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委員会会議録

質問文書

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令和2年6月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 健司 議員
質疑・質問日:06/18/2020
会派名:無所属


○大石(健)委員
 一問一答方式で数点伺わせていただきます。
 静岡で暮らす魅力発信事業費について私も伺いたいのですが、ただいまの5番委員の質問で大体イメージとしては分かりました。
 テレワークをしながら密でない空間で暮らすことを今回アピールするとのことなんですけれども、テレワーク自体はパソコンの前でやっている絵があればいいので、すぐ終わってしまうと思うんです。そうなると暮らしているところは、静岡県の大自然の中でとか、いろいろな環境に恵まれていることを映して楽しく暮らせますよとアピールしていく認識でいいんでしょうか。
 このコロナの時代ですから、何か雰囲気としてはテレワークだけをピックアップしなくても、静岡県の自然の中でいろいろな仕事がありますよといったこれまでのやり方も十分使えるコンテンツになると思うんですけれども、わざわざ差別化することをもう少し説明いただきたいと思います。

○蜷企画政策課長
 6番委員御指摘のとおり、アフターコロナの考え方ですと、密な大都市圏から密でない本県のような自然に恵まれたところで生活できる、そういった人の動きが出てくるものと考えているところであります。
 先ほど申し上げましたけれども、まずテレワークを実際にしている方にスポットを当てておりますので、テレワークをしながら趣味――家庭菜園やサーフィンを満喫するだとか――そういった趣味を満喫する方もおりますし、広い家や自然の中で家族との生活を満喫する暮らし方もできると思います。そういったところでは本県のポテンシャルを十分に発揮して――テレワークをするだけでしたらどこでもできますので――テレワークができて大都市圏に近接性のある本県で豊かな暮らしができることを特にアピールしていきたいと考えております。

○大石(健)委員
 よく分かりました。お気持ちも分かりますし、違いをアピールするにはそれでいいと思いますが、必ずしもテレワークだけが静岡県に住む理由にはならなくて、もっといろいろなことやこれまでやってきたこともあると思いますので、その両輪で頑張っていただきたいなと思ってます。

 先ほどの5番委員の質問でもありましたけれども、動画制作と広告を合わせて500万円とアバウトな感じなんですが、全部セットで発注するからこういった扱いになるかと思うんです。
 そうであるならばやはり動画公開のちょっと前か同時に広告しなければ、同じところに頼んでいる意味がないかなと先ほどのやり取りを聞いていて思ったんですけれども、それについてはどう思われますか。

○蜷企画政策課長
 6番委員御指摘のとおり同時にできる限りやりたいと思っておりますし、プロポーザル――企画提案でやっていこうと思っておりますので、委託するに当たりましては、業者とよく相談の上、最も効果的な方法でやりたいと考えているところであります。

○大石(健)委員
 分かりました。ではなるべく一緒にやっていただきたいと思います。

 消費者行政強化促進事業について1つだけ伺います。
 オンラインでは電話より詳しく資料を見せられたり、表情が分かるのですばらしいとは思うんですが、逆に言うと電話だったらいいけど、顔を見られたくない、訪問したりビデオ電話だと顔が映っちゃって自分の身元が知られるんではないかと心配される方もいると思います。
 電話でいいとの声もあり私もそう思います。チャットとかならまだ分かるんですけれども、オンライン相談を導入していくことに関してのメリット、特段のやはりこれだからと何か1つ説明いただきたいと思います。

○若月県民生活課長
 6番委員の御意見のとおり、確かに相談者の中には顔を見られたくない方はいらっしゃると思いますので、電話相談をやめるわけではありません。
 今回ステイホームを経験して世の中がオンラインでコミュニケーション取れるように変わってきていると感じている県民の方もいらっしゃると思います。電話相談からオンラインに移行するニーズは一定程度ありますし、電話相談から来所していただくのではなくてオンラインでやりますといった方もいらっしゃると思います。
 いずれにしても選択肢は1つ増えますし、相談する側を制約する話ではありませんので、県民サービスは向上すると考えております。

○大石(健)委員
 選択肢が増えるといった回答が一番適切かなと思いました。オンラインに移行してしまう、基本的にオンラインになってしまう不安もあったんですけれども、納得いたしました。

 最後に、富士山環境保全推進事業費について伺います。
 今年度富士山を開山しないことによって経費を削減するわけですけれども、中止する事業を具体的に教えていただきたいのと、開山しないことによって登山者が来ないのでごみが減ってそのお金が不要になったと思いますが、やはりまだごみや環境保全について心配があります。
 今回開山せず環境保全にお金を出さないことによって、環境が悪化するのではないかといった心配の声もあると思いますがどのように捉えているのでしょうか。

○松自然保護課長
 富士山が開山しないことに伴い中止する事業の内容と環境保全への影響についてお答えいたします。
 まず3点あります。最初の2つが同じ趣旨になります。登山者のごみ持ち帰りマナー向上対策と外来種防除マット、ブラシの設置については、5合目以上の登山者を対象に登山口付近で行う事業であります。
 ごみ持ち帰りマナー向上対策につきましては、一人一人にごみ袋を配布いたしまして、必ず持ち帰っていただくように促すものであります。昨年度は約2万1000枚を配布しております。放置ごみの防止に一定の効果があったものと考えています。
 もう1つは、登山者の衣服ですとか靴の裏に外来植物の種子が付着して5合目以上に持ち込まれないようにマットやブラシを設置する事業であります。昨年度はトータルで166キロの土砂を回収しております。
 いずれも開山しないことに伴いまして、その必要性がなくなったことから中止するものであります。中止による環境保全への影響は基本的にはないものと考えています。
 最後に植生保全活動の取りやめであります。
 これは、主催する社会奉仕団体がボランティアの参加をいただいて御殿場口付近で植樹活動を行うものであります。県の支援としてボランティアの送迎に必要となるバスの借り上げ費用を支援しています。今回の中止による影響につきましては、短期的にはこの植樹活動の計画に影響があると考えられますけれども、今後主催者の対応を踏まえつつ県としての支援について考えてまいります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp