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委員会会議録

委員会補足文書

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令和2年9月情報通信技術利活用特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 09/02/2020 会派名:


○落合委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
 それでは、ここからは、今後の委員会の提言報告書の作成に向けて、委員間討議を行います。
 前回、執行部からの説明と質疑を行い、そして本日1回目の参考人からの意見聴取を行いました。参考人からの意見聴取はあと2回ございます。これらの意見聴取と今後の委員間討議を踏まえて、提言内容を固めていきたいと考えています。
 それでは、本日の参考人からの意見聴取を踏まえ、御発言をお願いいたします。
 提言に取り上げるべき事項と、提言のまとめ方に対する意見などであります。意見をお願いいたしたいと思います。

○山本委員
 ローカル5Gって実は全く知らなかったのですが、この庁舎に近隣の公的機関と協力してローカル5Gを実験で引いてみるというのも面白いのかなと思いました。

○木内委員
 まず、午前中、デジタル・ガバメントの推進についての意見聴取では、国の考える方向性の中で、県が取るべき道筋として、国の考え方としては中途半端なものを作るより、整理や地道な切り分け作業を積み重ねることが、長期的には最速でデジタル化が進む道なのではないかという観点は、今まではっきりと聞けなかったことだと思っていますし、今の県の計画の中では抜け落ちている観点かなと思いました。ぜひその点、派手には見えないかもしれないですけれども、実質的に県民利益に資することだと思いますので、ぜひ意見として取り上げていただけたらと思います。
○佐地委員
 午前中に質問をしていただいた皆さんたちの御意見で、大体県がやるべきことが見えてきた気がしたので、それをまず取りまとめていただければと思います。デジタル・ガバメントの今後の県が取り組む内容についてを、県民が安全で安心して暮らして、真に豊かさを実感できるような形でデジタル社会を実現していくという方向性の中で、幾つかの項目で県当局のほうに要請をかけていく形が非常にいいんじゃないかと思います。
 あと、午後の5Gとローカル5Gにつきましては、地域の問題解決を1つの手段として取り組む意味合いで、5Gとローカル5Gを県で強く推進していこうと。1つモデル的な話として、先ほど7番委員が言われたような形で、通信が滞ってしまう地域に対しての問題解決として、ローカル5Gが活用できないかということ。それからもう1つは、各分野ごとに5Gの活用の事例がありますので、それを県としては、先行してどういう分野で活用していくのか、また各分野ごと、取り組んでいる内容等、それから今後取り組むべき内容についてはですね、例えばICT政策課等で取りまとめていく形の要請も必要ではないかと感じております。

○田内委員
 午前中のデジタル・ガバメントの推進についてでおっしゃるとおりだなと思ったのが、CIOをしっかり改めて設置をして、そこに権限と財源をしっかり持たせるというのは、提言の方向性としていいのかなと思っています。それと関連して、ICT政策課が県庁にあると思いますけれども、部局横断的にもう少し人員も拡大して、しっかり支援を推進していく組織が必要であることも、提言の中に折り込めるのかなと思っておりますので、また御参考にしていただければありがたいです。

○木内委員
 10番委員の意見に関連してですが、ただCIOの役割として、派手な、何かITのこういうことをやりましたということではなくて、部局横断的な手続の現状把握とか、市町、県内市町の手続の現状把握とか、すぐに成果は出なくても、長期的に資する観点を持って、強力な権限がある人間が必要だと思っているので、目先のこういうシステムを作りましたみたいなことではなく、役割を明確にした上で、CIOをしっかりと設置していただきたいなと思っています。

○良知(駿)委員
 住民から行政、市町から、都道府県と、一気通貫して取り組むことが1つのポイントなのかなと思います。
4Gと5Gで決定的に違うのが、同時接続ができるというところと即時の応答があるところだと思うので、いろんなセンサーを設置して、それでアナログ的なデータを自動的に取得するという施策を、藤枝は何か積極的にやっていると伺っていますけれども、県でも例えば砂防であるとか、治水といったところで何かできたらいいんじゃないかと思います。

○木内委員
 5G、ローカル5Gを活用した地域活性化の考え方についてですけれども、多数のセンサーを用いて、それらを利活用して、今まで人間のやってきたことの延長線上ではできないことをすることが求められてくると思うんですけれども、そうなる場合、主たる課題解決のプレーヤーが、例えば地域の人たちとか、今の行政の既存の範囲を超えてくるテクノロジー企業などがやってくれないと、どうにもならないと感じています。この中で酪農の例も挙げられていますけれども、例えばドローンで動物たちの様子を管理するとなると、ドローンを飛ばすときに地域でそれが許される環境をつくっていけるかどうかとか、事業者が入ってきやすい環境を整えていく観点ですとか、例えば自動運転を行う場合に、規制緩和とか、国のその地域だけのルール設定なんかを行っていく場合には、今まで以上に国との連携とか、国との規制緩和に向けた働きかけが必要になってくると思うので、そうした観点を持って、先駆的な取組を静岡県内の課題解決に誘致する取組をぜひ行っていただきたいという意見を盛り込んでいただけたらと思っています。

○佐地委員
 情報通信技術の活用によって、静岡県が、この県庁内がどう変わるかがすごく大事だと思っていまして、具体的に言うのであれば、職員の事務事業の簡素化であったり、距離を縮めることによる人件費の削減等の効果というものも、できれば求めていければと思うんですが、いかがでしょうか。

○宮城委員
 今、3番委員が言ったんですけれども、働き方が変わってくると思うんで、午前中の奥田さんからも、大分働き方が変わっているという話がありましたので、そういったところが一番主なところになるんじゃないかと思いますので、その辺もよろしくお願いしたいと思います。

○藤曲委員
 午前中のデジタル・ガバメントの話なんですけれども、僕らは初めて国のIT戦略の内容を聞きましたが、これを県や市町の担当者が分かっていたらいいと思うんですけれども、情報を共有して、同じ認識でいかないといけないと思います。デジタルファーストって、自分たち単体でやったときには、結局、莫大な投資をしていかなきゃいけなくなってしまうので、国のシステムが、あと5年後ぐらいには下りてくるとありましたが、それに合わせて、行政手続の簡素化とか、できることを準備をしておくとか、その辺の認識を共有できるように、県、市町との連携をしっかりして、必要ならば各市町のICTの担当者が勉強して、共有できるような取組の必要性もあるんじゃないかと思います。

○田委員
 今日は新しいことを聞かせてもらったんですが、官民データの活用推進計画が策定義務であるということで、都道府県としては策定をしっかりやった上で、市町村は努力義務なんですが、一緒にやっていかないと、二度手間があったりしてきますので、人材育成も含めて丁寧にやっていく必要があります。ですので、県からしっかり情報発信をしていくことが絶対に必要だと思いましたので、そういうこともまた入れていただければと思います。

○落合委員長
 ほかにいいですか。
(「なし」と言う者あり)
 意見も出尽くしたようですので、提言報告書の作成に向けた委員間討議を終了したいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 御異議ありませんので、提言報告書作成に向けた委員間討議を終了いたします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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