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委員会会議録

質問文書

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令和4年決算特別委員会文化観光分科会 質疑・質問
質疑・質問者:沢田 智文 議員
質疑・質問日:10/31/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○沢田委員
 一問一答方式にて質問いたします。
 主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書38ページ、39ページ(2)住民が芸術文化に触れる機会の拡充についてのうち、イ子どもが文化と出会う機会創出事業費についてお伺いします。
 県では、様々な子供が文化と出会う機会創出事業を展開されておりますが、令和3年度については新型コロナウイルス感染症の拡大の影響によって、31講座を予定していたふじのくに子ども芸術大学の開催が19講座中止となり、12講座の実施に至ったと記載されています。
 説明資料の143ページ子どもが文化と出会う機会創出事業費の執行率が99.1%となっていますが、19講座が中止となったのに99.1%の執行率だった理由を教えていただきたいと思います。

○小澤文化政策課長
 ふじのくに子ども芸術大学につきましては、大きく2つの事業が展開されます。
 1つは、実行委員の企画型講座で特別講座と呼んでいるもので、夏休みを中心に東部、中部、西部の3か所で著名な先生方による講座を令和3年度は17講座を予定しておりましたが、ちょうど夏休みの8月はコロナがひどかったこともございまして17講座全てが中止となっております。
 もう1つは、文化施設等の公募型講座で、7月から11月に予定していた14講座のうち2講座が夏にできなかったんですが、12講座を実施しました。
 執行率についてですけれども、説明資料143ページにございます事業の8746万円余につきましては、ふじのくに子ども芸術大学の事業と音楽プログラム・演劇プログラム2つを足して8000万円余になっているんですけれども、子ども芸術大学についてはおおむね1380万円余で、残りの7400万円余については音楽プログラム・演劇プログラムがほぼ100%実施できましたので執行率が99.1%となっております。

○沢田委員
 分かりました。
 今、音楽プログラムと演劇プログラムについて説明がありました。
 説明資料40ページに実績が示されておりますが、この音楽プログラムと演劇プログラムについて実際に希望が多かったのか、こちら側からの提案で希望を取ってもらったのか、実績は分かりますでしょうか。

○小澤文化政策課長
 音楽については静岡県文化財団に委託しております。それから演劇についてはSPACに委託してございまして、いずれも学校の希望を募って展開しているものです。

○沢田委員
 学校の希望は、実際に学校から積極的に希望されているのか、または順番で学校が引き受けているのかを知りたいんですが、そのあたりは分かりますか。

○小澤文化政策課長
 順番ではなく募集して手を挙げていただいたところを採択する形で展開しております。

○沢田委員
 分かりました。
 学校から自主的に希望が上がってくるのが理想かと思います。
 音楽プログラム・演劇プログラム、私も実際に見たことがあります。プロオーケストラとプロの演劇集団ですので、本物をじかに感じることは子供たちにとってとてもよい機会だと思いますので、魅力の発信をぜひ継続してお願いしたいと思います。

 続いて説明資料50ページです。
 文化財保存活用地域計画の作成支援について、下段の(ウ)市町支援業務に当たりますが、平成31年の文化財保護法改正により市町は域内の文化財の総合的な保存活用を図るため文化財保存活用地域計画を作成するとなっています。その下には、国の認定も受けたと書かれております。
 県は、市町の計画作成の支援を行っていると記載されておりますが、取組をどのように評価し、市町にどのような進捗の効果が出ているのか伺います。

○小坂文化財課長
 県文化財保存活用大綱策定直後の令和2年度から、文化財課内に設置した文化財保存活用サポートセンターにおいて各市町へ計画作成の働きかけや作成支援を行った結果、令和3年度に2市、今年度2市町、計4市町が現在国の認定を受けています。また13市町が準備作業を行っている段階です。
 全国の認定件数は現在78市町ですので、本県は全国的に見ても速いペースで認定が進んでいると評価しております。
 また、取組についての評価ですけれども、文化庁に認定された4市をはじめいずれの市町の計画も本県の大綱に示された文化財の保存活用の目指す姿や地域計画作成の意義を理解し、文化財の保存活用のバランスを考慮した内容となっています。いずれの計画もそれぞれの市町の歴史・文化の特徴を十分に生かしたものであり、文化庁担当者からは、先進的好事例として県外の市町に紹介するなど高い評価を得ております。
 また、地域住民への効果ですが、計画作成に当たって市町はパブリックコメントやタウンミーティングの実施、作成協議会への地域担当の参加など市民の意見を広く取り入れており、本県が大綱で目指す県民総がかりの文化財の保存活用が計画作成の場で実践されていると評価しています。

○沢田委員
 どうもありがとうございます。
 文化財については、やっぱり保存が一番だと思いますし、地域にとっては活用して観光にもつながる機会かと思いますので、積極的な市町への支援をぜひお願いしたいと思います。以上で終わります。

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静岡県議会事務局議事課

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