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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年4月臨時会産業委員会
議案説明 【 当局側説明 】 発言日: 04/28/2020 会派名:


〇天野経済産業部長
 経済産業部関係の提出案件について、御説明申し上げます。
 お手元に配付いたしました資料、提出案件の概要の1ページをお開きください。
 提出案件、第78号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
 今回お諮りしております4月補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に要する経費について措置する編成方針のもと、深刻な影響を受けている事業者への支援などについて補正するものであります。
 経済産業部では93億7740万円を計上し、補正後の予算累計額は997億3254万8000円となります。分析別予算額の内訳につきましては、表に記載のとおりであります。
 2ページを御覧ください。
 経済産業部の追加支援策(4月補正予算案)につきまして、次の3ページにかけてお示ししたものであります。
 4ページを御覧ください。
 次に、新型コロナウイルス感染症に係る制度融資の拡充についてであります。
 県では、国に先駆けまして本年2月に県制度融資新型コロナウイルス感染症対応枠を設け、特に資金需要の高まる企業の年度末の決算期を乗り切っていただくため、金融支援を強化してまいりました。その結果4月17日までに8,158件、約2334億円の申込みがあり、一定の成果を上げられたものと考えております。
 今回の補正予算では、国が全国統一要件の民間金融機関による融資を実施するのに合わせまして、本県におきましても新たに融資限度額3000万円、実質無利子、無担保、保証料補助を付した国連携新型コロナウイルス感染症対応貸付を創設し、2800億円の融資枠を設定いたします。この新しい国連携制度の創設や日本政策金融公庫の融資制度が整ってまいりましたことから、現行の新型コロナウイルス感染症対応枠は保証料補助をなくし、しかしながら引き続き融資上限8000万円の、リーマンショック時を上回る改正制度で500億円の融資枠を設定いたします。
 これによりまして、両資金と合わせて融資枠は7月までの3か月間で3300億円、融資限度額は1億1000万円となり、さらなる資金需要にも対応可能となりました。
 県といたしましては、金融機関や信用保証協会と連携して本制度の積極的な利用促進を図り、中小企業の資金需要に的確に応えてまいります。制度の詳細は5ページを御覧ください。なおその他の主要事業の詳細につきましては、お手元に配付いたしました令和2年度4月補正予算主要事業概要に記載のとおりであります。
 6ページを御覧ください。
 U債務負担行為補正でありますが、利子補給に係るもの1件、損失補償に係るもの1件について、記載のとおり債務負担行為の議決を求めるものであります。
 以上が提出案件関係であります。
 次に、本日机上配付いたしました資料、県内経済の動向及び最近の雇用情勢を御覧ください。
 まず、県内経済の動向についてであります。
 4月27日に公表した県月例経済報告では、本県の景気はこのところ悪化していると判断しております。先行きにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響から引き続き弱い動きとなることが見込まれると考えております。引き続き県内外の経済動向を注視し、的確な経済・雇用対策を展開してまいります。
 次に、最近の雇用情勢についてであります。本県の本年3月の有効求人倍率は1.22倍となり、2か月連続で1.2倍台で推移しています。本年3月の県内高校、大学の卒業予定者の就職内定率は、高校生は99.6%と前年度と同水準、大学生は97.0%と前年同期比1.0ポイントの増となっております。
 続きまして議案の1ページをお開きください。
 第78号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
 6ページをお開きください。
 第8款経済産業費の補正額は、93億7740万円の増額であります。
 10ページをお開きください。
 債務負担行為補正であります。
 経済産業部に係るものは、事項番号25と26の変更2件であります。
 続きまして、内容について御説明いたします。議案説明書を御用意ください。
 11ページをお開きください。
 第78号議案「令和2年度静岡県一般会計補正予算」のうち、経済産業部関係について御説明いたします。
 第8款経済産業費のうち、第2項産業革新費第1目産業革新費の(1)のア(ア)県産品消費回復緊急対策事業費1億2000万円は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受ける農林漁業者等を支援するため、通販サイトを活用して販路拡大を図る経費の補正であります。
 第3項就業支援費第1目就業支援費の(1)のア労政会館運営費170万円は、新型コロナウイルス感染症対策のため、指定管理者が行うキャンセル料の返還に伴う減収を補塡する経費の補正であります。
 第4項商工業費第1目商工業費の(1)中小企業等危機克服チャレンジ支援事業費助成1億円は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響下におきまして、新サービスの展開等に取り組む中小企業者等の支援に要する経費の補正であります。
 12ページをお開きください。
 (2)のア工業技術研究所遠隔技術相談等環境整備事業費1650万円は、工業技術研究所に非対面、遠隔での技術相談、技術支援環境を整備する経費の補正であります。
 (3)産業経済会館管理運営費20万円は、新型コロナウイルス感染症対策のため、指定管理者が行うキャンセル料の返還に伴う減収の補塡に要する経費の補正であります。
 (4)のア中小企業向制度融資促進費助成48億5800万円は、経済変動対策貸付(新型コロナウイルス感染症対応枠)の融資枠拡大及び国連携新型コロナウイルス感染症対策貸付を創設する経費の補正であります。
 (5)中小企業災害対策保証支援事業費助成38億7000万円は、経済変動対策貸付(新型コロナウイルス感染症対応枠)に係る信用保証料の軽減に要する経費の補正であります。
 (6)の(ア)小規模事業経営支援事業費助成800万円は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受ける中小企業者等の経営相談ニーズに対応するため、専門家派遣事業を拡充する経費の補正であります。
 (イ)小規模企業経営力向上支援事業費助成1億円は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響下において、業態の転換を図る小規模事業者を支援する経費の補正であります。
 (ウ)オンライン経営相談環境整備事業費助成4000万円は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受ける小規模事業者等が経営相談をする際のオンライン環境整備に対して助成する経費の補正であります。
 (7)のア中小企業支援センター事業費2700万円は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受ける中小企業者等の経営相談ニーズに対応するため、専門家派遣事業を拡充する経費の補正であります。
 (8)企業活動等回復支援事業費2億円は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受ける中小企業者等を支援するため、事態の収束が見えてきた段階で経済活動を回復させるための事業に要する経費の補正であります。
 第5項農業費第1目農業費の(1)のア農林水産物販売促進緊急対策事業費2000万円は、静岡県経済農業協同組合連合会の通販サイトを活用して、県内農林水産物の販売を促進する経費の補正であります。
 (2)のアふじのくに茶の都ミュージアム管理運営事業費300万円は、新型コロナウイルス感染症対策のため、来館者の体温を測定する赤外線カメラ等の整備を行う経費の補正であります。
 第8項水産・海洋費第1目水産・海洋費の(1)のア水産イノベーション対策支援推進事業費助成1000万円は、新型コロナウイルス感染症により売上げ減少等の影響を受けた漁業者等が行う新たな取組に対して助成する経費の補正であります。
 14ページをお開きください。
 (2)のア(ア)水産・海洋技術研究所浜名湖分場体験学習施設運営費300万円は、新型コロナウイルス感染症対策のため、来館者の体温を測定する赤外線カメラ等の整備を行う経費の補正であります。
 23ページをお開きください。
 2債務負担行為であります。
 1変更でありますが、経済産業部に係るものは、25静岡県信用保証協会に対する損失補償と、26静岡県中小企業向制度融資に係る利子補給の2件であり、債務負担行為限度額をそれぞれ、10億8000万円から19億6400万円に、47億2600万円から213億4800万円に変更するものであります。
 以上で私からの説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。

〇相坂委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 では、発言願います。

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