• ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和6年3月盛土等の規制に関する条例等検証特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小長井 由雄 議員
質疑・質問日:03/06/2024
会派名:ふじのくに県民クラブ


○小長井委員
 お話を伺っていまして、非常に感激しました。建設業協会の皆さんは、本当にこの残土の処分ということを真剣に考えておられて、今、意識を持っているということがよく分かりました。
 その中でも、皆さんがおっしゃっているのは、条例があるから、残土処分が遅れるというよりも、処分場がない、ストックヤードがないから、そこが問題だとおっしゃっているように私は伺いました。したがいまして、そこのところは、私とも共通する意識でございます。そこのところは、この委員会でも議論していただかなければいけないことかと思っております。
 それで、今発注が遅れているというのは、条例の制度がなくて処分場がないからと私言いましたが、それと併せて伺いたいのは、一昨年の台風16号によって、今、入札不調はかなりあると聞いております。ここらも、発注が遅れることの1つの原因としてあるのかなと思うのですけど、その辺はいかがでしょうか。

○土屋参考人
 発注の遅れの話は、本当に地域性という話をしましたけれども、今台風の影響を受けているところは不調が続いていますが、逆に東部などは、全然そういう状況にはない。ですからそれが遅れている要因ではないと思っています。
 要は、今回のことを踏まえて、まずリサイクルしなさい、工事間流用をしなさいというのが、この条例の流れの中で出てきた方針なんです。その方針を執行する過程で、まずリサイクル、工事間流用を検討することに時間を要していまして、なかなか発注に至らないということが大きな要因だと思っています。

○小長井委員
 特に中部、静岡市は台風の影響も大きいものですから、入札不調が頻発しているようでございまして、そのことを私も申し上げました。
 それと先ほど出雲参考人から、トレーサビリティのお話が出ました。これを制度化することによって、盛土を処理することが、円滑に運用できるような体制をおっしゃったと私は理解しましたが、非常にここのところは重要ではないかなと思っております。
 午前中の当局側の説明にも、発注元が最終処分のところまで管理監督するという状況に、法の中でなってくると説明がありましたけれども、これがしっかりとした制度化されていけば、多分、我々の心配するところもかなり減るのかなと思いました。ありがとうございました。

○出雲参考人
 ぜひしっかり決めていただきたい。今、特定の危険なものなどは、本当に追っかけてくるのですよ。例えこれだけでもしっかり密封して、県外まで追っかけています。それは極端にせよ、土だってそのぐらいまでするためには、処分場をしっかり作りたいと。そういうことです。その辺、分かっていただければ、お願いいたします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp