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委員会会議録

質問文書

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令和5年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:07/05/2023
会派名:自民改革会議


○植田委員
 3番委員の関連で少しだけお話しさせていただきたいと思います。
 LGBT法案がさきの国会で成立をしましたよね。例えばのお話をしますとかつて我が国はお風呂に入るときには男女混合でお風呂に入っていた。今は男湯、女湯と分かれて入る。私の理解ですと、ひげが出て男のように見える人が、私は女なんだよという思いで下半身隠して女湯に入る。それでも罪にならないのがこのLGBT法案だと。
 そうなりますと、教育現場でまさしく今精神疾患の方がいる云々という問題がある中で、このLGBT法案があまりにも拙速に可決させれたことによって教育現場がさらに混乱することを私は今危惧しております。
 特有の歴史と文化があった我が国に、諸外国からそそのかされて無理強引に可決させられたLGBT法案と私は見ています。
 この問題についていきなりこの質問をしましたけども、池上教育長もし私見がありましたらお聞かせください。お願いします。

○池上教育長
 私は学校現場において最も配慮すべきことは、体と心の性の不一致によって苦しんでいる子供たちに対し、その苦しみにしっかり寄り添いながら学びの場に向いていけるようなサポートをしていくことだと考えております。
 私事で恐縮ですけれども、高校のときに今で言うトランスジェンダーの級友がおりました。その級友は女性として登録されていましたけれども、服装は男性的なもので、あるとき本当に涙を流しながら自分は男なんだということをみんなの前で訴えた。今でも2番委員のお話を伺いながら思い出しておりました。
 様々な現場で混乱が生じる可能性があると私も危惧する面がありますけれども、子供たちが自分が一人のかけがえのない人間として尊重されながら大事にされているその気持ちを持つことが、学校、教育の場においてはとても大事なことだと私は思っておりますので、教育の場においてこの法案がどんな意味を持つかというところについて、現時点で少なくとも私が申し上げたいのは、トランスジェンダーの状況で生きている子供たちにとって彼ら彼女らをしっかりと受け入れながら、学校の学びの場でここが自分にとって受け入れられる場所なんだという気持ちになってもらうようなサポートをしっかりとしていくことだと考えております。

○植田委員
 さすが池上教育長すばらしい答弁だと思います。
 ぜひそういう気持ちで事に当たっていただきたい。全ての教育関係者の皆さんによろしくお願いいたします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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