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委員会会議録

委員会補足文書

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令和4年決算特別委員会
木内産業分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日: 11/07/2022 会派名:


○中沢委員長
 次は、産業分科会委員長 木内満君。

○木内産業分科会委員長
 産業分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当分科会で審査した決算は「令和3年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうち経済産業部及び労働委員会関係及び「令和3年度静岡県中小企業高度化資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」外特別会計歳入歳出決算2件並びに「令和3年度静岡県工業用水道事業決算」外公営企業決算2件であります。
 最初に、経済産業部及び労働委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、高収益・低コストを可能とする農地基盤整備面積はおおむね順調に増加している一方、農業産出額が大きく減少している理由についてただしたところ、当局からここ数年はお茶だけでなく温暖化等の影響で野菜も非常に単価が落ちてしまったことが大きな要因である、県としては今後競争力が伸びそうな品目を分析して施設園芸などの生産拡大を進めていくとの答弁がありました。
 これに対し委員から、農地の集積や生産コストの低減といった農地の高度利用などの取組が反映される農業産出額の目標を設定し、これを達成できるように取り組まれたいとの意見がありました。
 次に、林業改善資金について予算の積算の考え方と利用率が低調である理由についてただしたところ、過去の貸付けの実績と毎年度行う需要額調査の結果に基づき4000万円の予算を計上しているが、市中金利の低金利化により制度資金の優位性が低下しており、借受けをする方々が市中の銀行からの融資も比較検討した結果であるとの答弁がありました。
 これに対し、この貸付制度を使うことにより効率的に事業ができるよう貸付制度と県の施策を組み合わせ利用者の増加に努められたいとの意見がありました。
 このほか、海水温上昇等の状況を踏まえた魚礁の開発と設置、海藻類の品種改良の取組状況、労働相談と労使紛争への新型コロナウイルスによる影響などについても質疑がありました。
 次に、企業局関係について申し上げます。
 工業用水道に関し、給水収益が減少し赤字を計上した富士川及び東駿河湾の工業用水道の経営改善の見通しについてただしたところ、赤字の要因について大口受水企業の利用廃止、浄水発生土処理の委託費の増加等が考えられる、昨年度末に両工業用水道事業を統合し料金改定を行ったことにより今後5年間全体では黒字を確保できると見込んでいる、また既存施設の改修によって汚泥処理コスト、電気代等を削減していくとともに、令和11年度より新ポンプ場を稼働させ運用の効率化を進めるとの答弁がありました。
 これに対し、受水量の減少や受水企業の利用廃止といった現状や施設の更新時期等を踏まえた上で運営計画を立てて着実に事業を進めていくように努められたいとの意見がありました。
 このほか、工業用水道事業及び水道事業に係る企業債の残高、償還期間及び利率などについても質疑がありました。
 以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和3年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分外6件の決算につきましては、全員一致をもって、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
 以上で分科会委員長報告を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp