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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年10月・11月(閉会中)総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:11/22/2023
会派名:自民改革会議


〇中沢委員
 この問題を契機に皆さん方に自制し、しっかりと反省して変えていってほしいと思っていますので関連で幾つか質問させてください。
 そもそも何でこんなことが起きるのか考えたら、当局が首長と議会の間に入ってそれぞれ距離感が分からなくなっているから起きる現象だと思っています。国の役人を呼んで会議の内容が明らかになっておりますが、本来明らかになってはいけない情報だと思うんです。それが明らかにせざるを得ない状況になったのは誰のせいですかとなったときに、議会じゃないですからね、首長と当局が悪いからこうなっているんですからね。これを勘違いされたら困るし、我々が悪いのではない。開示すべきじゃない情報を開示せざるを得ない状況に追い込まれたのは、そちらの問題です。
 議会とコミュニケーションをしっかり取って事前に相談なり打診しながら二人三脚でやっていくか、首長も含めて皆さん方が情報の徹底管理をして他言無用の危機管理体制の中できちっと情報を防衛して相手と打合せをしていくかにしてくれないかと言いました。
 もう詰めの段階に入っています、打合せをしました、20市町からも取ります、検討段階だから全くそういう状況にありません。どっちの話を信じていいか分かりません。そんなでたらめがまかり通っていることが異常だと思わないとすれば、皆さん方も異常事態に陥っていることに気がついていない。
 自分の家や庭を探しているわけでもないし自分のポケットマネーでやっているわけでもないんだから、俺今度どこかに住もうかな、だったらこんな家がいいかなんて話の延長でやられたら困るわけです。情報管理がしっかりできていればそもそもこんなことになっていない。でも情報管理ができていないから、本来開示しちゃいけない情報を言っちゃったんじゃないかとか、本来言うべきじゃないことを協議で説明していないかとなっています。それでは首長含めてあなたたちの情報管理はどうなっているんだという話になりますよ。リスクヘッジのためには、議会との連携、コミュニケーション、相談をきちっとするべきだと思います。
 だからこれは大いに反省して、まずはこのしかるべき在り方を見つめ直した上で、すべからく事業に対してはそう取り組んでもらわないと、こんな混乱は全ての事業で起こり得ます。
 村松経営管理部理事兼財務局長の答弁を聞いていると、いかに議会を言いくるめようかとかいかに議会の連中を黙らそうかの答弁に終始しているようにしか聞こえなくなっちゃうんですよ。
 だけど我々ってそういった立場なんですか。そもそも議会は皆さんにとって邪魔な立場で、皆さんのやろうとしているのは面倒くさい奴らに対してどうやって嘘や詭弁を使いながらごまかそうかと考えているとしたら大間違いだよ。自分の立ち位置をもう一度はっきりと言ってください。

〇村松経営管理部理事兼財務局長
 説明が十分でなくて申し訳ありませんでした。
 ただ、私としては議員の皆様に繕った説明でごまかす気持ちは一切持っていないものですから、今後情報管理に気をつけつつ、議員の皆様に十分な説明をしながら十分納得していただけるような業務を進めていきたいと考えております。

〇中沢委員
 改めて伺いますが、客観的に議事録を見させていただくと、2回目と3回目の間ぐらいに実は議会に相談があってもいいんじゃないかと読み取れるものが出てきます。
 金額の問題、数字の問題、検察庁跡地に中身を絞ってきた話を一連で見ていると、2回目と3回目の間で実はこんなことを検討していて、まだ報告できるような状態にはもちろんないけれども、こういったことだけちょっと承知しておいてもらいたいと相談するタイミングが客観的に見てあったのではないかと思いますが、石川政策推進担当部長と京極経営管理部長はどう思いますか。

〇石川政策推進担当部長
 我々もいろいろな案件で、どのタイミングで議会の皆様に御説明するか考えながらやっているところであります。不十分なところもあるかもしれませんが、今回の件がどのタイミングで御説明すべきだったかは、今回の事態を踏まえて今後しっかり検証しなければいけないと思いますし、我々の仕事の在り方もしっかり反省しなければいけないと思っています。

〇京極経営管理部長
 ただいま2番委員に頂きました意見は、非常に深く反省しなくてはいけないと思っております。
 特にコミュニケーションの部分、そして情報管理の部分はしっかりと反省して考えていきたいと思います。
 2回目と3回目の間でございますけども、正直に言いますと内部的に検討がほとんど進んでいなかったので、御説明する段階にないと判断しておりました。

〇中沢委員
 意見だけ言っておきます。
 皆さん方が仕事をする上で、知事だけを見て仕事をしている限り、私たちは徹底的に行政監視機能を高めて戦うつもりです。皆さんが見なきゃいけないのは知事じゃありません。県民であり議会であることを忘れないでいただきたい。
 県民のために仕事をするのが皆さんの立場であり、私たちは県議会として皆さんの行政を監視する機能を持っているわけです。あなたたちのお客さんは知事じゃありませんからね。それだけは厳しく言っておきます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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