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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和元年12月定例会産業委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/17/2019 会派名:


○松下企業局長
 企業局長の松下です。よろしくお願いいたします。
 今議会に提出しております企業局関係の案件は、補正予算3件であります。
提出議案の詳細は、後ほど大場企業局次長から御説明いたしますので、私からは提出議案の概要及び所管事業の実施状況等につきまして御説明申し上げます。
 それでは、お手元の産業委員会提出資料の1ページをお開きください。
 1提出議案の概要についてであります。
今回の補正予算は、県の人事委員会の勧告に基づく知事部局職員の給与改定に準じて、企業局職員の給与を改定するために必要となる経費を補正するものであります。
補正金額は(2)の表にありますとおり、工業用水道事業会計が171万円、水道事業会計が167万3000円、地域振興整備事業会計が33万6000円で、合計で371万9000円になります。
給与改定の主な内容につきましては、(3)に記載のとおりであります。職員の給与の財源は、ユーザーからの料金収入であることから、これまで以上に革新的な経営改善を目標に生産性を一層向上させてまいります。
 2ページをお開きください。
 2工業用水道及び水道事業の現状についてであります。
 初めに、1工業用水道事業であります。
 柿田川工業用水道を初めとする7つの工業用水道事業の現有給水能力や契約水量等につきましては、(1)の表に記載のとおりであります。
 本年4月から10月までの実使用水量の合計は、(2)実績の表にありますとおり1億70万立方メートルで、前年同期と比べますと91%となっております。契約水量に対する使用率は65.4%であります。
 次に、2水道事業であります。
 駿豆水道を初めとする3つの水道事業の現有給水能力等につきましては、(1)の表に記載のとおりであります。
 本年4月から10月までの実使用水量の合計は、(2)実績の表にありますとおり4410万1000立方メートルで、前年同期と比べますと98.4%となっております。基本水量に対する使用率は49.2%であります。工業用水道、水道事業ともに施設更新など適切な時期を捉え、管路のダウンサイジングを初め複数の工水や水道の効率運用や統合も視野に入れて水需要との乖離解消を図ってまいります。
 3ページをごらんください。
 管路における自然災害等への対応についてであります。
 南海トラフ地震や近年多発する風水害に対応するため、施設の強靱化、早期復旧、復旧状況の見える化を3つの大原則として実効性の高い災害対策を進めておりますが、今回の台風19号による送水管の被害をうけ企業局が所管する全管路743キロメートルに対し土砂災害のおそれがある箇所の調査を急遽実施いたしました。その結果国、県が公表している危険区域に管路が埋設されている部分は139カ所で、延長にして29キロメートル、全管路延長の約4%に及ぶことが判明いたしました。
 今後、危険箇所を市町の協力を得て現地で確認し精査した上で管路更新の際には危険箇所を避けたルートの検討や地面の動きに追従し、土砂崩れにも耐え得るとされる最新型の耐震管を採用するなど全力で災害対策を進めてまいります。
 4ページをお開きください。
 4藤枝高田工業団地の取り組み状況についてであります。
 藤枝高田工業団地につきましては、現在A工区を中心に盛り土や排水構造物の工事を進めており、全体で約10万立方メートルの盛り土をするに当たり、例えばドローンによる3次元測量データを活用するなどICT施工を積極的に導入し作業効率や仕上がり精度の向上に取り組んでおります。
 また、周辺河川において絶滅危惧種であるカワバタモロコが生息しているほか、周辺道路は児童生徒の通学路等となっていることから、引き続き環境保全と交通安全に十分配慮しながら1日でも早い企業への引き渡しを目指し造成工事を進めてまいります。
 5ページをごらんください。
 5富士大淵工業団地の取り組みについてであります。
 富士大淵工業団地につきましては、現在令和5年1月の引き渡しを目指し、実施設計及び関係機関との土地利用協議を進めています。また企業誘致に係るスケジュールでありますが、市では令和2年10月から企業募集を行い、その後進出企業を選定していく予定としております。
 6ページをお開きください。
 6富士山麓フロンティアパーク小山の分譲状況についてであります。
 県境に位置する富士山麓フロンティアパーク小山は、人口減少社会を迎え激化する地域競争を勝ち抜く切り札として富士山の景観確保や大区画の分譲を準備するなど新たな工夫に取り組み、県外はもとより海外優良企業の誘致にチャレンジしてまいりました。
