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委員会会議録

委員会補足文書

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令和2年12月定例会総務委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/14/2020 会派名:


○佐藤政策推進担当部長
 おはようございます。政策推進担当部長の佐藤でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、お手元の総務委員会説明資料の1ページをお開きください。
 初めに、令和2年度12月補正予算の概要です。
 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症への対応や当初予算編成後の事情変化、見直し等による事業費の減額について補正するものです。
 補正予算の規模は、一般会計が10億3800万円の増額であり、累計で1兆4019億9200万円となります。
 下段の繰越明許費は、一般会計は河川改良費など4事業を変更するほか道路橋梁新設改良費など13事業を追加するものです。特別会計は、清水港施設整備費の1事業を追加するものです。
 次に、債務負担行為は農林技術研究所茶業研究センター施設整備事業設計業務委託契約など2件の変更及び東京2020オリンピック・パラリンピック関連事業や都市公園の管理運営に係る協定など22件の追加です。
 2ページをお開きください。
 一般会計補正予算の概要です。
 新型コロナウイルス感染症への対応については、4億9300万円を計上しております。インフルエンザ流行期に備えたPCR検査等を行う発熱等診療医療機関への支援や子供の居場所の感染症対策への支援、新しい生活様式に対応した文化芸術活動の支援、新型コロナウイルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金の積立てなどです。
 当初予算編成後の事情変化については、医師の労働時間短縮のための体制整備や病床数適正化のための病床削減への支援などです。見直し等による事業費の減額については、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う事業の中止、延期などによるものです。
 3ページを御覧ください。
 分析別内訳は災害復旧費1400万円の増額、投資的経費1億100万円の減額、その他の経費11億2500万円の増額です。
 4ページをお開きください。
 財源内訳は一般財源等については繰越金3600万円の増額、特定財源については国庫支出金6億6600万円の増額、繰入金3億700万円の増額、寄附金6700万円の増額などです。
 5ページを御覧ください。
 県債残高見込額です。
 一般会計については通常債を3500万円減額いたします。この結果令和2年度末の残高見込額は通常債は1兆5982億2500万円、臨時財政対策債等を加えた合計は2兆8117億1000万円となります。
 6ページをお開きください。
 基金残高見込額です。
 新型コロナウイルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金を6700万円積み立てるほか、事業費が確定した事業について予定していた1400万円の取崩しを取りやめるものです。また地域医療介護総合確保基金を3億2300万円積み立て、3億2100万円取り崩すものです。その結果令和2年度末の残高見込額は6531億6300万円、財政調整のために活用できる基金の額は237億8300万円となります。
 7ページを御覧ください。
 知事直轄組織関係の議案についてです。
 今回提出しております知事直轄組織関係の案件は、一般会計補正予算のうち知事直轄組織関係分及び別号議案1件です。議案の詳細につきましては後ほど各局長から御説明申し上げます。
 次に、所管事項について御説明いたします。
 最初は、静岡県の新ビジョンの評価についてです。
 別冊の静岡県の新ビジョン評価書案、資料1の静岡県の新ビジョン(総合計画)の評価を御覧ください。
 1目的のとおり新ビジョンに掲げる8つの政策について具体的な施策や主な取組の進捗状況と成果を評価し、見直しを行うPDCAサイクルを徹底することによって効果的に施策を展開しております。
 3今年度の評価スケジュールのとおり評価部会、パブリックコメント、総合計画審議会などで幅広く御意見を伺い、12月定例会での審査を踏まえ、2月に“ふじのくに”づくり白書として評価結果を公表いたします。
