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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年11月逢初川土石流災害検証・被災者支援特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:相坂 摂治 議員
質疑・質問日:11/11/2022
会派名:自民改革会議


○相坂委員
 4月28日と5月11日の二度、非公開で行われたと思いますが、このときに、先ほど小教授からお話があった4月20日に熱海市の論点が新しく提示されたということでしたが、これが問題ではないかと思います。つまりこれを受けて公開、非公開を決めたのであるならば、この内容は何だったのかということになるわけです。今、9番委員の質問から委員長は公開されても何の問題もないだろうという御認識だと思いますので伺いたいですが、4月20日の時点で熱海市から上がってきた新たな論点、それに基づいて二度の非公開の会議を行って議事録を残さなかったことに、やや違和感を感じます。この熱海市から新たに提示された論点は何だったのでしょうか。

○青島伸雄参考人
 当初、事務局で我々の検討を基に、熱海市から意見が出ていない段階で作った事実関係があります。それに対して熱海市からあの資料の中にここが抜けているのではないか、これをつけ足してほしいということが出てきたわけです。それについて、これを載せるべきなのかどうか、要するに事実関係で裏づけされた意見ならば、問題点として載せればいいでしょうという議論をしたわけです。熱海市から提出された資料は、ボリュームはたくさんありました。それを全部載せるべきなのか、絞って載せるべきなのか、根拠があるものなのかという検討をしたわけです。ですから、そこの議事録が残っていない云々という議論はまた別の話でしょうけれども、我々はそういう認識の中で作業しました。

○相坂委員
 もう1点だけです。熱海市から私どもも意見聴取をさせていただいている中で、県との食い違いは、やはり最終報告書の作り方にあると思います。熱海市側の主張は、報告書の方向性がそもそも土採取条例の命令をしなかった。あくまでも土採取条例の適用に不備があったのでこの災害が起きたというトーンで終始一貫している。県側が対応すべき事項として砂防法の問題、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、いわゆる廃掃法の問題、さらには森林法の問題等が出てくる中で、熱海市側の主張としてはこうしたことの検証が少し薄かったのではないか、あるいは報告書の中の記載が薄いのではないかという議論が今なされているかと思いますが、4月20日の新たな論点として熱海市側からはこうした指摘が出ましたでしょうか。

○青島伸雄参考人
 4月28日のことですか。

○相坂委員
 その2回の非公開の委員会をやられたときです。

○青島伸雄参考人
 そのときには熱海市から出てきていません。熱海市から出てきたのは、その資料に基づいて、ここの論点があるのではないかというところです。これは私の意見ですが、要するに我々の検証委員会は、最初の2006年10月2日の手続から始まっているわけです、ここの盛り土の関係が。そこからの行政の対応について、事実関係を基に我々の検証委員会は、行政がしっかりやっていたのかどうかを検証してほしいというのがこの設立の趣意です。ですから、盛んに報道でも砂防法の関係は何もやっていないとか云々というんですけれども、私どもの委員会とすれば、少なくとも砂防法の関係は論点外なのです。

○相坂委員
 論点外ですか。

○青島伸雄参考人
 論点外です。出発点は土の採取の関係からで十分に、この結論にも書いてありますけれども、対応ができたはずなのです、砂防法云々でなくて、土採取条例の中できっちり手続をやっていけば。個人的な意見ですけれども、恐らく皆委員はそう感じて、この最終的な意見書に出てきただろうと思います。ですから、熱海市が一方的だと言うのですけれども、そもそも論としてそういう立てつけでこの委員会をつくっているものですから、私はそれは少し心外な感じはします。

○竹内委員長
 時間の関係もあります。次の質問をお願いします。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp