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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:10/06/2022
会派名:無所属


○桜井委員
 一問一答方式で、産業委員会提出資料5ページの榛南水道と大井川広域水道企業の統合に関わる実施協定の締結についてお願いしたいと思います。
 私も以前、大井川広域水道企業団に関わってきたんですけれども、榛南水道の水は大井川の表流水、あるいは伏流水、どっちの水を集水していますか。

○岩井経営課長
 榛南水道につきましては、井戸水を水源としております。

○桜井委員
 要するに伏流水、井戸水は地下水だ。これが1日2万7000トンということは毎秒0.3トンぐらい。リニアの大井川の水の問題で山梨工区から掘って静岡県の中へ入って、どうしても工事中の水が山梨県側に流れてそれがけしからんとが問題になっているんだけども、JR東海から、どうしても工事期間中に山梨県側に流れる水は毎秒0.21トンから毎秒0.12トンだと聞いております。伏流水と表流水とまた違うけどね。
 ただ、もう1つは島田市の大井川の水利権は毎秒0.2トンも返上するということですよ。いろいろな説明を見ますと、大井川広域水道企業団と今度一緒になるということで企業団の管理している榛南水道が廃止されるんですけども、それに関わる更新事業費が約160億円の削減になる。実際は幾らから160億円が削減されるのかお答えしていただきたいと思います。

○岩井経営課長
 今回のコスト削減の効果につきましては、まず榛南水道を廃止して大井川広域水道を経営をしていく想定でございますので、連結管の整備に係る事業費と統合施設に事業継続した場合の榛南水道の更新事業費とそれを比較する形でコスト削減効果を試算し160億円を出してございます。
 榛南水道を廃止せず更新する場合は、約260億円の更新事業費がかかると試算しておりまして、それが統合すると100億円程度の事業費になるので、差引き160億円のコスト削減効果があると試算してございます。

○桜井委員
 確認するけど、榛南水道だけで単独でやったら更新事業でいろいろ整備するのに260億円かかると。だけども広域水道企業団と一緒になったらほかの利益を差引いたら160億円ぐらいは削減されると。大井川広域水道企業団は別にこの削減には含まれていなくて負担はほとんどゼロと解釈していいの。

○岩井経営課長
 今回の更新統合事業に関しての大井川広域水道企業団の負担はなく、あくまでもその牧之原市と御前崎市の2市が負担することを基本としております。

○桜井委員
 令和10年の大井川広域水道企業団の要する想定水量が1万7990トン、そのうち御前崎市と牧之原市がそれぞれ負担して整備費用を賄い、撤去費用は榛南水道の現有給水能力1日2万7000トンで割り振りしてこれも払うんだと。そのときに費用は内部留保資金を充当すると書いてある。この内部留保で十分間に合うのか、間に合ったらまだ多分残金があると思うんだけども、これは大井川広域水道企業団へ行くか行かないかについてお聞きしたい。

○岩井経営課長
 撤去費用に関して内部留保資金でまずは対応し充当しますけども、榛南水道の内部留保資金が約3億円、5億円ぐらいでございまして、実際の撤去費は30億円、40億円とかかる見込みでございますので、足りない分については2市で負担していただくと考えております。

○桜井委員
 2市で負担となると、企業局はこれについて一切負担しないと解釈していいの。

○岩井経営課長
 内部留保資金をゼロにするところで精算する形になりますので、その残りの部分について企業局としては負担することはなくて、2市に御負担を頂きます。

○桜井委員
 整備費に関わる1万7990トンを割って御前崎市、牧之原市で整備費を負担してもらうんだけども、この1万7990トンは令和10年だけども、榛南の基本水量は大体使用率が53.8%で、これに2万7000トン掛けるとこの数字にはならないんだけども、令和10年だから逆に使用率が増えている形になる。2万7000トンを53.8で割ると1万4000トンぐらいになるのが1万7990トンになる。それだけの見通しが立って計算しているのか。

○岩井経営課長
 7番委員御質問の1万7990トンは、令和10年度の統合の時期ぐらいに2つのルートの連結管を使って牧之原市、御前崎市それぞれがどれぐらい水を送るかを2市から一応数字を頂きまして、それが4,880と1万3110でございます。その負担割合で2市に整備費用を御負担頂くことで、御了解頂いています。

○桜井委員
 もう1つ聞きたいけども、吉田町は、今伏流水、地下水をくみ上げて、リニアのトンネル工事の水の問題で地下水がなくなるんじゃないかと心配で、一番町長が反対しているところです。吉田町は町単独でやっていて企業団は全然関与していないのか。

○岩井経営課長
 吉田町につきましては、企業団、それから企業局も関与してございませんので、町独自で水道事業をやっていると承知しております。

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