはいけないんでしょうけれども、こういう議事録関係は全て公開すべきだと思っています、この会に限らず。よほど、プライバシーに関わること以外は、本来は公開すべきだと思っていますし、よく、公開されてしまうと議論で発言が制約されるなんてありますが、そんなことは、このメンバーではないと思いますから、全て私は公開すべきだと、もともと思っていました。
 今回、その非公式の会議自体も議事録を破棄してしまった云々というのは、正直、知りませんでしたし、出さないといいましょうか、それがないということはやはり私は、妥当ではないと思います。

○西原委員
 検証委員会を検証する中で、その議事録が破棄されたこと、また、公開されないことに対しては私たちも少し疑問に思っているところです。
 あわせて、先ほどのインタビューの中にも、県から早急にこれをまとめるようにということで、報告書の検証期間が限られたということでありましたけれども、本来、検証委員会は独立しているべきであり、また、そこに県の意向を踏まえる必要はなかったのではないかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

○出石稔氏
 まず端的に言うと、県の中というんですか、事務局が置かれて、知事から要請されて第三者委員会で議論しているということ自体が、独立って言えるのでしょうか。だから、独立していると私は思っていません。第三者委員会であるのは間違いないですが、そのインタビューでも申し上げていますし、今後も質問があるかもしれませんが、そうすると、それがある程度、事務局、あるいは県とは言いませんが、県の流れを受けたものであること自体は、これはやむを得ないというか、厳然たる事実だと思います。
 ですので、知事から年度内に報告書を出せと言われたら、それに沿うように検討するのが我々の役割だと思いました。ただし、年度内はあまりにも拙速であると。そして、かつ熱海市から資料が出てきていないのに、出すことはおかしい。これは委員全員が言いました。それで、確かにもう1つの検証委員会はもっと時間をかけているじゃないかという議論はあるかもしれないけれども、極力、やはり県といいましょうか、災害1年以内には出さなければいけないと我々も思っていましたし、そこは県の意向に沿ってということではないけれども、ある程度、知事の考え方等には配慮してあげなければいけないのではないかと私は思っていました。

○西原委員
 先ほど、熱海市の資料が出ていないので拙速ではないかとお話がありましたけれども、それ以外に委員の皆さんの中で、この時期が早いことに対して何か御議論はございましたでしょうか。

○出石稔氏
 そうですね、とにかく年度内に報告書を仕上げるのは、これは無理だと。やるべきではないということだけは、もちろん一致していました。
 中間報告の段階で、ほとんど県の資料を基にしか出しようがなかったし、それに熱海市のいろいろ出てきた資料を含めて出すことになっていて、今思えば、熱海市からその後、指摘が大分ありましたことも考えてみれば、熱海市からいろいろなものが示された後、それをさらに吟味してやるべきだったかなと私は思っておりますけれども、そのときに中間から最終の報告書をまとめるに当たってのスケジュールの中で、もう少し時間をかけるべきだったという意見は、私も含めて出ていません。

○西原委員
 先ほど自己紹介の中で組織文化というお話もありましたけれども、今回の検証委員会、時間がすごく短い。確かに熱海市から資料が出てこない中で検証を進めるので、先ほど、多分、出石先生御自身の本意ではない、独立はしていない、知事の意向の中で、それに応えていかなければいけないというニュアンスとして受け止めたんですけれども、その点について、もう一度、本来あるべき姿をどのようにお考えか、伺ってよろしいでしょうか。

○出石稔氏
 非常に難しい質問だと思うんですけれども、国のいろいろな検証委員会などでも、やはり同じような議論をされていますよね。やはり当事者の中に置いたら、どうしてもこうなってしまうと思います。それこそ例えば議会に置くとか、あるいは、少なくとも県と熱海市の両方で立ち上げて、事務局を両方の職員でもいいです。公募というのもよく分からない、事務局が公募ということ自体が、最近知った話なんです。
 独立委員会ではなくて、県が立ち上げた第三者委員会として私は捉えておりました。なので、やはり独立させるなら独立させた形にしないと。

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