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委員会会議録

委員会補足文書

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令和2年決算特別委員会
廣田厚生分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日: 11/11/2020 会派名:


○杉山(盛)委員長
 次は、厚生分科会委員長 廣田直美君。

○廣田厚生分科会委員長
 厚生分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当分科会で審査した決算は「令和元年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうち健康福祉部関係並びに「令和元年度静岡県母子父子寡婦福祉資金特別会計歳入歳出決算」外特別会計歳入歳出決算2件及び「令和元年度静岡県立静岡がんセンター事業決算」であります。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、医師確保に向けた取組の内容と評価についてただしたところ、当局からふじのくにバーチャルメディカルカレッジにおいて、医学修学研修資金を新規貸付枠上限の120人に貸与した。そのほか医学部入学定員の地域枠の拡充、医学修学研修資金利用者を対象とした講演会や県内若手医師との交流会の開催に取り組んだ。令和2年4月1日現在で、医学修学研修資金制度を利用した県内の勤務者が前年度比61人増の522人となっており、県内の医師数の増加に一定の成果を得られているとの答弁がありました。
 これに対し委員から、制度の利用者に県内にしっかりと根づき、医師として勤務してもらえるよう引き続き人材育成に取り組まれたいとの意見がありました。
 次に、令和元年度ふじさんっこ応援キャンペーン事業の実施成果についてただしたところ、子育て応援に関する市町や子育て支援団体による関連イベント等を一体的に広報する子育て応援キャンペーン外2事業を令和元年11月に集中的に実施した。本事業の実施により県民に子育て優待カードやふじさんっこ応援隊を知っていただくとともに、子育て優待カード協賛店舗及びふじさんっこ応援隊の方々の子育て応援意識を高める成果があったと考えているとの答弁がありました。
 これに対し、ふじさんっこ応援キャンペーン事業は事業の成果が見えにくく必要性を判断しづらいことから、成果に重点を置きながら事業実績を分かりやすく示すよう努めるとともに、必要性の精査に取り組まれたいとの意見がありました。
 このほか、福祉介護職の人材確保、HACCP導入支援への取組などについても質疑がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 静岡がんセンター事業の令和元年度決算において、病院事業損益で1億5700万円余の利益を計上し、対前年度比でも9500万円増となったことに対する評価についてただしたところ、収益がオプジーボやキートルーダなどの高額な抗がん剤の使用による診療単価の増により増加した。費用も高額な抗がん剤使用に伴う材料費や医師、看護師の給与費の増により増えたものの収益の伸びが費用の伸びを上回ったため利益増となったものであるとの答弁がありました。
 これに対し、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で入院患者等が減っている状況ではあるが、4月からの全床開棟を踏まえ、引き続き本県がん対策の中枢を担う高度がん専門医療の推進に努められたいとの意見がありました。
 このほか、公立病院改革プランの達成状況などについても質疑がありました。
 以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和元年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分外4件の決算につきましては、全員一致をもって、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
 以上で、分科会委員長報告を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp