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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和元年決算特別委員会危機管理くらし環境分科会 質疑・質問
質疑・質問者:四本 康久 議員
質疑・質問日:10/29/2019
会派名:ふじのくに県民クラブ


○四本委員
 一問一答方式でやります。
 平成30年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書125ページ、主要施策(1)富士山の適切な保存管理の(a)富士山環境対策事業の実施でトイレの管理状況を調査したと述べられています。
 今後の課題及び改善すべき点はどのようなことかお知らせください。

○服部自然保護課長
 山小屋トイレ24カ所の維持管理にかかわり、昨年度アンケートを中心とした調査をしております。
 トイレ自体に関しましては、24の山小屋全てで平成17年度までに整備が完了しておりますけれども、その後の維持管理がどんな状況にあるのか調査を進めております。
 それぞれのトイレにつきましては、環境配慮型のおがくずを使ったバイオ式であったりカキ殻を使った浄化循環式であったり、それぞれ富士山に環境負荷をかけないことを目的として設置されておりますけれども、山小屋さんにアンケートをとってわかってきた課題は、現状各山小屋のトイレ
は機能しておるんですけれども若干曜日によって、例えば土曜日、日曜日の登山人口が多いときのオーバーユースの問題です。そもそも富士登山等オーバーユースの問題を言われておりますので、この辺の平準化を含めて対応を考えていく必要があるのが1つ大きな問題点だと思っております。
 そのほか、山小屋トイレの使用マナーの問題もございます。
 先ほど申しましたバイオ式や浄化循環式のトイレについては、いわゆるプラスチックごみなどを投げ込まれますと微生物による分解ができないなど故障につながる問題があり、トイレ使用における登山者マナーも引き続き啓発していく必要があると考えております。

○四本委員
 今いろいろ課題が出てきたと思いますので、ぜひ啓発をお願いしたいと思います。
 実際、山小屋で聞けばトイレをかきまぜるといった大変な環境にあります。やっぱり啓発が一番大事だと思いますので、そこを徹底していただければと要望しておきます。

 そして、同じく(c)の富士山のごみ持ち帰りマナー向上対策事業は平成30年度に新規で行われたということでございますので、成果と課題等があればお知らせください。

○服部自然保護課長
 平成30年度新規で富士山のごみ持ち帰りマナー向上対策事業を展開させていただきました。
 この背景としては、その前年度――平成29年度に山開き開始期間中に大量のごみが登山道や山小屋周辺に放置されたことがございました。最近外国人登山者の方も非常にふえていく中で、その辺のマナーをきっちり啓発していく必要があると。山に持ち込んだごみに関しては、基本的に持って帰るというマナーをきっちり啓発する必要があり昨年度展開させていただきました。
 一番登山客の多いお盆期間を中心に展開させていただきまして、ごみ袋を登山口で配りながら、またごみ袋に関しましても10カ国語を併記してごみを持ち帰るのがマナーだということをしっかり啓発して進めました。
 平成30年度の結果としては、平成29年度のような状況は起こりませんでした。基本的にその袋を持っておりてくる外国人の方の姿も多く見ましたし、その後山小屋さん等の周辺関係者の方にお聞きしても、昨年度と違って平成30年度はそういうごみの放置はなかったよというお話を聞いたものですから、一応キャンペーンの効果等はあったのかなと思っております。
 引き続き今年度も展開しておりまして、今のところ5合目から上の部分は非常にごみが少なくなった状況を把握しております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp