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委員会会議録

質問文書

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令和元年12月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐野 愛子 議員
質疑・質問日:12/16/2019
会派名:ふじのくに県民クラブ


○佐野委員
 一問一答方式でお願いします。
 私も企業局の取り組みには敬意を表します。ありがとうございます。
 藤枝高田工業団地の取り組みについて伺います。
 先ほど説明していただきましたが、さまざまな環境に配慮した造成が行われていることに敬意を表したいと思います。
 10月に長雨があったんですが、とにかく1日も早い起工を企業も藤枝市も待っていますので、工事の進捗状況は計画に比べていかがでしょうか。

○渡邉地域整備課長
 現在藤枝高田工業団地については、A工区は計画盛り土量6万立米のうち3万5千立米の盛り土工が完了しており、11月末の工事進捗率は23%、計画では23%ですので現在計画どおりに進捗しています。

○佐野委員
 天候に左右されて遅くなるのではないかと危惧していましたが、計画どおりとのことで安心しました。

 また、今後市道等が通行どめになると地元から聞いており、先ほど配慮していると説明いただきましたが、地元との調整や課題等はあるのでしょうか。

○渡邉地域整備課長
 藤枝高田工業団地につきましては、近くに住宅や住民の生活道路、学校があり通学路であることから交通安全については十分注意をしてまいりました。
 具体的には、例えば地元から要望のあったカーブミラーについて市とともに対応し、交通指導員の配置、通行どめの道路に関し事前の地元への情報提供など十分に配慮しています。
 交通安全については、住民からも非常に強く要望されていますので、引き続き要望に応えるよう頑張っていきたいと思います。

○佐野委員
 ありがとうございます。
 地元と市と連携して、いろんな取り組みを続けていただきたいと要望します。

 次に、CNF関係の資料を配布していただきました。大変注目される素材であると思っています。私も11月に行われたふじさんめっせの総合展示会に行ってきました。
 そして、磯貝氏のお話を聞いて、静岡県でCNFを進める意味が理解できた気がしました。富士の製紙工場で培った技術がCNFに大変効果的に移行できるので、ぜひ静岡県で率先して進めたいとの思いを私も強くしました。
 前にも聞いたんですが、経済産業部の新産業集積課で進めているCNFの施策と企業局で進めている企業向けの施策のすみ分けというか今後一緒になってやる方向性はないのでしょうか。

○松下企業局長
 経済産業部は基本的にCNFの実際の産業化を担っております。それから産業化しても今までは少々高くても売っていく形だったんですが、量産化に向けて本当の意味で競争力の高い分野での産業化の取り組みになっていますので、これについては技術支援センターを中心に経済産業部が一丸となってやっていくことになります。我々企業局は工業用水ユーザーのうち一部にCNFをやっている企業があり、それについてPRする冊子を継続して出しています。そのときに今後の展開を出しながら、工業用水ユーザーの中でも頑張ってくれている人たちに光を当てるといったすみ分けで極力お金をかけずにいろいろ取り上げて支援していきたいと考えています。

○佐野委員
 わかりました。
 CNFがまだ知られてないというか、一般の人には何のことかわからないといった声を聞きます。ぜひとも企業の方々に存在を知っていただいて、企業局でも開発した企業に少しでも有効で役立つ宣伝が必要かと思います。
 その周知をあらゆる機関に広めていただきたいと要望します。

 次に、次期総合戦略素案の53ページのKPI等を見ますと、はじめに企業立地件数と県外に本社をおく企業立地件数、またその下に初進出件数の項目をわざわざ立ち上げています。初進出件数も累計していけば企業立地件数になると思うんですが、新規に立ち上げた理由をお教えください。

○渡邉地域整備課長
 53ページのKPIのうち、2の県外に本社をおく企業の立地件数が県外企業の進出件数であります。
 3が県外に本社をおく企業のうち県内初進出件数、例えば富士山麓フロンティアパーク小山でいいますと、全7社が県外企業ですが、そのうち6社が県内初進出で非常に効果が大きいため区別して累計しています。
 ちなみに、現状値2014年から2018年までに累計23件の県内初進出がございます。これを1年当たりにすると、大体4件から5件になります。
 今年度富士山麓フロンティアパーク小山では、3件全てが県外企業の初進出で半分以上を企業局が占めているので非常に大きな成果だと考えております。

○佐野委員
 国の制度を活用した本社機能移転の件数とあります。県外に本社におく企業に県内に本社を移していただくのが県にとっては1番いいと思いますので、今後力を入れていただきたいと要望します。
 そして、“ふじのくに”のフロンティアを拓く取り組みの面積は先ほど指摘のとおり345ヘクタールの目標値がかけられています。
 今、“ふじのくに”のフロンティアを拓く取り組みは2期計画ではエリアと県の政策の中では言っていますよね。今までは点であちらこちらの工業用地を造成してきたんですが、2期計画ではそれらをつないで市町が推進区域として活用して戦略的に使っていく時期にきていると認識しています。
 さらに“ふじのくに”のフロンティアを拓く取り組みの工場用地をさらに広げていくと、エリアがどんどん広がって大きく西部地区にも広がる危惧しますが、企業局としてはどのように捉えているのでしょうか。

○相坂委員長
 これは“ふじのくに”のフロンティア全体のことなのでちょっと企業局では答弁しにくいと思います。造成の請負を確保してくれているところになりますから。

○佐野委員
 企業局で開発した企業用地が地域の市町やさまざまな区域と連携してエリアとなって広がっていくような県全体の発展を望んでいきたいと思います。企業局にこれからも御尽力を要望して質問を終わります。

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