本会議会議録


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令和6年3月12日盛土等の規制に関する条例等検証特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 彰彦 議員
質疑・質問日:03/12/2024
会派名:公明党静岡県議団


○山本(彰)委員
 御説明ありがとうございました。
 何点か教えていただきたいのですが、まず、土地改良事業は、毎年の申請件数、事業は平均でどのぐらいあるのかを教えていただきたいです。

○絹村参考人
 県営、団体、全部含めてでしょうかね。
 件数でいきますと、今、手元に数字はありませんが、最近ため池の事業とかも入っておりますので県営も含めまして、30件から40件くらいはあろうかと思います。

○山本(彰)委員
 30件から40件ということで、この資料の中にある条例制定による影響というところで、負担が大きい事前準備っていうような項目、(1)にあるのですが、これ、30件から40件、もし適用除外になったので今回は大変安堵しているというお話だったんですが、実際に営農されている方の受け止め方はどんなふうに感じてらっしゃるのかを教えていただきたいと思います。

○絹村参考人
 まず、40件の中には県営、市町村営もございますので、全部ではないというところが1点ございますけれども、先ほど言いました負担が大きい事前準備についての受け止め方ですが、まず基本的に農家の方は、お金は余分に出したくないということで、大変困っていたところですが、ある地区につきましては、大分半年ぐらい説得しまして、事業をどうしてもやらなきゃいけないんだということで、負担やむを得ないということで、了解したところもあると聞いております。そこも結果的には負担はしませんでしたが、どうしても基盤整備をやらなければ農地は、もう借り手もいなくなってしまうって、耕作放棄せざるを得ないと、耕作放棄にしますともう周辺にも影響がありますし、いろんな被害も出ますので、耕作放棄にだけはしたくないという思いで負担する方もいらっしゃるというのは、現状としてありました。
 ただ、一般的には、お金を出してまでもう農業をやりたくないという思いの方もいらっしゃるというところでございます。

○山本(彰)委員
 はい、ありがとうございます。
 生産者は負担が発生することに対して、危惧されてることだと思うんですが、その中で、どういうふうに具体的に説得っていうんですか、納得してもらうのか、というところはどんなふうにお感じになってらっしゃったのかなと。

○絹村参考人
 直接私たちが説得に行ったわけではないのですが、土地改良区の皆さんはもうこういうことで、条例で決められたのでやらざるを得ないんだという説得でございます。

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