 次の資料2新ビジョン2020年度評価の概要を御覧ください。
 1、2020年度の評価方針です。
 今年度の評価は、把握できる2019年度実績等最新値に基づき実施いたしました。しかしながら新型コロナウイルス感染症により計画の進捗に影響が出ていることから、新型コロナウイルス感染症の影響があった指標を明示しております。また新型コロナウイルス感染症への対応欄を新たに設け、指標では把握できない現状と課題及びその課題解決に向けた取組状況と今後の方針を明記しております。
 今後新型コロナウイルス感染症の影響の現状と課題の分析を継続的に行うとともに、次期計画策定時には課題等の分析を通して目指す姿や新たな施策体系を構築し、それに応じて数値目標の追加、置き換えや新たな目標値の設定を行います。
 2評価の概要のうち(1)8つの政策体系では、成果指標は目標値以上、A、B、C、基準値以下の5段階で評価し、実績値が明らかになった83指標のうち目標値以上が18指標、Aが8指標、Bが32指標となり、約70%が目標達成に向け順調に推移しております。
 活動指標は二重丸、一重丸、黒丸の3段階で評価し、実績値が明らかになった301指標のうち二重丸が89指標、一重丸が138指標となり、約75%が順調に推移しております。
 (2)政策の実効性を高める行政経営は、目標達成に向けて順調に推移している指標は3分の2程度となっております。
 (3)8つの政策体系のうち2020年度評価において新型コロナウイルス感染症の影響がある指標については、現状値への影響についてイベント等の自粛や渡航制限など2020年2月から3月に生じた客観的事実に基づき、蓋然性が高いと判断できる指標等を8つの政策体系ごとにお示ししました。新型コロナウイルス感染症が現状値に影響を与えたものが35指標に及び感染症の収束が見通せない中、計画の進捗にとって予断を許さない状況となっております。
 この指標のうち、知事直轄組織が所管する成果指標の状況は8つの政策体系では3指標ありまして全てBとなっております。また政策の実効性を高める行政経営では5指標あり、目標値以上が3指標、Bが1指標、Cが1指標となっております。
 なお、8つの政策体系のうち新型コロナウイルス感染症が現状値に影響を与えたものは成果指標で1指標、活動指標で1指標の計2指標です。
 個別の指標について主なものを御説明いたします。評価書案147ページをお開きください。
 5−1(3)企業誘致・定着の推進について活動指標のふじのくにフロンティア推進区域における工業用地等造成面積につきましては、区分は一重丸となっており順調に進捗が図られております。148ページ最上段にあるとおり、ふじのくにフロンティア推進区域における事業の早期完了に向けて財政、金融、課題解決の提案や助言を行うアドバイザー派遣による支援などに努めてまいります。
 続きまして、評価書案の243ページをお開きください。
 8−2地域外交の深化と通商の実践については、成果指標に掲げる県・市町の国際交流協定等締結・調印数、地域外交関連事業による海外からの受入人数、青年海外協力隊等の国際協力ボランティア派遣者数は一部に新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものもありますが、全てBとなっており順調に推移しております。
 244ページの中段今後の施策展開1にあるとおり、新型コロナウイルス感染症の状況を注視しながら引き続き海外駐在員事務所などを活用した情報収集や発信を行うとともに、対面とウェブの併用により交流先との関係を一層強固なものにしてまいります。あわせて新たに設置する機動的新海外拠点を活用して新たな国や地域、幅広い分野において交流資源を発掘することにより、メリットのある外交を展開してまいります。
 次に、評価書案の262ページをお開きください。1現場に立脚した施策の構築・推進について成果指標のマスメディアに取り上げられた県政情報件数についてはCとなっております。
 262ページ最下段新型コロナウイルス感染症の影響及び263ページの評価・課題1にあるとおり、新型コロナウイルス感染症に関する情報発信の影響により令和元年度第4四半期の件数が前年度より大幅に増加したものの、結果としては昨年度比4.6%増の1万1402件のCにとどまっており、効果的な情報発信のより一層の推進が必要です。
 下段の今後の取組方針1にあるとおり、きめ細かい情報提供を心がけるとともに報道機関との関係強化や主体的な情報発信機能の強化を図ることで、県政への関心と信頼性の向上を図ってまいります。
 次に、評価書案の267ページをお開きください。
 (2)県民参画の促進について県に意見要望がある人のうち伝えた人の割合につきましては基準値以下となっております。
 中段の今後の取組方針にあるとおり、研修等を通じた職員の対応能力向上の取組や県民の皆様が意見を伝える手段の充実、周知など全庁的な広聴サービスの強化を図り、県民の皆様が意見を寄せやすい環境を整備してまいります。
 次に、評価書案の271ページをお開きください。
 2生産性の高い持続可能な行財政運営について成果指標に掲げる収支均衡はBで順調に推移し通常債残高、実質公債費比率、将来負担比率は目標値以上となっております。
 272ページの評価・課題2にあるとおり歳出のスリム化と歳入の確保等を進めた結果、3指標が目標値以上となりましたが、令和2年度において新型コロナウイルス感染症への対応や県税収入の減少などにより大幅な財源不足が見込まれ大変厳しい状況です。
 このため、273ページ今後の取組方針2にあるとおり今年度事業とともに来年事業についても見直しを図るとともに、大規模な施設整備事業計画について整備方針を改めて検討することで健全な財政運営の堅持を目指してまいります。
 次に、冒頭の資料2にお戻り頂きまして右側の3新型コロナウイルス感染症の影響の現状と課題及び次ページにございます4新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた取組状況と今後の方向性について全体概要を御説明申し上げます。
 まず資料2の右側3新型コロナウイルス感染症の影響の現状と課題につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、感染拡大防止策や誰も取り残さないセーフティーネットの構築など様々なリスクへの対応を講じることが必要です。また経済面でも多大な影響を受けていることから資金繰り支援や雇用情勢への対応とともに、個人消費の喚起やデジタル化の推進など厳しい経済状況への対応が求められます。さらに新型コロナウイルス感染症は人々の価値観に大きな変化をもたらしたことから、テレワークなどの新たな生活様式への対応や地方回帰の動きの強まりを機に、首都圏等から人の流れを呼び込むなど大きく変化する生活様式や価値観への対応を進めていく必要がございます。
 3ページをお開きください。
 4新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた取組状況と今後の主な方向性についてです。
 新型コロナウイルス感染症の影響の現状と課題を踏まえ、今後の方向性としてまずは県民の皆様の安全・安心を最優先に感染予防やセーフティーネットの充実、資金繰りや雇用維持の支援、安全・安心のための基盤の強化など新型コロナウイルス感染症の教訓を踏まえた次なるリスクへの備えに万全の対策を講じてまいります。
 次に、感染予防と経済の再生の両立を図りデマンドとサプライの両面から地域経済を活性化するため、個人消費の喚起や産業構造の変革などフジノミクスによる経済の拡大を推進してまいります。さらに一番右側、アフターコロナ時代において新たな価値観を前提とした新しいライフスタイルを構築するため、首都圏からの近接性、すばらしい景観、多彩な食、スポーツ・文化などの本県の強みを生かし環境整備、人の流れの創出などによりふじのくにライフスタイルを創出し、首都圏等からの人の流れを呼び込んでまいります。
 ウイズコロナ、アフターコロナ時代を見据え、リスクの高い社会経済システムに代わる持続可能な地域社会の実現を目指してまいります。
 この全体の中で、知事直轄組織に関連する部分について改めて御説明申し上げます。
 同じくこの3ページの一番右側、ふじのくにライフスタイルの創出のうち環境整備については一番下の黒ポツにありますが、人々がそれぞれに志向するライフスタイルを選択できるよう地域資源や既存ストック、新たな技術などを活用した多彩なライフスタイルが選択できる地域づくりを支援してまいります。
 その下の人の流れの創出については、2つ目の黒ポツにありますとおり地域づくりや社会貢献活動に参画したい人々のニーズを踏まえ、ポータルサイトの活用や中間支援組織の強化、育成などにより首都圏等と地域とのつながりを創出する関係人口の拡大を推進してまいります。
 3つ目にあります首都圏等から企業や人材を呼び込むためサテライトオフィスの誘致やワーケーションの情報発信を強化してまいります。
 なお、参考といたしまして4ページに新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた取組状況と今後の方向性を、8つの政策の柱ごとに取りまとめたものを添付しておりますので御参照頂ければと思います。また評価書案の所管部局を5ページ、6ページの所管委員会一覧にお示ししておりますのでこちらを御参照頂ければと思います。
 この新ビジョンにつきましては、今議会の各常任委員会における御意見を踏まえて必要な対策等を積極的に展開してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略の取組状況について御説明申し上げます。
 別冊の美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略取組状況等報告書を御覧頂きたいと思います。
 1にありますとおり、2020年3月に策定した総合戦略の計画期間は2020年から2024年度までの5か年であり、本年度は計画の初年度に当たります。このため重要業績評価指標、いわゆるKPIの現状値と初年度における地方創生施策の取組状況を取りまとめております。このうちKPIにつきましては現状値の多くが2019年度の数値であり、計画期間外であることから推移を確認する参考値として掲載してございます。
 3計画初年度の取組状況にあるとおり、こちらは5つの戦略ごとに主な取組の実施状況やウイズコロナ、アフターコロナ時代を見据えた新たな取組を掲載しております。今後現状値や取組状況を時点更新いたしまして令和3年2月を目途に公表してまいります。
 説明資料10ページのふじのくに士民協働施策レビューの開催についてであります。
 静岡県の新ビジョンに掲げる施策の着実な推進を図るため、県民の皆様から施策に対する改善提案を頂くふじのくに士民協働施策レビューを、台風14号の影響により一部日程を変更いたしまして10月11日、10月31日、11月7日の3日間開催いたしました。本年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から新しい生活様式を取り入れ、3つの密の回避をしつつオンライン参加を新たに導入いたしました。3日間で126人の県民の皆様に参加頂き、6つの施策について施策改善の提案を頂きました。主な提案は3に記載のとおりでありますが、今後施策等の改善に積極的に反映してまいります。
 続きまして11ページを御覧ください。令和3年度当初予算編成方針です。
 10月13日、各部局長に対し令和3年度当初予算の編成要領を通知いたしました。
 基本方針として、地方回帰のフロントランナーとしてウイズコロナ、アフターコロナ時代においても持続可能なふるさとふじのくにを実現すること及びコロナ禍で拡大した財源不足額の圧縮に取り組むとともに、ウイズコロナ、アフターコロナ時代を見据えた財政運営に必要な財源を確保することの2項目を示しました。
 この編成方針に基づき、各部局から提出された部局調整案の概要はお手元に配付いたしました別冊、令和3年度当初予算部局調整案の概要のとおりです。
 続きまして、12ページをお開きください。宝くじの発売についてです。
 宝くじは地方財政の資金の調達を目的に、全都道府県及び20政令指定都市が発売しており発売額の4割程度が発売団体の収益となります。
 2のとおり発売状況は令和元年度は回復基調だったものの過去5年を見ると減少の傾向にあり、令和2年度の収益金は61億4000万円を見込んでおります。
 3にありますとおり収益金は県単独河川事業費、県民防災啓発強化事業費などに活用しております。
 4にありますとおり県のLINE公式アカウントでの広報や民間企業への宝くじの景品利用の呼びかけ、宝くじ幸運の女神と連携したPRなどの取組を通じて販売促進に取り組んでおります。
 以上で私からの説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○篠原知事戦略監
 おはようございます。知事戦略監の篠原です。よろしくお願いいたします。
 私からは知事戦略局の主要事業について、お手元に配付しております総務委員会説明資料に沿って御説明いたします。
 説明資料の8ページをお開きください。
 ウイズコロナに対応した広聴の取組についてであります。
 2(1)に記載の一般広聴につきましては、新型コロナに関して県民から頂いた御意見は、関係各課と共有し速やかに対応しております。3月から10月までに頂きました主な御意見は記載のとおりです。
 (2)に記載の知事広聴につきましては、本年度4回の開催を予定しております。11月には新型コロナの感染防止対策を徹底し三島市で開催いたしました。
 次に、説明資料の9ページを御覧ください。
 ウイズコロナに対応した広報の取組についてであります。
 2(1)に記載のとおり、新型コロナウイルスの関連情報について知事記者会見等により正確な情報を速やかに発信しております。
