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委員会会議録
質問文書
令和４年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 四本 康久 議員 |
| 質疑・質問日： | 12/15/2022 |
| 会派名： | ふじのくに県民クラブ |
○四本委員
一問一答方式で１問お願いいたします。
文教警察委員会説明資料12ページに文科省の調査結果が書いてあります。13ページに行って４調査結果を踏まえた対応として、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等々専門家を活用して支援体制を充実させていくとのことですけれども、現在のスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置状況と活動状況等を教えてください。
○江本義務教育課指導監
まず、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置状況からお答えします。
スクールカウンセラーは県内全ての公立中学校区ごとに児童生徒数を踏まえ配置し、学区内の小学校を含めて支援を行っております。スクールソーシャルワーカーは政令指定都市を除く33市町に配置が完了しており、市町の学校数、児童生徒数を基にして配置実数を算出して配置しております。
次に、活動状況につきまして、スクールカウンセラーは小学校のときの子供を知っている方が中学校に回る形になっているので、お子さんを点ではなく線で捉えるように継続して支援ができる体制を整えています。
また、スクールソーシャルワーカーについても各学校と福祉機関、専門機関をつなぐなど子供を取り巻く環境に働きかけながらお子さんたちの支援に当たっております。
○四本委員
ありがとうございます。
スクールカウンセラーは心の専門家っていうんですかね。スクールソーシャルワーカーは福祉的な――特に最近はヤングケアラー、貧困、虐待、いじめ、不登校等いろんな専門的なことがあると思います。
スクールソーシャルワーカーは各校に全校配置、スクールカウンセラーは各市町の中学校区に配置されている。これで足りているんでしょうか。私は非常に足りないと聞いているんですね。例えばスクールカウンセラーを予約しても数週間ぐらいなかなか順番が来ないこと、スクールソーシャルワーカーも同じようなことでありますけれども足りているんでしょうか。その点についてお願いします。
○江本義務教育課指導監
その点につきましては10番委員御指摘のとおりで、私たち県教育委員会もこれで十分だとは考えておりません。心理、福祉の専門家としてのニーズが非常に高まっており、学校現場からも本当に必要とされていることから、今後も拡充に向けて取組を進めていきたいと考えています。
○四本委員
そうですね。ぜひとも今年度より来年度はもう少し増やしていただくことをお願いしたいと思います。例えばスクールカウンセラーは令和３年度が139人だったと伺っていますけれども、相談件数が11万件余、１人当たり1,000件ぐらいなんでしょうかね。多い人少ない人あるかもしれない。そのような中で相談を受けてどのようにフィードバックするのか、どう面倒見ていくのかはなかなか難しいのではないのかなと思います。
先週12月８日に、県議会議員と大学生の意見交換会に出席しました。そのとき大学生から言われたことがスクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーはもう常勤で各校に置いてくださいと。大学生は予算とかではなくて、自分たちが経験した中でそういう人が各学校にいてくれると非常にスムーズに相談ができるという指摘がありました。これはまさに現場の生の声だと思います。また今回当委員会にも陳情書を頂いておりますけれども、静岡県市長会からもスクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーの拡充が陳情に入っております。大変財政が厳しいところであるとは思いますけれども、児童生徒やまた高校生も同じでしょうけれども心の問題や福祉の問題は大変大きな課題だと思いますので、難しいかもしれませんけれども少しずつでも増やしていただくことを要望しまして質問を終わります。
○高橋特別支援教育課長
先ほど３番委員から御指摘がありました高等部入学変更の資料について、今から配付させていただいてもよろしいでしょうか。
○江間委員長
配付を認めます。
（資料配付）
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