本会議会議録


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令和6年決算特別委員会総務分科会
決算等の説明 【 当局側説明 】 発言日: 10/29/2025 会派名:


○大石議会事務局長
 議会事務局長の大石でございます。
 令和5年度における議会事務局の主要な施策の成果につきまして御説明申し上げます。
 主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書、334ページを御覧ください。
 初めに、1主要施策の実施状況及び評価、課題及び改善につきまして御説明いたします。
 (1)定例会等の開催についてであります。
 まず、ア定例会・臨時会の開催でありますが、年4回の定例会と5月臨時会合わせて94日間の会期をもって251件の議案等の審議を行い、そのうち決議1件を否決しその他の議案等につきましては可決、同意、承認、認定いたしました。
 イ常任委員会の開催でありますが、それぞれの常任委員会に付託された議案の審査及び所管事務の調査などを行いました。開催日数は表に記載のとおりであります。
 ウ議会運営委員会の開催でありますが、各定例会及び理事会の開催に当たり、会期や議事日程、議会運営上の問題等について協議を行いました。
 次に、335ページを御覧ください。
 エ特別委員会の開催でありますが、地域公共交通対策及び子どもの孤立対策の各特別委員会は令和5年6月定例会において設置され、調査を経て令和6年2月定例会で知事に対して提言を行いました。
 また、令和6年2月に設置された盛土等の規制に関する条例等検証特別委員会は9月定例会で提言を行いました。
 令和5年9月定例会において設置された決算特別委員会では、令和4年度決算の審査を行い12月定例会で審査結果の報告後、決算を認定しました。
 次に、(2)政策調査等の実施についてであります。
 まず、ア自主調査の実施でありますが、議会活動に必要な各種情報や資料を収集、編集し、議会資料「視点」など表に記載の各種資料を議員に提供しました。
 イ受託調査の実施でありますが、議員からの依頼に基づく調査を178件実施したほか、他の都道府県議会等から依頼のあった137件の調査を実施しました。
 336ページを御覧ください。
 エ他県議会との相互連携でありますが、静岡・山梨・神奈川3県議会の相互連携を図るため、令和5年12月に山梨県において観光振興をテーマに意見交換を実施しました。
 オ議員研修会の開催でありますが、幅広い視野に立った議会活動を支援するため全議員を対象として研修会を開催しました。概要は表に記載のとおりであります。
 カ静岡協議会産業・地域振興等海外事情調査団の派遣でありますが、政策研究のため超党派の議員による調査団をマレーシア及びベトナム社会主義共和国へ派遣しました。
 ク図書室の運営でありますが、議員の調査研究に資するため本県議会関係資料や官報などの図書等を収集、保管するとともに新着図書を紹介する図書室だよりなどを発行しました。なお蔵書数及び図書の貸出し状況についてはそれぞれ表に記載のとおりであります。
 次に、337ページを御覧ください。
 (3)議会広報の推進についてであります。
 ア広報委員会の開催でありますが、議会広報の実施方針等を検討するため、議長を委員長とする広報委員会を開催し広報実施計画などについて協議しました。またこの計画に基づき各種広報活動を実施しました。
 イ県議会だより、ホームページ等による広報のうち(ア)県議会だよりでありますが、本会議の主な質疑や委員会審査の概要等を県民に周知するため紙版、点字版、音声版の県議会だよりを作成し新聞折り込み等により配布しました。また県議会だよりの魅力を高めるため、写真コンクール、題字コンクール等を実施しました。発行状況は表に記載のとおりであります。
 (イ)ホームページでありますが、県議会に関する情報をより早くより広く提供するため県議会ホームページで本会議の生中継をするなど各種コンテンツを掲載しました。主なコンテンツは表に記載のとおりであります。
 338ページを御覧ください。
 ウ若者向け広報のうち、(ア)SNSによる情報発信でありますが、県議会公式Xや広聴広報課が運営しているSNSを活用し県議会を身近に感じてもらえるよう情報発信に努めました。
 また、(イ)に記載のとおりXのアカウントを周知するためフォローキャンペーンを新たに実施しました。
 このほか、若者の政治への関心を高めるため、(ウ)の表に記載のとおり議員が高校に出向いて行う県議会高校出前講座を実施したほか、339ページの(エ)に記載のとおり、地元大学と連携した大学生との意見交換会を表に記載のとおり実施しました。
 さらに、(オ)若者向け広報動画の配信として高校出前講座等の動画を作成し、ホームページで配信しました。
 340ページを御覧ください。
 エふれあい親子県議会教室の開催であります。
 夏休みの社会学習の一環として小学校4年生から6年生までの児童と保護者を対象に開催し、議員との交流等を通じて県議会に対する理解の促進に努めました。
 オ傍聴の促進でありますが、県議会だよりやホームページ等で傍聴を呼びかけるとともに、傍聴者向けのパンフレットを作成し配布しました。傍聴者数は表に記載のとおりであります。
 (4)地方議会活動の在り方等の調査研究についてであります。
 ア議会運営等改善検討委員会でありますが、議長の諮問を受け議会運営上の諸課題に関する協議、調整を行うもので、令和5年度は3回開催し議会の会期見直し等6項目について協議を行い意見不一致との調査結果を議長へ答申しました。
 341ページを御覧ください。
 イ議員選挙区等調査検討委員会でありますが、令和5年度は5回開催し、行政区再編に伴い浜松市の選挙区を中央区と浜名区、天竜区とし、中央区を12人、浜名区、天竜区を3人の配当定数とする内容の答申を行いました。
 その結果、2月定例会において浜松市の新行政区及びその定数を定めるための条例改正案が可決されました。
 (5)議長公務の支援についてであります。
 都道府県議会における共通の課題等を協議するため、各種議長会等について議題の調整などを行いました。また県執行部、公益団体等が主催する行事等へ正副議長の出席するための支援を行っており、令和5年度は288回に及ぶ行事等に対応しました。
 次に、(6)議員に関する事項についてであります。
 ア政務活動費の交付でありますが、議員の調査研究等に資するため、政務活動費を各会派に交付しました。また各会派から提出された収支報告書等につきましては閲覧に供するとともに、県議会ホームページ上で公開しました。
 イ議員の資産等公開でありますが、資産等の公開に関する条例に基づき議員の資産等補充報告書等を閲覧に供しました。
 予算の執行実績についてであります。
 344ページを御覧ください。
 まず、歳入決算状況についてでありますが、表の最下段の合計欄にありますように予算現額298万9000円に対し調定額は283万1000円余、収入済額も同額の283万1000円余であります。収入の主なものは会計年度任用職員の保険料負担金であります。
 次に、345ページを御覧ください。
 歳出決算状況であります。
 表の最下段の合計欄にありますように、予算現額19億1772万8000円に対し支出済額は18億5495万9000円余で、不用額は6276万8000円余であります。支出の主なものは第1目議会総務費では議員報酬や事務局職員の給与、第2目事務局費では議会運営費の中の政務活動費であります。不用額の主な内容は、政務活動費の返納分であります。
 以上が議会事務局の主要な施策の成果の概要であります。
 以上で私からの説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○勝俣委員長
 以上で当局側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 では、発言願います。

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