 この1カ月の間に、12月3日には株式会社東海ホールディングス、11月29日には株式会社アドベルと連続して土地売買契約を締結し、全10区画のうち残るは3区画となっております。株式会社東海ホールディングスは大手回転すしチェーンの鶏卵加工食品製造業、株式会社アドベルはペットボトルを原料としたプラスチックを再利用する成形材料製造業であり、ともに小山町のまちづくりに大いに資する県外企業であります。
 今回契約した2社を含め進出企業の7社は全て県外企業、うち6社が本県初進出、うち外資系2社は国内工場初進出と企業局始まって以来の分譲成果をあげております。また業種が研究開発、化粧品、医療器具、食料品製造などであることから本県が進める産業集積の推進にも大いに寄与するものであります。
 一方、採用計画では現地での新規雇用のほか約30人の転入が計画され、加えて進出企業が全て東京に本社を置くあるいは東京進出を狙い、かつ大学生が希望する職種であることから本県出身大学生の回帰の受け皿としての期待とあわせ人口減少対策にも貢献するものと考えております。
 引き続き、早期の全区画分譲に向け、経済産業部や小山町などと連携し積極的な企業誘致に取り組んでまいります。
 続きまして、美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略における次期総合戦略等の策定について御説明いたします。
 緑色のファイルをごらんください。
 次期総合戦略の素案のうち、企業局関係のW戦略ごとの具体的取り組みについて御説明いたします。
 53ページをお開きください。
 企業誘致定着のため、KPIに企業局による造成分を含めました工業用地等造成面積を掲げており、市町のまちづくりに資する産業用地確保の手段の一つとして用地造成事業を推進してまいります。
 報告事項は以上でありますが、参考資料といたしまして最新の企業局情報通信Kリリースをお配りしております。またCNFに係る企業の取り組みを紹介した記事を取りまとめ、別冊として発行いたしました。この別冊は先日富士市で開催されましたふじのくにCNF総合展示会などで配布しております。企業局の取り組みの参考にごらんください。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○大場企業局次長
 よろしくお願いいたします。
 今議会に提出いたしました12月補正予算案につきまして御説明申し上げます。
 最初に、議案に基づき概要を説明させていただき、その後議案説明書に基づき詳細を説明させていただきます。
 議案の31ページをお開きください。
 第155号議案「令和元年度静岡県工業用水道事業会計補正予算」であります。
 今回の補正予算は、知事部局に準じて実施する給与改定に要する経費の補正を行うものであります。
 議案説明書の34ページをお開きください。
 収益的収入及び支出の支出であります。
 第1款工業用水道事業費用第1項営業費用第2目配水及び給水費から第4目共用施設管理費までの合計171万円を増額補正するものであります。
 議案の33ページをお開きください。
 第156号議案「令和元年度静岡県水道事業会計補正予算」であります。
 工業用水道事業会計と同様、知事部局に準じて実施する給与改定に要する経費の補正を行うものであります。
 議案説明書の37ページをお開きください。
 収益的収入及び支出の支出であります。
 第1款水道事業費用第1項営業費用第2目配水及び給水費から第4目共用施設管理費までの合計167万3000円を増額補正するものであります。
 議案の35ページをお開きください。
 第157号議案「令和元年度静岡県地域振興整備事業会計補正予算」であります。
 工業用水道事業会計及び水道事業会計と同様、知事部局に準じて実施する給与改定に要する経費の補正を行うものであります。
 議案説明書の39ページをお開きください。
 収益的収入及び支出の支出であります。
 第1款開発整備事業費用第1項営業費用第2目一般管理費について18万円を増額補正するものであります。
 41ページをお開きください。
 資本的収入及び支出の支出であります。
 第1款資本的支出第1項建設改良費第1目開発整備費について15万6000円を増額補正するものであります。
 以上が、企業局の12月補正予算の概要であります。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

○相坂委員長
 それではここでしばらく休憩とします。
 再開は13時30分とします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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