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委員会会議録
委員会補足文書
令和２年４月臨時会文化観光委員会
| 議案説明 【 当局側説明 】 発言日： 04/28/2020 会派名： |
○植田スポーツ・文化観光部長
それでは、スポーツ・文化観光部関係で、４月県議会臨時会への提出議案につきまして、私からお手元に配付しました文化観光委員会説明資料により御説明いたします。
初めに議案についてでありますが、今回提出しております案件は、議案１件であります。
まず、１ページをお開きください。
第78号議案「令和２年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
今回は、新型コロナウイルス感染症対策として、国の緊急経済対策への対応や、その他緊急に予算措置が必要となった経費について補正するものであります。
スポーツ・文化観光部関係の補正予算は第６款スポーツ・文化観光費１億5810万円及び第11款教育費２億3450万円の合計３億9260万円であります。
２ページ以降に事業の一覧を記載しておりますが、今回は当部の新型コロナウイルス感染症への対応状況と併せまして各事業の説明をいたしますので、４ページをお開きください。
１の(1)県有施設につきましては４月16日の政府の緊急事態宣言を受けまして、現在各施設を閉館しております。
今回の補正予算では、文化施設、観光施設等における感染を防止するため、来館者の体温を測定することができる赤外線カメラの設置経費として文化施設における新型コロナウイルス対策事業費等２事業、計3100万円を計上しております。
また、県の要請によるイベント中止に伴い、指定管理者が利用者に返還したキャンセル料について県が補塡することとし、スポーツ施設管理運営費等３事業計1860万円を計上しております。
次に、(2)県大、文芸大等についてであります。
県立大学及び文化芸術大学では、授業開始日を延期するなど感染拡大防止に努めております。
一方で、対面授業ができない期間が長期化することに備えまして、両大学において遠隔授業の実施体制を強化するための設備事業費を助成することとし、県立大学遠隔授業環境整備事業費助成2000万円を計上しております。
次に、(3)私立学校についてであります。
県内の私立学校に対しては、感染予防対策の徹底をお願いするとともに、県教育委員会と足並みをそろえ臨時休業等の要請を実施してまいりました。
今回感染拡大防止の観点から、私立幼稚園等に対してマスクや消毒液等の購入経費を助成することとし、私立幼稚園教育支援体制整備事業費助成8050万円を計上しております。
家計所得の急変への対応につきましては、授業料の納付が困難となった保護者等に減免等の措置を行う私立学校に対する助成制度について、減免の対象となる家計急変の用件を生活保護世帯から非課税所得世帯まで緩和することといたしまして、私立学校家計急変緊急支援助成費8500万円を計上しております。
また、修学旅行費、教科書費等、学用品等の奨学給付金につきましては、家計急変者を対象に追加することとし、私立高等学校等奨学給付金助成4800万円を計上しております。
また、県からの臨時休業要請に応じた私立学校に対し給食費のキャンセル代を助成することとし、私立学校臨時休業対策事業費助成100万円を計上しております。
次の５ページを御覧ください。
(5)スポーツについてです。こちらにつきましては、スポーツイベント等の中止・延期や外出自粛が長期化する中、県民のスポーツへの関心や熱意を継続させるとともに県民の元気の向上を図ることが大変重要であります。
このため、県内アスリートによるフィットネス習慣の啓発の広報などを実施することとし、スポーツの力で県民元気事業費2150万円を計上しております。
２の(1)観光誘客及び(2)富士山静岡空港につきましては、２月補正予算において、感染拡大の収束の動きが見えた時点で観光誘客対策を機動的に展開するため３億円を予算措置したところでありますけれども、今回の補正予算におきましては、収束後を見据え、富士山静岡空港の路線の早期回復のため空港会社に対して助成することとし、就航・海外交流促進事業費8700万円を計上しております。
なお、別冊資料として主要事業参考資料をお配りしましたので、併せて御参照ください。私からの説明は以上でございます。
○中田委員長
以上で当局側の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
では、発言願います。
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