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委員会会議録
質問文書
令和２年６月定例会総務委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 沢田 智文 議員 |
| 質疑・質問日： | 07/03/2020 |
| 会派名： | ふじのくに県民クラブ |
○沢田委員
よろしくお願いします。一問一答方式にて質問いたします。
総務委員会説明資料の９ページ、静岡県の新ビジョン・総合戦略の推進についてです。
６月から８月に静岡県の新ビジョンについては自己評価、そして総合戦略についてはＫＰＩの現状値、取組状況の確認とあり、今コロナ禍の中での自己評価と現状値という数値になりますが、この数値、評価をどう分析し今後どのように生かすのか伺います。
○杉山総合政策課長
新ビジョンと総合戦略の推進につきましては、いずれもＰＤＣＡサイクルにより継続的な改善を通じて効果的な政策展開を図っていくことを念頭に置いて進めてまいります。
特に、評価に当たりましては自己評価のほかに各分野の代表者による総合計画審議会をはじめ行政評価の専門家による評価、あるいは多くの県民の皆様にも御協力いただいて多様な御意見を反映する仕組みを導入しています。
こうしたプロセスを経た評価結果につきましては、県議会に御説明申し上げ御審査賜った上で施策の見直しや重点化、新規施策の打ち出しといった施策展開につなげていくことを目指しております。
なお、本年度は特殊な状況が２つございまして、１つは総合戦略です。本年度は計画の初年度ということもございますので、評価というよりはＫＰＩの最新値の確認や本年度どのように取組をスタートさせたのかといった状況につきまして取りまとめを行って、当総務委員会に御報告申し上げたいと考えています。
もう１つは、新ビジョンの評価におきましては、県の施策や進め方に多大な影響を及ぼすことが予想される新型コロナウイルス感染症の影響をどのように反映していくかです。方針といたしましては、まずその影響の把握、現状と課題の分析を徹底的に行いたいと考えております。その上でアフターコロナ、ウイズコロナ時代における施策の方向性、あるいは社会経済の潮流の変化を踏まえた施策の方向性につきまして、12月に評価書案という形で当委員会にお示しさせていただいて、今後の施策展開につなげてまいりたいと考えています。
○沢田委員
答弁ありがとうございました。
新型コロナウイルスの影響と潮流の変化に対応し、今後のスケジュールについてもこのように進められるとのことです。ぜひともいい評価、いい報告ができると期待しております。
次に、説明資料の13ページ、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う事業の見直しについてです。
先ほど７番委員からもありましたが、施設整備の見直しについて想定される施設が６か所挙がっており、現状では論点の整理をして整備内容、今後のスケジュールを検討するとのことですが、論点整理が現在どのような内容で行われているか、分かっていましたらお示しいただければと思います。
○平塚財政課長
事業見直しについてお答えいたします。
論点整理をまさに現在進行形でやっておりまして、各施設には段階があります。既に基本計画が終わっているもの、設計にすぐ入れるもの、移転や建て替えについてこれから検討するものなどいろいろあります。例えば既に基本計画があってもう施設規模などが出ているものについては施設規模が果たして妥当かどうか改めて点検し、これから在り方を検討するところについては新型コロナウイルスにより社会の在り方も変わってきていますので、そういった視点で見直しができないかとかいろんな角度からやっております。具体的なことはお答えできませんけれども、いずれにしても論点を整理して見直しの方向性の案ができたところでまた議会に御説明したいと考えております。
○沢田委員
ありがとうございます。
要望いたします。この想定される施設の中で研究センターがありますが、静岡県からの発信を考えると研究を止めてはならないと思っています。必要なところは必要な経費を充てていただければと思います。
それから、県立高校の老朽の建て替えについては、県立高校の教職員や子供たちからいろんな声が自分に届いております。ぜひとも地域の声、保護者の声、子供たちの声、教職員の声と全部を聴くとなかなか計画は進まないと思いますが、そちらも生かしながら今後の方向性を示していただければと思います。
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