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委員会会議録

質問文書

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令和2年5月臨時会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 澄美 議員
質疑・質問日:05/20/2020
会派名:自民改革会議


○鈴木(澄)委員
 一括質問方式で簡単に質問させていただきます。
 今日配付された資料、緊急事態措置の指定区域除外に伴う静岡県実施方針の中にふじのくに基準に基づく6段階の警戒レベルと行動制限、それから評価指標と目安のこの2つについて、まず最初に評価指標の数値が示されていますが、この根拠について質問したいと思います。どういった算出方法、根拠を示しているのかが1つ。

 それから、現時点では隣県などからの流入を抑制する人の移動についての指標みたいなものはなかなか難しいかもしれませんが、しかし一部では携帯電話会社――キャリアが情報を持っていることも含めてそういうものがこの指標になり得るのかも検討していたのかが1つ。

 それから静岡県全体の目安とのことですが、実際このコロナの関係を見ますと東部地域は神奈川県あるいは東京都といった感染症が非常に蔓延している地域からの流入を懸念している地域でありまして、そうした地域性を少なくとも県内3つくらいの中でどう見るべきかといった議論がされたのかどうか確認したいと思います。

○山田危機政策課長
 今回のふじのくに基準に基づく6段階の警戒レベルについてであります。
 本県は警戒レベル3でこの根拠になりますが、ふじのくに基準として健康福祉部で数字を把握しておりますけれども感染拡大の状況――主に1週間の新規感染者数それから感染経路不明者数等の5つの指標を使った現在の静岡県の感染状況、それから実際の医療体制――病床がどうなっているのかといった病床利用率、重症者数等を勘案しました指標に加えまして特に本県においては特定警戒都道府県である神奈川県、東京都等が非常に近いこと、それからつい少し前までは愛知県もそのような状況で西部においても危険な状況にありましたのでそういった他県の状況、それから強いて言いますと国外、今はある程度の国は入国規制がかかっているわけですけれども、そういった状況も勘案しましてこのレベル3を算出しておるところであります。
 具体的には県内におきましては今は注意の段階で新しい生活様式等で個々に感染防止対策をやっていただければあとは注意して行動してくださいといった状況にあります。ただ県外の状況はいまだに緊急事態宣言が解除されておりませんので、しかもそれが近県にあるので警戒の状況を緩めておりません。こちらの警戒レベルに基づきまして――毎週金曜日に警戒レベルの変更について検討を行いまして――県民の皆様が私はどこの県なら出ていいのかとか、県外に行ってはいけないのかと迷われることがありませんようにある程度県を分けまして、こういった県については行くのを自粛してくださいと。今現在のところ静岡県並みに移動を可とするのは山梨県のみとなっておりますけれども、他のところについては基本的に回避以上の県になっている状況で、そういったことを勘案しまして決定しているところであります。

 それから県外からの流入について携帯電話等の数字を国でも出しておりますし、本県としてもそういった数字は追いかけております。ゴールデンウイーク期間中につきましては、場所によってむらがありましたけれども、かなりの数が減っていること、それから道路の交通量の情報につきましても入っておりまして、こちらの減少率、それからJR、高速道路のインターチェンジにおける流入量の減という指標も踏まえまして現在他県からの流入がどういった状況になっているか追いかけておるところであります。

 それから、地域性でありますが、3番委員御指摘のとおり5月のゴールデンウイーク明けに今回の市町助成金の判断をいたしました時には県の西部地域においては感染者がしばらく出ていない状況で、どちらかというと産業再生、経済再生を優先すべきではないかといった風潮が非常に強かったです。一方で特定警戒都道府県いわゆる緊急事態宣言が解除されない雰囲気の中で、観光業を主体とする東部地域については県境をまたぐことが許されないことになると決定的な打撃というか商売も始められない状況下にありましたので、逆に東部地域は今回の市町独自の補助事業の実施状況にもありますとおりやはり非常に警戒が強くありました。
 県といたしましては、なかなかこのエリアを分けて――特徴は十分にウォッチしていますが――具体的な施策として、例えば県の中部地域は両方から離れているから補助金はやらないといったこともできなくて中部の一部市町においても県外客が非常に多い地域は助成するなど状況を見ながらその辺を対応してまいりたいと思っております。

○四本委員長
 説明者あるいは質問者の方も簡潔にお願いします。

○鈴木(澄)委員
 先ほど非常にいろんな状況を見ながらということですけれども、そうすると指標は今後変化していくと捉えていいですか。

○山田危機政策課長
 指標そのものにつきましては現在決めております感染者数の状況それから病床の状況、他県の状況の基準を変えずに判断いたします。しかしながら周りの環境が変わってまいりますので3番委員御指摘のとおり毎週金曜日に見直しながら国の緊急事態宣言の判断を見据えながら判断してまいりたいと思っております。

お問い合わせ

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