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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年決算特別委員会総務分科会 質疑・質問
質疑・質問者:廣田 直美 議員
質疑・質問日:11/01/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○廣田委員
 一括質問方式でお願いします。
 主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書276ページのイ県議会だよりの発行、インターネット等による広報のうちの県議会だよりについてお伺いしたいと思います。
 県議会だよりの魅力を高めるためにいろいろ工夫をされているように記載されておりますが、その成果をどのように捉えているか教えてください。

 2点目に、説明資料277ページの若者向け広報のうち県議会高校出前講座の実施についてお伺いいたします。
 次のページに行った先の高校名が記載されておりますが、こちらの高校をどのように選定しているのか教えてください。

○内田政策調査課長
 まず、県議会だよりについてでございます。
御自宅で月ぎめで新聞を購読されている方は急激に減っておりまして、公益財団法人の新聞通信調査会の調査では、ここ10年で23%減っているという報告もございますので、現在のように新聞折り込みで県議会だよりを手に取っていただく機会は間違いなく減ってきていると考えております。
 このような状況下で、執行部で行っております県政世論調査におきましては、県議会だよりを「よく読んでいる」と「時々読んでいる」を合わせた割合はここ5年間全年代の平均で大体三十数%程度で推移しておりますけれども、令和3年度を年代別に見ますと「よく読んでいる」、「時々読んでいる」ともに年代が上がるほど割合は高くなります。一方で特に20代以下におきましては「よく読んでいる」、「時々読んでいる」を合わせても6.5%で他の年代との差が大きくなっております。
 ただ、1回の発行で平均1,400件程度の御意見を頂戴しておりますが、内容としては県政に期待することやその記事を読んで御自身の意識に変化があったことなどについて書かれたものが多くあり、読んでいただいている方からはおおむね好評であると捉えております。
このような状況から、まずは県議会だよりを目にしていただくきっかけを増やすべく、特に順に年齢を重ねていくことを考えますとやはり若年層へのアプローチが鍵になると考えております。
 それで、令和3年度でございますが先ほどの説明にもありましたように、若者の県議会だよりの認知度をアップさせるため高校生を対象とした県議会だよりの題字コンクールを実施しました。224人の方から応募頂きまして、縦書き、横書きとそれぞれ4点ずつ入賞作品を選定しました。やはり学校名が出ますとその学校の生徒さんはもとより、その御家族、御親族といった方々の関心も引くことになりますので、県議会だよりの閲覧機会の向上には寄与したと考えております。また実際に県民の方々から高校生による題字がすばらしいとの御評価も頂いております。
 加えまして、2月の定例会号ですが、高校の新聞部による寄稿記事の掲載を行いました。これは単に寄稿記事を書いてもらうだけではなく、まず高校出前講座の形で議員との意見交換をしていただき、そこでの議論を基に高校生が自分たちの地域の未来について考えるといった内容でございました。今回は韮山高校で実施しましたけれども、生徒さんだけではなくて多くの卒業生の関心を引くことにもなったと思っておりますので、この取組の可能性はまだまだあるんじゃないかと考えております。
 そして、やはりSNSの活用を積極的にしていく必要があると考えておりますので、新しい号を発行するときにはツイッターやフェイスブックといったものにその旨を記載し、そこからホームページへリンクさせてスマートフォン版県議会だよりを見ていただくといった取組を進めており、今後も進めていきたいと考えております

 それから、高校出前講座の件でございます。
これは、18歳選挙権の移行を踏まえまして若者の政治への関心を高めるため、また県議会を身近に感じていただくために議員による高校出前講座を平成29年度から実施しております。
 選定の方法ですけれども、これまでは教育委員会や知事部局の私学振興課等を通じて県内の全ての高校を対象に希望を募っております。希望があった学校につきましては基本的に全て実施しております。令和2年度と令和3年度の前半は新型コロナウイルスの関係で実施を見送った経緯もございますが、平成29年度から令和3年度まで合計で16校、延べにしますと19回実施し1,744人の生徒さん及び84人の議員に御参加頂きました。
 事業の趣旨から申しますと、これまでに実施したことのない学校を開拓をしながら東・中・西の地域バランス、また公立と私立のバランス――静岡県の場合には公私比率が大体2対1になりますが――も考慮しながら、継続的に実施していくことがが効果的ではないかと考えております。
 県下の全日制高校だけで大体136校あると承知しておりますので、まだ実施したことのない学校がたくさんございます。今後も積極的に新規開拓を進めていきたいと考えております。
今年度は、高校出前講座のメイキング動画なるものを制作しておりますので、募集をかけたときに担当の先生にやってみようと思っていただけるような、きっかけになるような動画を募集に添えて来年度以降にやっていきたいと考えております。

○廣田委員
 県議会だよりしかり、高校出前講座しかり、若者をターゲットにしていただいて、そして議会活動の活性化につなげていきたいと私個人も思っております。高校出前講座136校全制覇できるようにぜひ取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp