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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年12月定例会危機管理くらし環境委員会
視察協議(県内視察)、散会 【 議事運営 】 発言日: 12/14/2020 会派名:


(資料配付)

 引き続いて県内視察について協議を行います。
 先の委員会におきまして、来年1月13日から14日までの1泊2日で環境衛生科学研究所、地震防災センターなどを視察することで御了承頂き、現在お手元に配付しました資料1の視察行程案で視察先等を手配しております。
 しかしながら、皆さん御承知のとおり全国、また県内においても新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いており、医療提供体制の逼迫の度合いも危機的な状況とのことであります。
 こうした状況を踏まえまして、視察の日程まであと1か月ありますけれども予定どおり実施するのか、あるいは日帰りや中止、延期に変更するのかなど県内視察の実施について改めて皆さんの御意見をお伺いしたいと思います。
 なお、先日行われました1月に視察を予定している6委員会の委員長による打合せでは、視察を実施する場合には飲酒を伴う懇親会は回避すること、昼食は1テーブル4人以下とすることなどについて説明がありました。こうしたことも参考に御意見を頂きたいと思います。
 それでは、発言願います。

○鈴木(澄)委員
 1月13、14日というと正月が終わって、その時期に自粛してくれればいいんですが、結構難しい時期に差しかかるかなと思っております。そういう意味ではこの計画どおりにはまずはいかないだろうと。県内の施設なのでそこは状況を見ながらということもあるでしょうし、私は今回は流してしまってもしょうがないかなという感じがします。

○木内委員
 会議やバスでの移動等で我々にリスクはないというか、それがあるとするとこの委員会自体にリスクがあることになってしまう。今回の訪問先については危機管理の要素がある関係で環境衛生化学研究所や原子力防災センター、消防防災航空隊など訪問先に万が一でも何かあってはいけない施設が多く含まれていることから、我々のリスクというよりも、そこをむやみに訪れて万が一何かあってはならないということを考えると、今回は中止にしてもいいのかなという気がしています。

○阿部委員
 両委員の御意見はごもっともですが、我々はやはり議会としてリスクを背負わなきゃいけないことももちろんあります。また特に危機管理を所管する委員会でもありますので、状況をきちんと視察しておく必要があるのも一方で事実だと思います。フル日程は無理だとしても、せめて視察場所を絞って日帰りで実施することを検討するべきかなと思います。

○四本委員長
 議長、また事務局からも言われたんですけれども、例えばここで決まらなかった場合は、最終的には12月25日まで先延ばしして、そこではやるかやらないかしっかり決めてくれとのことであります。できれば今日決めたいなとは思っておりますが、皆さんの御意見がまとまらないようであれば、25日までもう少し様子を見てみるという方法もあるんではないかなと思っています。

○早川委員
 危機管理を所管するという意味では、状況を確認しておく必要があるとの御意見もごもっともだと思うんですが、私はやはり初めての本格的な冬をどう乗り切るか本当に今正念場で、できる限り接触は避けることが一番の課題かなと思うので、10番員の御意見のとおり今回は中止という形でいかがかなと思います。

○四本委員長
 この際だから皆さんにお尋ねしましょうか。6番委員からどうぞ。

○大石(健)委員
 いずれも興味のある施設で行きたいなと思っていますが、ちょうど今夜菅首相がゴー・トゥー・トラベルをどうするか発表するじゃないですか。クリスマスまでやるのか、年明けのちょうどこの時期のどちらかを発表するものですから、まとまらないようだったら私はクリスマスのときに正式に決めればいいかなと。あまり拙速に決めなくても。もしかしたらゴー・トゥー・トラベルはそのままっていう可能性もあるので。ほかの委員会の状況は今日は分からないわけですよね。静岡県議会として足並みをそろえることも必要かなと思いますので、私はどちらでも構いません。

○四本委員長
 他の委員会の状況は、みんな今決めていることだから正式な話は聞いておりませんけれども、今朝の段階で伝わってきているのは、例えば文教警察委員会は中止と伺っています。あるいは建設委員会は延期する方向だと聞きました。産業委員会は1度もう宿泊の視察をやっているので、今回は日帰りでやると聞いております。厚生委員会も日帰りの方向性はあると聞いております。総務委員会はちょっと分からないです。いずれにしても今日の委員会の後どう決まったかは分かりませんが、一応そんなような状況であります。

○西原委員
 私の個人的な感覚として、この行き先を見たときにちょうど志太榛原圏内で自分の地元なので、全然危険性を感じなくて大丈夫っていう感覚があったんですけれども、先ほどの10番委員のお話にもあったように先方のことも考えてみると、そういったことは考えられるなと反省して、お正月明けで冬の厳しい時期のことを進めるのはいかがかなと少し自分の中では考え方が変わりました。避けたほうがいいと言う方がいらっしゃる場合には、避けたほうがいいんではないかなと思っています。

○小長井委員
 先ほどから言われているように両方ともあるもんですから、12月25日に全員集まって決めるのもなかなか大変でできない話だと思うので、正副委員長にそれぞれの意見をまた聴取して決定していただければそれでいいんじゃないかなと思います。

○宮城委員
 この3週間を見ていて減っていれば安心したんですけれども、また右肩上がりになっているんでこの年末にかけてどうなるか全然読めない状況、それでまた年末年始が入ってくるんでね。今落ちていれば行ってもいいかなと思っていたんですけれども、増えている状況なんで考えた方がいいかなと。

○四本委員長
 皆さんのお考えは分かりました。多数決で決めることでもないと思いますが、8番委員が言う我々の本分というのは確かにあるのかもしれません。
 今回、2日目の消防防災航空隊からは事前に部屋が狭くて密になってしまいますという話が来ておりました。実際に狭いんですよ。昨年僕もここの委員会だったから行きましたけど、そこの部屋は確かに狭い。そういう話はありました。ですから昨年と同じようにはできないなと思うんですよね。少なくとも2日間泊まりでやることはもう無理だと思います。

○阿部委員
 皆さん反対というか実施しないほうが多いようなので、1つだけ委員会として申合せをして中止なら中止に決めていただきたいんですが、私が申し上げたいのは我々には議員としての責務があるわけで、県民から選良として選ばれている。我々は場合によってはリスクを負ってもきちんと県民のために責務を果たすべきで、これを忘れてはいけないと思うんです。
 ですので、委員会として視察は実施しなくても、少なくともこの危機管理くらし環境委員会の委員である以上は、個人的にそれぞれの施設を1つでもいいから視察して、それを県政に反映することを可能な範囲で実施するということをきちんと申し合わせて、その上での中止であれば前向きな中止ですので良としたいと思います。
 後は正副委員長にお任せしますが、県議会議員の責務としてそれはきちんと発信しておくべき、また実施すべきとそれだけ申し上げておきます。

○木内委員
 8番委員のおっしゃりたいことは分かりますが、我々がリスクを負っているのではないという考えだと思っています。私たち個人が感染するリスクなら幾らでも平気で負うんですが、我々の行動にまつわるリスクを評価できないことが最大の懸念だと思っています。
 冬のシーズンが2回目であれば、昨年の冬はこの程度だったからこの程度のリスクは許容できるであろうと想定できるんですけれども、先ほど7番員がおっしゃった初めての冬のシーズンを迎えていく中で、我々の行動のリスクが評価できないことについては重く受け止めるべきだなと思っています。
 調査に関しては行くだけが調査ではないと思っていますし、文献による調査や資料の提出を求める、当局にヒアリングを行うことについては幾らでもやりようがあるもんですから、視察にこだわる必要性はないと理解しています。

○阿部委員
 10番委員にお言葉ですが申し上げます。視察にはこだわらないというのはそのとおりだけれども、やはり議員としてやるべきことはやらなきゃいけない。
 今私が申し上げたかったのは、視察ないしはきちんとした調査をしないで、新型コロナウイルスで行けなかったからこれは知らないっていう言い訳は通用しないことをそれぞれがきちんと認識しなきゃいけないと。それが静岡県議会議員としての矜持だと思っているので、それだけを申し上げたい。
 だから、行く行かないじゃなくて我々が持つべき規範、議員としての姿勢、そこだけはきちんと委員会として忘れないようにしておかなければいけないということを申し上げたいだけなので、行く行かないにあまりこだわって、そこに食いつかれるのは心外なので。