 また、(2)イに記載のとおりこども県議会については感染防止の観点からこども議員の意見や知事等の答弁を動画に記録し、ホームページで公開する新たな手法で実施いたします。
 ウ県民だよりにつきましては、毎号新型コロナの特集を掲載しており、より読みやすい紙面とするため来年1月号からは横書きに統一した上で左開きにリニューアルいたします。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○長谷川地域外交担当部長
 おはようございます。地域外交担当部長の長谷川でございます。よろしくお願いいたします。
 私からは、初めにお手元に配付の総務委員会説明資料に沿って御説明いたします。
 13ページを御覧ください。
 地域外交の展開について、2主な取組(1)対面とオンラインの併用による交流についてであります。
 新型コロナウイルスの感染拡大により当初予定していた交流事業の多くは中止や延期となっておりますが、現在対面とオンラインを併用することにより重点国・地域を中心に関係の維持、発展に努めております。
 表最上段、中国では上海で行われた第3回中国国際輸入博覧会に県内企業3社が参加しました。各企業は会場にサンプル商品を展示しオンラインによる商談会を実施するため、9月に赴任した中国駐在員事務所長が現地でその支援を行いました。
 表中段少し下、5段目になります。インドネシアでは本県の認知度向上のため同国でプロサッカー選手として活躍した三島市出身でふじのくに観光公使である松永祥兵氏に全面協力頂き本県PR動画を制作しました。この動画は、11月の本県知事と西ジャワ州知事との間でのオンライン対談、駐日インドネシア臨時代理大使との面談の際にも話題となり、同国で広く周知頂くようお願いしているところです。
 このように、現在でも対面とオンラインの併用により各国、地域との交流を促進しております。今後も工夫を重ね、このような取組を進めてまいります。
 次に、(2)海外からの活力取り込みに向けた取組についてであります。
 人口減少、少子高齢化等により日本の経済成長が鈍化する中、今後も本県の活力を維持するために海外の人材や外国企業を取り込むことは海外とのネットワーク、情報を有する地域外交の重要な役割であります。
 特に、コロナ禍の現状では国内の大都市圏に集住している外国人からも選ばれるふじのくにとなるための環境整備が今後必要であると考えております。このため今年度中に県内外在住外国人に定期的に意見を伺うネットワークの立ち上げを図ってまいります。また併せて大都市圏在住の高度外国人材を対象に、本県への移住・定住等に関するアンケート調査を実施いたします。
 次に、地域外交局関係の議案につきまして御説明いたします。お手元の議案の5ページ及び議案説明書1ページを御覧ください。
 第134号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費第8目地域外交費(1)地域外交推進費940万2000円の減額につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により東南アジアからの研修員受入れやモンゴル長期人材受入れ研修の中止等に伴い、事業費を変更するものであります。
 私からの御説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○増田出納局長
 おはようございます。出納局長の増田でございます。よろしくお願いいたします。
 私からは、出納局関係の議案及び主な所管事務につきまして御説明申し上げます。お手元の総務委員会説明資料の23ページをお開きください。
 今回出納局から御審査をお願いしております議案は第134号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」の1件であります。お手数ですが、議案の5ページ及び議案説明書の3ページをお開きください。議案説明書3ページにより内容を御説明いたします。
 第4款経営管理費のうち下段にございます第6項出納費第3目集中事務費(1)庁用自動車更新事業費745万円の減額につきましては、庁用自動車の更新経費の契約差金について減額補正するものであります。
 続きまして、説明資料にお戻り頂き24ページをお開きください。
 会計事務及び物品事務指導検査についてであります。
 出納局では、会計及び物品事務の適正な執行を図るため、全ての所属を対象に指導検査を実施しております。10月末時点における検査の実施状況は2及び3の表に記載のとおりであり文書指示の件数は会計事務15件、物品事務1件となっております。
