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委員会会議録

質問文書

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令和5年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:増田 享大 議員
質疑・質問日:03/02/2023
会派名:自民改革会議


○増田委員
 分割質問方式でお願いします。
 公安委員会・所管事項等説明資料の資料4、第28号議案「静岡県手数料徴収条例の一部を改正する条例」について伺います。
 まず、手数料の積算根拠と申請から許可までの標準処理期間を確認させてください。

○久田交通企画課長
 手数料の積算根拠についてお答えいたします。
 許可の審査には書面審査、経路実地調査、自動車の確認などを要しますことから、これに伴う人件費や物件費を積算根拠に新たな申請に係る許可の手数料は7万9200円、計画の変更に係る許可の手数料は7万8500円と地方公共団体の手数料の標準に関する政令によって示されております。本県におきましてもこの政令と同額の手数料を定めるものであります。
 次に、標準処理期間についてお答えいたします。
 期間につきましては、警察庁が示す基準と同様の45日以内といたします。この場合におきまして、申請者に資料の追加提出を求めるときや道路管理者などに意見を聴取する必要があるときには、これらに要する日数を加えた期間が標準処理期間となります。

○増田委員
 ありがとうございました。
 私も本会議の一般質問で交通基盤部が進めるしずおか自動運転ShowCASEプロジェクトのことを確認させていただきました。道交法が変わるということはいよいよ自動運転に関して実現に向けた意味が具体的になってきたのかなとの思いがしております。
 ただ自動運転の車はまだ走っていないと思います。現在県が実証実験をやっているのは分かっているんですが、本条例改正後に実際そういう車が県内でも走行する可能性があるのか。私が一般質問のときに頂いた資料には、特定の空間――一般公道ではなく限られたスペースとありました。テーマパーク、裾野の「ウーブン・シティ」が入るのかは分からないんですが、自動運転の実施場所としてどういった道路、空間をイメージされているのか。参考までに教えてください。

○久田交通企画課長
 本条例改正後の県内の可能性についてお答えいたします。
 現在のところ、県内ですぐに許可の申請をしてくることはまだ認知しておりません。
 続きまして、どのような所で特定自動運行が行われるのかでありますが、経路に係る許可の基準についてお答えいたします。
 許可の基準としましては、運行が他の交通に著しく支障を及ぼすおそれがないこと、そしてもう1つは地域住民の利便性または福祉の向上に資すると認められるものであることと法令で定められております。したがいまして、これらの条件に該当しない場合には許可が認められないこととなります。

○増田委員
 昨年12月に行われた掛川での実証実験で乗車をさせていただいたときに、警察本部さんの格段の御配慮だと思いますけれどもシステムの中に信号機と連動した運行を入れていただいて、自動運転の車両が非常にスムーズに停止から発進をされて、また停車車両をよける動作や人を感知するレベルもかなり上がっているとの思いがしました。
 自動運転とは、イコールこれからも信号機と既存の警察の交通安全施設設備と連動というイメージでよかったんでしょうか。自動運転と言ってもいろいろあると思います。信号機がないところ、空間を走るケースもあると思いますけど、一般公道をまず行けるのかどうかというイメージが1つですね。それと信号機と連動というものが後々許可、システム運用できるようになるのか。少し技術的なことを確認させてください。

○久田交通企画課長
 今後の自動運転がどのように行われていくのか、信号機との連動があるのかについての御質問にお答えいたします。
 自動運転につきまして、現時点ではいわゆる一般の交通があまりない山間地の運転手を確保できない場所で、例えば高齢者を医療機関に送り届ける、買物の足といったことが想定されているところです。先ほど申し上げましたとおり、定められた条件の中でこれからどんなところを走っていけるのかが決まってくると思いますけれども、まだ未知の分野でありますのでしっかりと審査しながら、また条件となっている市町の長の意見も聞きながら進めていきたいと思っております。
 信号機との連動につきましては、まだこれからどうなるか検討されておるところですので、この場では答弁を控えさせていただきたいと思います。

○増田委員
 ありがとうございました。
 本県の自動運転の実証実験は3次元点群データを持っており、また民間企業、大学、通信業者との連携がなされていて全国でもかなり上位の進捗状況だと思います。県はまだはっきり言っていないんですが、道交法が改正されて運行条件がだんだん追いついてくれば早ければ2024年度、2025年度くらいの実用化を目指したいという気持ちであるかと思います。
 ただ、やはり安全が担保されないといけないことでもありますので、今警察さんの範疇で、東部の伊豆半島、沼津、掛川でまず実証実験をやっています。やはり高齢化率が高いところでは交通手段確保策が喫緊の課題にもなりますので、課題解決には本当に効果的で、また静岡県の売りになるような事業になるかと思います。いろいろ実験をやっているのは交通基盤部ですのでいろいろ御指導も頂きながら、かつ安全で静岡県が自動運転の先進地になるとすごくいいなという思いがあります。これからも連携して取り組んでいただきますようにお願いさせていただいて終わります。

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