○早川委員
 8番委員のおっしゃることは、私たちはもう根底にあると思っております。
 新型コロナを理由に行かないというのは、実は新型コロナだから行けないという認識でないといけないと思います。危険を冒してでもというのは、ほかの場合はそれでいいかもしれないけれども、新型コロナに関しては危険は冒してはいけないし私たちが感染者になること自体が医療崩壊につながる要因の1つになるので、そこは最大限の配慮をするのが危機管理の在り方じゃないかなと思います。
 現場を見ることはとても大事なことだと思いますが、この全ての施設は難しいですけれども、例えばオンラインで課題を御提示頂くことなどのほうが負担が大きい場合もあるので、正副委員長で協議頂いて何かしらの形で知る機会はあってもいいかと思います。個人の意見としては視察という形はこの時期にはどうかなっていう心配があります。

○四本委員長
 文教警察委員会が、視察を中止する代わりに勉強会みたいものをやると。まだ決まってないだろうけど、そんな話もちらっと聞いたところです。

○大石(健)委員
 8番委員に伺いたいんですけれども、委員会全体ではなく個別に行ったほうがいいっておっしゃったんですが、全体で行くことも問題だと思うんですけれども、各個人が一つ一つ予約してばらばらに行ったらもっと問題になるんじゃないかなと思うんです。そういうことでやるなら、リモートでみんなでやるか、もうちょっと待つか、延期するほうがいいんじゃないかと思うんですけどどうでしょう。

○阿部委員
 何もしないってことに対して僕はそれはいけないと思っているだけです。だから個別に行くっていうのは1つの案で申し上げただけで、リモートでやれる形があるんであれば、それで全体でやれれば意識を共有できるので一番いいですし、そこら辺は何らかの形でゼロではない形を考えていただければ結構です。

○鈴木(澄)委員
 行かなくてもできる案が出てきたということで、後は正副委員長にお任せして、どんな形でできるのか御提案を頂くことでどうでしょうか。

○小長井委員
 リモートの意見も出ましたけれども、大体委員会は日数が決まっていて最後の1日か2日は余るじゃないですか。2月議会の委員会日程も多分1日ぐらい空くだろうから、そのあたりで行けるような状況であったら行くことにしたらどうでしょうか。延期です。

○木内委員
 私としては先ほど来申し上げているとおり、先方がリスクを感じるタイミングで行くのが嫌だと言っているだけなので、新型コロナだから何もしなくていいじゃないかなんて一切言ってないもんですから、とにかく現状のトレンドとタイミングと行き先を考えたときに、今この視察を捉えたらやめるべきだとの1点について議論しています。
 ですので、9番委員がおっしゃるとおり、また様子を見て行けるときに行こうよということについては別に何ら反対するものではないと。むしろ賛成だと思います。リモートで聞くぐらいなら行きたいですね。

○宮城委員
 環境衛生科学研究所がお茶の関係をやってくれているんで、話を聞きたいことは山々なんですけれども、こういう時期はやっぱり遠慮したほうがいいなとは思っています。お茶と新型コロナについての研究をやっていて、ちょうど2月か3月頃に論文が出来上がるんで、その過程とか設備も見たいとこなんですけど。

○四本委員長
 それでは、御意見も出尽くしたようですので、当委員会の県内視察の実施については正副委員長に御一任頂くことでよろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただき、結果につきましては後日御連絡いたします。いずれにしても12月25日までには最終的に決定しなければいけないものですから、それまでには報告したいと思います。
 視察については以上ですが、皆さんから何かございますか。
(「なし」と言う者あり)
 ほかにないようですから、視察協議は終了します。

 本日はこれをもって散会します。

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