 文書指示事項につきましては、検査の際に改善指導を行うとともに各所属から再発防止策の報告を求めております。今後とも指導検査や研修会、相談窓口での助言等を行い出納事務の適正執行の確保を図ってまいります。
 私からの説明は以上であります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○前島監査委員事務局長
 おはようございます。監査委員事務局長の前島でございます。よろしくお願いいたします。
 監査委員事務局関係の所管事務の実施状況等について御説明申し上げます。お手元の総務委員会説明資料の25ページをお開きください。
 19令和2年度監査等の実施状況であります。
 まず、1定期監査等の実施状況についてです。前回の当委員会での報告以降9月15日から11月18日までに実施した監査について御報告いたします。
 (1)計画及び結果の表に記載のとおり定期監査として出先70か所、随時監査として8か所、臨時監査として1か所、財政的援助団体への監査12か所の合計91か所に対して監査を行い、最下段の合計欄右端に記載のとおり11件の指摘、注意の監査結果を決定したところであります。
 なお、下段の括弧書きの数字は令和2年度の累計であります。
 26ページをお開きください。
 (2)監査結果の概要です。
 ア内訳といたしましては、表の合計欄に記載のとおり法令等違反事項に該当する最も重い指摘が3件、指摘より軽微であるが改善が求められる注意が8件であります。また監査結果の内容は説明資料の27ページ以降に別紙指摘事項等の概要として記載してあります。
 これらの監査結果につきましては、12月9日に該当する機関の所属長等に対して私から伝達し改善を促し3か月以内に改善に向けた措置状況の報告を求めるとともに、監査結果の内容については県公報に登載することとしております。
 以上で私からの説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○高木知事戦略局理事兼総務課長
 総務課長高木でございます。よろしくお願いします。
 続きまして、知事直轄組織総務課関係の議案につきまして御説明いたします。お手元の議案の5ページ及び議案説明書の1ページをお開きください。議案説明書に基づきまして御説明いたします。
 第134号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費第2目知事直轄組織管理費(1)基金積立金6700万円の増額につきましては、新型コロナウイルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金への積立てに要する経費の補正であります。
 以上で私からの説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○鈴木知事戦略局長
 知事戦略局長の鈴木でございます。よろしくお願いいたします。
 続きまして、知事戦略局関係の議案につきまして御説明いたします。お手元の議案の5ページ及び議案説明書の1ページをお開きください。
 第134号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」の知事戦略局予算分についてであります。
 第2款知事直轄組織費第1項知事直轄組織費第4目知事戦略費(1)知事戦略事務費78万8000円の減額につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため幹部職員対象の講演会を中止したことに伴う経費の補正であります。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○水口政策推進局長
 政策推進局長の水口です。よろしくお願いいたします。
 続きまして、政策推進局関係の議案につきまして御説明いたします。お手元の議案の97ページ、議案説明書の48ページをお開きください。
 第156号議案「当せん金付証票の発売について」であります。
 当せん金付証票法の規定に基づきまして、令和3年度における宝くじの発売総額を180億円以内とすることにつきまして議決を求めるものでございます。
 政策推進局関係の説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

○野崎委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより知事直轄組織、出納局、監査委員関係の質疑等に入ります。
 なお、所管事務調査も併せて行います。
 では、発言願います。

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