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委員会会議録

質問文書

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令和2年6月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 健司 議員
質疑・質問日:06/18/2020
会派名:無所属


○大石(健)委員
 私も総合防災アプリについて、一問一答方式で2件伺います。
 先ほどの5番委員の質問とも少しかぶりますが、ダウンロード数11万5000件以上とのことで、県民365万人に対して1年間で11万5000件はかなりの実績であります。
 今回2200万円かけて単純に割ると191円くらいの経費で改修するとのことですが、これからどのように利用者を増やすのか。先ほど避難訓練等で市町に働きかけてやってもらうとのことでしたけれども、これから先もっともっと利用者数を上げていかなければ、費用対効果の意味では足りないと思います。その辺の御回答がちょっと足りなかったかなと思いましたので、私も質問させていただきます。

○吉永危機情報課長
 ただいまの御質問のとおり、ユーザーの増やし方はいろいろあろうかと思っています。今回構築する機能は避難所運営のための機能ですから、避難所運営を考慮した訓練をやるときに実際に使っていただくことが1つ。
 もう1つは、防災アプリを各委員の皆様も御利用いただいていればお分かりかもしれませんが、防災情報がたくさん入っております。これを持っていればいろいろな情報が入ってきますし、また防災の基本情報を勉強するコーナーもあります。こういったことについて、既に学校や警察署などの公的機関にチラシとポスターを配布しております。色も黄色のポスターにしまして、目につきやすい形をとっております。
 やはり人の心は、どこかで自分自身がなびいていただかないと行動に移せないと思います。私たちが狙っているのは、ふだん何げないところでああ防災アプリかと目に触れる戦略を取りまして、例えば大雨や台風が来るとか、そういった御本人が危機意識を感じたときに、じゃあやってみようかとダウンロードしていただくとか、あらゆるところで目に触れる形にしておいて、御自身が思ったところでダウンロードできるのも1つの方法かと思っていますので、そんな展開を続けてまいります。

○大石(健)委員
 大事なことだと思います。いろいろな形でテレビや新聞にもアピールしてもらって、もっともっと目につくようにしていただきたいと思います。

 もう1つだけ聞きます。
 去年の春にアプリが導入されて1年たったわけですけれども、私もすごく興味があっていろいろなホームページとかで見たり、いろいろなストア――アップストアとかグーグルプレイで見ると、すごく評価されてこれ最高だと言う方もいっぱいいます。逆に電池を物すごく食うとか、避難所を指定しようとすると台風のときはすぐ落ちてしまって使い物にならないとか、避難経路が表示されるのは最高なんだけど、距離だけで測ってるらしくて隣の市の避難所を指示されたとか、かなり不都合やいろいろな意見が出てていて、当然県にもそういった不都合が寄せられてると思うんですね。
 今回2200万円のお金をかけてさらに機能を追加した場合、落ちてしまったり、電池を食ってしまったり、いろいろシステム的な不都合が出ると思います。
 今まで1年間やってきた中で、それは随時改修しているのか。そして今までこうやっていろいろな問題を言われてますけれども、今回の大規模改修を今年度中にやる中で、ブラッシュアップというんですか、データの管理だけでなくて全体的なプログラム修正もこの2200万円には含まれてるかどうか教えてください。

○吉永危機情報課長
 6番委員御指摘のとおりいろいろな声があります。ただSNS上でネガティブな情報を入れるのは、御自身が使っていく中で思いどおりに行かないときだと想定しております。
 私たちも入力を呼びかけるページの中のグーグルプレイのレビューをたまに見たりして確認はしております。11万5000人いらっしゃって今御指摘があった事象が全てに起こるわけでなくて、これは仮ですけれども、その方がアプリを使ってるときのスマートフォンの状態の何らかの異常とは言いませんが、互換性がうまくいかない場合などもあります。
 いろいろな意見を受けて業者とその検証といいますか、本当にそうなるのか逐次確認しあっております。これはその方の一時的なものだと判断するものもありますし、御指摘を受けたものが確かにそうであれば、改修する形でやってます。
 実績として1つ例を挙げますと、ハザードマップを見るコーナーでハザードマップが色塗りしてあるんですが、従来はその色塗りを解説するページがまた別のところに行かないと見られない不都合があったわけです。そのページの中でワンボタン押しますとすぐにその色分けするページが出てくる形で改修したり、いろいろな建設的な御提案については前向きに対応させていただいております。

○大石(健)委員
 まさに色分けのところで、この色は何を示すか分からないといった声があったので、僕もそれを聞こうと思ったんですが、それはもう対応されてるということですね。随時気づいたところから直していると判断させていただきます。
 去年導入した直後に大きい台風が2つ来て、一気にそこで注目が集まって登録者も増えたと聞いておりますけれども、このレビューを読むと台風が行っちゃった後に台風の2日前の情報が急に入ってきたとか、システムだけでなくてそういった情報の出し方についての苦情もあったので、ただシステムに頼るんではなくて、入力するタイミングその他も含めてきっちりやっていただきたいと思います。
 確認ですけれども、2200万円は新しいものを付加して、今までのブラッシュアップのお金は今回入ってないということですか。

○吉永危機情報課長
 6番委員がおっしゃったとおりであります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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ファックス番号:054-221-3179

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