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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年12月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:12/14/2020
会派名:無所属


○桜井委員
 3点ほど一問一答方式でお願いします。
 その前に知事の不適切な発言で、国土交通省をこわっぱ役人と言っていろいろけんかしていますけれども、果たして今の静岡県のトップが県益を考えてやっているのか私は疑問に思っております。
 特に、国に要望活動とかいろんな形で持っていく場合、知事がああいう発言をしたらどうしても国はあまりいい印象を受けないし、私もいろいろ経験していますけれども、やはりトップが堂々と国に行って要望活動しなきゃいけないんですよ。新聞報道等によるとほかの知事は菅総理と会っていろいろ要望活動しているとニュースになっていますけれどもね。
 静岡県の発展は河川整備、道路整備。もちろん経済、産業の発展は必要だけど基盤となるのは社会資本の整備で交通基盤部が重要な位置を占めると思うんですが、県でいろいろなプロジェクトをやるときには国の力を借りなきゃいかん。どうも最近聞くところによると、県が国土交通省に行く際には、リニア問題であのような発言ばっかりしているものですから行きづらいと。まして向こうもあんまり歓迎しないという話を耳にします。
そこで酷な質問をしますが、今はコロナの問題があるから自粛していると言えばそれで終わっちゃうんだけれども、どう考えたってトップがああいうことをしているときに交通基盤部は要望活動をやりにくいんじゃないかと思っています。それについてお答えくださいと言うとなかなか答えられないと思いますが(笑声)、まずはとにかくお聞きしたいと思います。

○高梨建設政策課長
 国への要望活動についてお答えいたします。
 通例でいきますと、交通基盤部は毎年国に対して夏の概算要求編成時、それから秋の次年度当初予算編成時と年2回は要望活動をしてまいりました。
 最新の状況で御報告しますと、今年度におきましては9月に交通基盤部長が国交省、財務省に向けて要望活動を行いました。それから11月27日に同じく交通基盤部長が財務省、内閣官房に向かい要望活動を行いました。
 国土交通省につきましては、7番委員からもお話がありましたが11月20日付で文書が全国の都道府県に通知され、要望活動はコロナの感染下を踏まえて原則郵送をもって要望活動に代えるという内容でしたので、実際のところそのように対応してございます。

○桜井委員
 コロナの問題で通知が来て郵送になったとのことですけれども、そうはいってもほかの県と違ってこういう状況であります。どうも静岡県は変な逆忖度というのがあって、官僚とか役人は縦割りだとか言うけれども、そういうときは横のつながりが結構強い。
ですから、いろんなことをやっても私は静岡県が不利な立場にあるんじゃないかと心配しています。皆さんはトップの下で働いているからなかなか大変だと思いますけど。まあ頑張ってください。(笑声)

 それでは、二、三質問します。
建設委員会説明資料24ページの金谷御前崎連絡道路については全体の計画は30キロのうち大代から菊川インターまでは国1バイパスを利用しております。この菊川インターから新東名島田金谷インターにつながる5キロは調査区間で残っており、今国1バイパスの小夜の中山から藤枝バイパスまで4車線化が進んで大井川にも橋脚ができつつあります。山が大分あってくぐるのか越えるのかよく分かりませんけれども、大井川流域の過疎地には結構狭隘道路の県道がいっぱいありまして、いろんな要望等も頼まれているものですから、やはりここに県の負担――当然国の負担も入っていますけれども――を無理やりやるのだったら、今の生活基盤の充実のために予算を向けたほうが私はいいんじゃないかと。計画するのは結構ですけれどもね。
 まあ状況を見ながら検討するとのことなので、流域の過疎地の人たちの県道整備を優先的にやっていただければありがたいと思っています。これは要望ですから答弁は要りません。
 次に、これも要望になりますけど説明資料33ページの自動運転の実証実験で松崎町、下田市、沼津市と東部に偏っているんですけれども、もしこれを本格的にやるとなると、当然実験した地区が優先される可能性がある。別にこれが駄目だと言ってないですよ。
 大井川流域というのは約50キロぐらいはずっと集落があって過疎地です。その間信号を数えると3つぐらいしかない。だから私は地元の人間として、自動運転をやるには意外といい場所だなと思っています。
この3つに決めて実証実験をやることは結構ですけれども、今後もずっとこの3つに限定していくのか、それとも西部や中部、特に大井川流域は――片側1車線しかなく信号もないため自動運転を実験しそのままそれが実現すると最高にいいと思っていますので――1つぐらい入れてもいいかなという考えが多少あるのかどうかについてお答え願いたいと思います。

○仲野地域交通課長
 過疎地域での自動運転の実証実験は、昨年度に引き続き今年度も松崎町で行っております。先ほど大井川筋とのことでありましたけれども、実証実験を行うに当たっては地元である川根本町や島田市などの意向、企業等との調整もありますので、今後その地域での実証実験が候補としては考えられるのではないかと思っております。

○桜井委員
 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 次に説明資料37ページ。
これも当時の知事発言で貨物駅は要らないと言っちゃったもんだから、結局みんなおろおろしちゃって、県は要らないと知事が言っちゃった以上予算はつかない。それと国の予算もつかない。そんなわけで延び延びになって、知事は強制収用というのはあまり好きじゃないみたいですけど、結局強制収用せざるを得なくなっちゃった。
 知事の貨物駅なんて要らないという一言で一体どれくらい計画が遅れたのか、私は数年と見ていますけど皆さんはどう見ているのかお答えいただきます。

○飯田街路整備課長
 知事の発言による事業への影響についてお答えします。
 事業推進の鍵を握る新貨物ターミナルの用地買収につきましては、当時市が積極的に進めていましたけれども知事の発言を機に一旦中断しております。その後有識者会議やPIプロジェクトなどにより住民との合意形成を図っておりまして、知事は平成26年9月議会において事業推進の方針を改めて表明しております。これを受けて翌年27年2月から用地交渉を再開しておりますので、5年程度用地交渉が滞った状況になっております。
 ただ、この間にも住民からの買取請求等がありまして対応しております。またこの期間に住民との合意形成を図ったことで、今までなかなか話ができなかった権利者と良好に話し合える関係を築くことができ、その後再開してからの円滑な事業推進に非常に貴重な期間であったと考えております。

○桜井委員
 物は言いようですね。(笑声)
最後に、数字の話で恐縮なんですけれども説明資料41ページ、令和3年度からかな。この数字を見たら30億円だ16億円だと。こんなに委託料を払うのか、多分水道光熱費や時給も入っていると思うんですけれども、よく見たら5年だと。
 令和2年度の小笠山総合運動公園の30億円は年間で6億4000万円、その下を見ると令和3年度からの5年間は29億円、しかし初年度は6億8000万円になっていて5年を掛けたら35億円ぐらいになっちゃうんだけどこれはどういうことかな。

○内山公園緑地課長
 小笠山運動公園につきましては、今年度と来年度にアリーナの特定天井改修工事を行っており、今年10月から来年12月頃まで閉館しております。その分の利用料を補塡していますのでこのように少し高くなっております。

○桜井委員
 どうもありがとうございます。

○和田委員長
 ここでしばらく休憩いたします。
再開は13時30分とします。

( 休 憩 )

○和田委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
 質疑等を継続します。
では、発言願います。

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