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委員会会議録

質問文書

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令和2年12月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊丹 雅治 議員
質疑・質問日:12/14/2020
会派名:自民改革会議


○伊丹委員
 それでは、一問一答方式で質問させていただきます。よろしくお願いします。
 まず初めに、総務委員会説明資料の11ページ令和3年度当初予算編成方針についてになります。また部局調整案の概要です。
 この部局調整案の概要を見ますと、令和2年度当初予算よりも財源不足額が142億円拡大しております。説明資料の11ページでは、財源不足への対応として予算編成五箇条に基づいて既存事業の大胆な見直しをするとあります。この予算編成五箇条の中にはスクラップ・アンド・ビルドという考え方もあったかと思いますが、今後の予算編成作業においてどのように事業の優先化、重点化を図っていくのか、その考え方について伺いたいと思います。

○平塚財政課長
 令和3年度当初予算編成方針についてお答えいたします。
 6番委員御指摘のとおり財源不足額が昨年度より拡大しているため例年以上の歳出の見直し、歳入の確保を図っていかなければいけないと思っております。
 現在各部局から部局調整案が提出され我々が今確認、調整させていただいているところです。
 6番委員からも先ほど御説明ありましたけれども、今年は昨年お示しした予算編成五箇条に加えて見直し方針を新たにお示ししております。見直し方針では、県単独補助金の補助額や補助率あるいはいろんなイベントの実施方法の見直しといった内容を各部局にあらかじめ示しておりまして、そういった新しい方針を踏まえて見直しを図ってまいりたいと考えています。
 一方で、重点化、優先化というお話がありましたけれども、本年度は説明資料11ページ3(1)にありますとおり重点課題推進枠を設けて3点の指定テーマ――次なるリスクへの備え、フジノミクスによる経済の拡大、ふじのくにライフスタイルの創出については所要額で要求額が出ておりますので財源を重点配分します。
 その他の経費につきましては先ほどの方針に従って見直しを徹底して編成を進めてまいりたいと思っております。

○伊丹委員
 ぜひめり張りの利いた予算編成をしていただきたいと思いますが、1点県単予算ですか、県単独補助金があるんですけれど、やはりそこに関しても聖域なき既存事業見直しをぜひしっかりとやっていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 それでは次の質問に入ります。
 説明資料の12ページです。議案の97ページになりますが、議案第156号宝くじの発売についてお伺いしたいと思います。
 議案の97ページを見ますと、令和3年度の発売総額が180億円と示されていますが、この考え方をお伺いしたいと思います。
 また、説明資料では4割程度が県の収益金になるということですが、改めて県の収益金はどのぐらい見込んでいるのかお伺いしたいと思います。

○平塚財政課長
 宝くじの関係についてお答えいたします。
 まず1点目、発売限度額180億円の考え方につきましては来年度の全国の宝くじの発売計画が示されておりまして、その金額に令和元年度本県の発売シェアの実績を掛けて180億円と算定し今回御議決をお願いしているものです。
 それから2点目の収益金が本県にどれだけ入ってくるかですけれども、過去の例を見ますと8割ぐらいが発売実績となっていますので、180億円の発売限度額に対して8割ぐらいが売れたとしますと約150億円です。そのうちの約4割、60億円ぐらいは概算で収入が見込めると思っておりますけれども、現在本年度の宝くじ発売を進めていますので本年度の年間売上げ状況を踏まえて来年度幾ら計上するかこれから調整を進めてまいりたいと思っております。

○伊丹委員
 ありがとうございます。
 説明資料の12ページにもありますけれども、この収益金は県単独河川事業費や県民防災啓発強化事業費、多様な保育推進事業費等に充当されており本当に県にとって貴重な財源であると思います。説明資料の2イ減少の原因で購買層の高齢化や趣味、娯楽の多様化で減少傾向とのことですのでぜひ販売向上に向けて様々な取組を行っていただきたいと思いますが、現状県として販売向上に関してどのような取組を行っているのか、また今後どのような方針でいくのかお伺いしたいです。

○平塚財政課長
 宝くじの販売促進についてお答えいたします。
 お手元の説明資料の12ページ4販売促進の主な取組に記載してありますけれども、今年から静岡県LINE公式アカウントを広聴広報課で始めました。現在発売中の年末ジャンボなどでこのLINEを使いまして様々な宝くじの広報を行っているところです。
 それから、新たな取組としましてイ民間企業への呼びかけで、静岡県と包括連携協定を結んでいる22社の企業とは個別に面談しまして、その企業のいろんな商品や取組の中に宝くじを景品等で利用できないかお願いしております。現在のところまだ具体的に成果としてははっきり出ておりませんけれども、個別の企業さんからは商品開発への利用であるとか社員への利用を今検討していると報告頂いていますので、引き続きその取組は進めてまいりたいと思っています。

○伊丹委員
 ありがとうございます。
 LINEで発信していくことはすばらしいなと思います。民間企業へ宝くじを呼びかけていくことは、かなり効果が出るんじゃないかなと個人的には思っています。ぜひこういった取組を通じて販売向上していただきたいと思います。
 やっぱりポイントとしては、収益が県のいろいろな事業の大事な財源になっていくことをもっともっと周知していく必要があると思いますので、その辺の工夫をまたしっかりとしていただきますようお願い申し上げまして私の質問を終わりたいと思います。

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