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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉本 好重 議員
質疑・質問日:10/11/2021
会派名:自民改革会議


○杉本委員
 1つ目に、盛土造成行為に係る点検についてお聞きしようと思っておりましたが、5番委員や9番委員からかなり詳しい質問があり答弁も頂いておりますので、意見と要望だけ申し上げたいと思います。
 先月、我が会派の土石流災害プロジェクトチームで崩落現場の源頭部を見てまいりました。熱海土木事務所の目視と、2ミリの動きで作動するセンサーで監視を続けているとのことで大変御苦労されていると思いましたけれども、現場からかなり近くに民家があり、生活されているのを目の当たりにして本当に恐怖を覚えました。
 9月定例会の自民改革会議代表質問で中田次城県議から盛土110番の提言がありました。やはり地域のことは地域の皆さんが一番御存じだと思いますので、盛土110番も活用して熱海のような大災害が起きることのないよう願うとともに、事業者や所有者に対しても引き続き監視の目を強めていただきたいと思います。これは要望といたします。

 もう1点は委員会資料にはありませんが、静岡県水産・海洋技術研究所浜名湖分場が所有する研究調査船「はまな」についてお伺いしたいと思います。
 「はまな」は大分老朽化していると聞きましたが、現状どうなっているのかと常に思っており、ネットでいろいろ調べてみると天皇陛下が幼少期にお乗りになったなどの情報は出てきます。
 今「はまな」がどのような現状であるか、まずお尋ねしたいと思います。

○萩原水産振興課長
 調査船「はまな」は、平成9年12月に進水し、大型の船形を生かして主に多数の調査機材が必要となる浜名湖内の水質調査や有害プランクトン調査に使用しております。年間運行日数は15日程度です。進水から23年が経過したことで老朽化が進んでおり、毎年度必要な修繕を行いながら運行しております。

○杉本委員
 ありがとうございます。
 毎年度とは、いろいろなところを毎年修繕しながら研究調査を行っているということですか。

○萩原水産振興課長
 毎年度修繕を行いながら調査を実施しております。

○杉本委員
 先ほど来いろいろ質問が出ておりますが、水産資源が減少しており、アサリ事業者も本当に大変な状況に追いやられて、今はアルバイトをしなければ生活できない方がたくさんいらっしゃいます。またアサリ事業をもうやめてしまい、アルバイトなどで生計を立てていく事業者も多くいる中で、浜名湖の水産資源減少の原因究明をもちろん既にされていると思いますけれどもさらに進めることが重要であると考えております。
 また、浜名湖は自然が豊かなところであり、私も一般質問で環境保全に対して質問させていただきましたが、浜名湖の環境を保全する意味でもさらに研究調査を進めていただきたいと思っています。
 先ほど、1年間で15日しか稼働していないとお話がありましたが、浜名湖の現状を鑑みて調査船を今後どのように活用していくのかお尋ねしたいと思います。

○萩原水産振興課長
 10番委員御指摘のとおり、アサリをはじめとする浜名湖の水産資源が減少している現状において原因追究と対策を研究するために調査船は必要不可欠なものであります。先ほど御説明いたしました「はまな」に加えて、浜名湖分場では小型で船底の浅い調査船「かもめ」も保有しておりまして、浅瀬におけるアサリやクルマエビの調査に活用しております。当面の間は「はまな」と「かもめ」の2隻の特徴を踏まえ、場面に応じた使い分けを行うとともに、必要に応じて修繕を行うことで調査業務を継続してまいります。
 一方、両船ともに老朽化が進んでおり、やがて更新が必要となることが見込まれるほか、2隻を保有し続けることによる管理費用の増大も課題となっています。このため両船の機能を集約して1隻体制に改めることも含めて、どのような調査体制が望ましいか検討を行ってまいりたいと考えております。

○杉本委員
 ありがとうございます。
 「かもめ」の存在を知らなかったので申し訳ございません。
 ただ、視察もさせていただきましたが浜名湖分場が果たす役割は本当に重要であると考えております。古くなったから新しくするというのもちょっと変なんですが、2隻に毎年修繕を加えるのはやはりどうなんだろうと思いますし、前向きに調査研究をするのであれば新しい船を造ることも考えていただくとありがたいと思います。たしか焼津市では大変立派な調査船ができ、女性乗員にも対応した船を造ったと6月定例会で伺いましたので、ぜひ浜名湖のこれからの発展に寄与するような研究調査船を県でも積極的に取り組んでいただけたら大変ありがたいと思います。
 これを要望とさせていただき、私からの質問を終わります。

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