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委員会会議録

質問文書

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令和2年12月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中谷 多加二 議員
質疑・質問日:12/14/2020
会派名:自民改革会議


○中谷委員
 一問一答方式でお願いします。
 先ほど8番委員がジオパークについて聞きました。物語が必要ではないかとのことで、参考までに一言申し上げたいのですが、私がけだし名言と思っている言葉があって、うそも100回言えば本当になるというものです。地域の人が言い続けるのですね。それが年月を経て、それにまつわるお菓子ができて、陶器でも何でもいいのですが置物みたいなのができて、のぼり旗ができて、30年、50年たつと日本中にある伝説、言い伝えと同等レベルのものが伊豆半島を席巻することになります。
 伊豆文学フェスティバルは今期は中止になったのですが、その向こうを張って伊豆ジオパーク創作フェスティバルという形で募集するわけです。それで表彰してあげると。それを多く積み重ねていって、やがて伊豆半島は盛大な観光客でにぎわうと。天竜の山奥でしか考えられないことを参考に申し上げておいて本当の質問に入ります。
 この1年、コロナで多くの事業が中止または延期になりました。時間がないので簡単に言いますが、静岡県立大学、静岡文化芸術大学の卒業式や入学式、ラグビーの日本代表テストマッチの対ウェールズ戦、それからSPACの忠臣蔵、障害者のスポーツ大会、高松宮妃のおひなさま展、今申し上げた伊豆文学フェスティバル、これらが中止になりました。これは主にスポーツ・文化観光部が所管するイベントの中止例ですが、いろいろな人の交流を生み出すために必要だと思って企画立案して、予算づけをして、財政的によかろうというお墨付きをもらって実行したものなのに、残念ながら成果を得ることなく中止になったとのことです。担当の部局や課の職員が本来ならばこういうことを実施して成果を上げて県民のために頑張りたいと思っていた部分があったとして――全員が思っているとは思いませんが、少なくとも過半数はいると私は信じたいです――そういう方々のモチベーションの低下が非常に気になっているのです。
 こちらは答弁を受ける側ですが、私が聞きたいのはそちら側の人たちの状況はどうなのか、まずお答え願いたいと思います。

○林政策管理局長兼総務課長
 多くのイベントが中止、延期になったことにより職員にも非常に影響が出ているという言い方はおかしいかもしれませんが、さすがに病気にはならないまでもがっかりしている面は否定できません。そういったところでまずは所属の管理職が病気対策ではないですけれども、きちんと健康状況を見ることを最低限やっていかなければいけないかと思っております。
 その後、どういったことでモチベーションを上げていくのかにつきましては、これから取り返すべく、特にオリンピックを中心にいろいろなことをやっていくのが重要であると思っております。

○中谷委員
 それで、体調管理についてはいいのですが、事業が中止になると本来職員の方々はこの期間はこういう仕事をするのだと決まっていました。それが急に目の前ですとんと戸が下りて、じゃあ私たちは何をするのですかと。その場合に職員の人たちは中止と決まった後、何をやっているのかなと思って心配するわけです。
 ちなみに、私どももいろいろなイベント等々に声をかけられることが非常に少なくなって何をしているかといいますと、私は夜さりげなく「名探偵ポワロ」と「座頭市」のビデオを見ていて、これは私にとって非常に重要な時間だと思っているわけですが職員の方々はどのようにされているのかな。

○林政策管理局長兼総務課長
 イベントがこれだけ中止になり、2番委員がおっしゃっているのはそういった仕事がなくなった職員はどうしているのかだと思います。これについてはかなりコロナ対策を打っておりますので、例えば春先から夏までコロナの対策本部が立ち上がりましたけれども、こちらに職員を応援要員として派遣したり、部内におきましても例えば私学や観光関係の業務がかなり多くなりましたので、オリンピックで担当業務がなくなっている職員を再配置するなどにより業務の繁閑を調整させていただいております。

○中谷委員
 それで今度は少し前向きにというか、これはスポーツ・文化観光部長に聞きたいのですが、現在の厄介な状況がまだ続くと言われているわけです。オリンピックはこれからだとしても、中にはひょっとしてできないのではと発言される識者の方もおいでです。来年度に向けてスポーツ・文化観光部として各種事業をそれぞれ予算立てしながら、これからの本格的な予算措置も含めて始まっていくのですが、こういうことが中止、延期になった場合、来年度4月以降はどういった状況となるのかは絶対見通せないと私は思っており、来年度の事業計画、施策立案ができるのかと心配になるわけです。
 ちなみに、6月と9月で補正予算がマイナスになった額が6月補正で13億5600万円、9月補正で6億5000万円、両方合わせて20億5000万円余となっています。これは公債費や義務的経費と違って事業費なので非常に生々しいというか影響が大きいというか、外向けに対してこういうものをやると言った事業費なので非常に重要な部分だと私は思っていまして、そういった意味を含めて植田部長、どうするのでしょうか。

○植田スポーツ・文化観光部長
 イベントが本当にたくさん中止になって、準備に尽力した職員は非常にショックだったと思います。
 その中で、私はこのスポーツ・文化観光部の使命は大きく2つあると思います。まず1つは落ち込んだ社会経済情勢をとにかく我々が先頭に立って少しでも早く回復させること。もう1つはもっと大きいところで、県民全体の意識が落ち込んでいる中で少しでも明るく元気になっていただく事業をやっていくことです。これを何度も部内の会議で皆さんと共有しました。もちろん減額したところはありますが、増額したものとしては、例えばスポーツの力で県民元気事業とか、文化プログラムのリスタート事業である「ふじのくに#エールアートプロジェクト」事業、「今こそ!しずおか!!元気旅!!!」などが出てきたのではないかと思います。
 これからも、我々が先頭に立って経済を回復する、皆さんを少しでも明るく元気にする事業を考えながら、我々がその担い手となって皆さんと一緒に少しでも静岡県が全国に先駆けて明るくなる事業を展開してまいりたいという方針で、これから当初予算にも取り組んでいきたいと思っております。

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