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委員会会議録

質問文書

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令和5年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:沢田 智文 議員
質疑・質問日:10/04/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○沢田委員
 一問一答方式でお願いいたします。
 産業委員会提出案件の概要及び報告事項43ページの第18回若年者ものづくり競技大会についてです。
 今年度は、11職種19人の選手が参加、10人が入賞し都道府県別では第2位の成績を収めたと記載されています。過去3年間のうち令和2年度はコロナでできませんでしたが、その前の令和元年を含めて職種数、選手数も最多、入賞者数については令和元年度3人、令和3年度4人、令和4年度4人が今年度は10人になっているこの背景、高校や専門学校の取組、県立工科短期大学の取組、あと県の様々な取組と関連して成果を教えていただければと思います。

○佐野職業能力開発課長
 今年8月に行われた若年者ものづくり競技大会では、10番委員からお話がありましたように11職種に19人の選手が参加し、10人が入賞することができました。昨年の入賞者は4人ということで、過去最多の入賞者数になります。
 本県におきましては、この若年者ものづくり競技大会というのは全国大会になりますが、県大会ということで毎年1月、2月に高等学校、技術専門校、工科短期大学校、専門学校が集まり県予選を開催しております。こうした毎年の取組が今回このような成績につながっているものと考えております。
 また、その県予選で優勝し全国大会に出場する選手に対して、材料代や講師の報償費等を助成していますので、そういったものもつながっているかと思います。
 もう1点、今年初めて本県で開催されることから新たな職種の掘り起こしもさせていただきました。その中には高等学校にお願いしながら初めて出場した職種がございまして、中には今回銀賞を取りました自動車整備工は飛龍高校から出場していただき入賞となっております。

○沢田委員
 ものづくり産業が盛んな静岡県、ぜひこのような成績を今後も残していただきたいと思います。
 また、入賞者の方たちがそのまま県内企業に就職していただけると幸いだなと思っておりますが、静岡県立工科短期大学で初めての卒業生が今年3月に出たのですが、95.5%の方が県内就職されているとのことですので、県内就職のことについてもぜひ一緒に進めていただきたいと思います。

 次に説明資料56ページ、農地の確保と有効利用に向けた地域計画の策定促進について、令和6年度末までに地域計画をつくるとなっております。この地域計画策定に向けた取組の進捗状況の中に優良事例を紹介するというような記載があります。農地の集約に向けてはそれぞれの市町によって様々な地域の特性があると思いながら私の地元の磐田市は結構進んでいるほうかなと思っているのですが、このあたりの進捗状況についてお伺いしたいと思います。

○笹野農業ビジネス課長
 この地域計画は、農業経営基盤強化促進法に基づいて、各市町が地域の農地をどのように維持して誰に担っていただくのかを明確にしようという趣旨の計画です。
 この計画は、令和5年度と6年度の2年間で計画を立て、10年後を想定した農業の里をつくっていきましょうというものですが、私どもは令和4年度から先行してやっていこうと考えておりまして、各市町1か所、1地区ずつぐらいはまずお試しでやってみましょうと県内35地区で試行しました。
 この中には、様々な作目がございました。水稲や露地野菜だけではなく、お茶、ワサビ、果樹など様々なものがございます。この中から優良事業を選抜し事例集を作って、5、6月にかけて皆さんに周知を図っているというのが先行してやってきたところです。
 今後ですが、工程表を作って進捗管理をしながらしっかり進めていくことが大事だと思っております。県内全35市町で今表明していただいているのが241の地区で、こういうものをつくっていこうという計画になっております。
 地域計画をつくる段取りとしては、法律上2つの段取りが用意されています。まずは地域の農業者で協議の場をつくり、そこで協議をきっちりしていくことが1点。それからもう1点は、地域計画として計画書を作成し、目標地図を作って一筆一筆誰に担っていただくのかを書きましょうと、この2段階に分かれております。
 まず、令和5年度中に協議を終わらせて公表まで持っていこうという動きを考えているのが合計で210か所、このうち既に7月末時点で終わっているのが7地区ございます。
 それから、地域計画の公告をさらに今年度中に一歩進めてやってしまおうと考えているのが8地区の予定ですが、そこに至っているところは今のところございません。
 来年度ですが、残りの地区で協議を終えましょうと言っているのが31地区ございます。それから地域計画を最終的に完成させましょうというのが残りの233地区ということで、私どもも年に大きく分けて2回程度、各地域、各市町を巡回――これはウェブも含めてですけれども――させていただいて、お困りになっている点等を聞き取りながら、どういうふうに将来の図をつくっていくかということを進めているところでございます。

○沢田委員
 地域によってそれぞれ事情があると思っております。計画をつくることが最大目標というわけではないことが分かりましたので、実情に合わせて県のほうでまた支援をしていただければと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp