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委員会会議録

委員会補足文書

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令和3年12月定例会危機管理くらし環境委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/14/2021 会派名:


○市川くらし・環境部長
 よろしくお願いいたします。
 今議会に提出しておりますくらし・環境部関係の議案及び所管事項につきまして御説明申し上げます。
 初めに、議案関係についてであります。
 危機管理くらし環境委員会説明資料の1ページをお開き願います。
 第125号議案「令和3年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 くらし・環境部に関する令和3年度一般会計12月補正予算額は、事業の進捗状況を踏まえ2つの事業で合計845万5000円を減額するものであります。補正後の現計額は、87億5573万4000円となっております。減額の理由はページ下段の3補正予算事業に記載のとおりであります。
 2ページをお開き願います。
 4債務負担行為を御覧ください。
 静岡県立森林公園森の家施設・静岡県立森林公園施設等の管理運営に係る協定について、表に記載のとおり債務負担行為を設定するものであります。
 3ページを御覧ください。
 第126号議案「令和3年度静岡県県営住宅事業特別会計補正予算」であります。
 中段の3繰越明許費を御覧ください。
 県営住宅総合再生整備事業において、入札不調に伴う再調整に日時を要したことにより年度内に事業を完了することが困難と予測されるため、繰越明許費として1億1000万円を計上するものであります。
 4ページをお願いいたします。
 第132号議案「静岡県手数料徴収条例の一部を改正する条例」は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に伴い所要の改正を行うものであります。
 5ページをお願いします。
 第134号議案「静岡県事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例」は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に基づき新たに市町が処理することとなる事務を加えるものであります。
 6ページをお願いします。
 第137号議案「建築工事の請負契約の一部変更について(県営住宅吉川団地)」は、県営住宅吉川団地1号棟建築工事の請負契約を一部変更するため議決を求めるものであります。
 7ページをお願いします。
 141号議案「公の施設の指定管理者の指定について(静岡県立森林公園森の家施設、静岡県立森林公園施設及び静岡県県民の森施設)」は、静岡県立森林公園森の家施設、静岡県立森林公園施設及び静岡県県民の森施設の指定管理者について、表に記載のとおり指定するものであります。
 8ページをお開き願います。
 第147号議案「県営住宅家賃の支払に関する和解について」は、県営住宅家賃の長期滞納者を相手方として、家賃の支払いに関し和解を申し立てることについて議決を求めるものであります。
 続きまして、所管事項のうち主要なものについて御説明いたします。
 9ページを御覧ください。
 くらし・環境部分野別計画の策定であります。
 くらし・環境部では、今年度記載のとおり13件の分野別計画の改定または策定を予定しております。今後計画案についてパブリックコメントを実施いたします。なお各計画の概要につきましては後ほど資料により改めて御説明申し上げます。
 10ページをお開き願います。
 移住施策の推進であります。
 今年度上半期の移住相談件数は5,443件、移住者数は887人となり、過去最高だった昨年度同時期よりも増加しております。
 また、今年7月から8月に移住者や移住検討者を対象として、本県への移住に関する意識調査を実施しました。調査結果につきましては、関係機関や地域団体等と共有するとともに今後の施策に活用し、引き続き本県への移住を促進してまいります。
 次に、11ページを御覧ください。
 静岡県消費者基本計画の策定であります。
 消費生活に関連する施策を総合的に推進するため、静岡県消費者行政推進基本計画と静岡県消費者教育推進計画を一体化し静岡県消費者基本計画を策定します。
 この計画では、成年年齢の引下げや高齢化のさらなる進行、デジタル化の進展など社会状況や消費行動の変化を踏まえ消費者の暮らしを守り育てるための施策を推進してまいります。また市町等とのパートナーシップの強化により安全・安心で豊かな消費生活の実現を目指してまいります。
 12ページをお開きください。
 静岡県消費生活条例に基づく告示――不当な取引行為の指定の改正であります。
 社会情勢の変化に対応し、静岡県消費生活条例第25条に基づく告示の一部を改正いたします。これにより、新手の不当な取引行為を行う事業者に対して適切な指導を実施してまいります。また今後少なくとも3年ごとに関係法の改正状況等を勘案して見直すこととし、必要な措置を講ずる仕組みといたします。
 13ページを御覧ください。
 ふじのくにユニバーサルデザイン推進計画の策定であります。
 今回の計画では、誰もが様々な特性や考え方の違いを認め合い相手の立場に立って思いやりのある行動ができる心のUDに重点を置き、全庁を挙げて誰一人取り残さないユニバーサルデザインに関する施策を総合的かつ計画的に進めてまいります。
 14ページをお開き願います。
 交通安全対策の推進であります。
 今年10月末現在の県内の交通事故発生状況は、件数、死者数及び負傷者数のいずれも前年より減少しトリプル減となっております。しかしながら、11月に入り死亡事故が急増いたしました。
 今後も、第11次静岡県交通安全計画に基づき人優先の交通安全思想の下、高齢者事故防止対策、自転車事故防止対策及び道路横断歩行者事故防止対策を重点的に推進してまいります。
 15ページを御覧ください。
 ふじのくに防犯まちづくり行動計画の策定であります。
 今回の計画では、犯罪被害に遭いやすい子供、女性、高齢者等の安全確保の推進を重点取組に位置づけるとともに、静岡県再犯防止推進計画と統合して防犯まちづくり施策を総合的に推進し、犯罪のない安全・安心なふじのくにを目指してまいります。
 16ページをお開き願います。
 男女共同参画施策の推進であります。
 今年度の重点事業として、女性活躍促進に向け新たに女性活躍加速化リーダー・ミーティングを開催し経営者による率先した取組を行動宣言として取りまとめ、賛同者を県内に広める取組を実施しております。
 また、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)の普及啓発に向けて、高校生を対象とした啓発冊子の作成、配付や学生との協働による啓発グッズの作成を進めております。
 17ページを御覧ください。
 女性に対する暴力防止に向けた取組であります。
 ドメスティックバイオレンスやセクシュアルハラスメント等の暴力を絶対に許さないという社会意識の醸成を図るため、11月12日から11月25日までの女性に対する暴力をなくす運動の期間中、市町や企業、団体等と連携してシンポジウムの開催、県施設等のパープルライトアップ、パープルリボンの着用などに取り組みました。
 18ページをお開き願います。
 性の多様性理解等の促進であります。
 性的マイノリティーの方の悩みや不安の解消に向けた交流会を10月から開催しております。参加者からは、LGBTについて自分以外の人と話し合えて参加してよかったなどの感想を頂いております。
 また、県によるパートナーシップ制度の導入につきましては令和4年度中の制度導入を目指し市町等との調整を進めてまいります。
 19ページを御覧ください。
 ふじのくに多文化共生推進基本計画の策定であります。
 今回の計画では、県内在住の外国人及び日本人が相互に理解し合い、誰一人取り残されることなく安心して快適に暮らし能力が発揮できる多文化共生社会の実現を目指すことを基本目標に掲げ、多文化共生意識の定着及びコミュニケーションの支援を土台とする7つの施策の柱により多文化共生施策を推進してまいります。
 20ページをお開き願います。
 県外からの移住者に限定したテレワーク対応リフォーム補助であります。
 働き方や住まい方の多様化に伴いさらなる首都圏等からの人の流れを創出するため、対象を県外からの移住者に限定してテレワーク対応リフォーム補助の申請受付を11月24日に再開しました。
 21ページを御覧頂いて、右上の表のとおり今年度の補助制度の利用者を対象とした事後アンケートによりますと、96%の方が自宅のテレワーク環境への不満が解消された、またはおおむね解消されたと回答されており、テレワークの環境整備に効果があったと考えております。
 22ページをお開き願います。
 静岡県住生活基本計画の改定であります。
 住生活基本法に基づき県民の住生活の安定の確保及び向上の促進を図るため、静岡県住生活基本計画を策定しております。
 現計画の策定から5年目を迎え、社会経済情勢の変化や全国計画の見直し等を踏まえ現在計画の見直し作業を進めております。
 23ページを御覧ください。
 静岡県高齢者居住安定確保計画の策定であります。
 高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づき住宅部局と福祉部局が連携して高齢者の住まいに係る施策を総合的に推進するため、静岡県高齢者居住安定確保計画を策定しております。
 高齢者の住まいを取り巻く社会経済情勢の変化や次期静岡県住生活基本計画及び第9次静岡県長寿社会保健福祉計画の内容等を踏まえ、現在計画の見直し作業を進めております。
 24ページをお開き願います。
 静岡県マンション管理適正化推進計画の策定であります。
 今後、老朽化や管理組合の担い手不足が顕著な高経年マンションが急増する見込みであります。老朽化を抑制し周辺への危害等を防止するための維持管理の適正化が喫緊の課題となっております。来年4月に施行予定である改正マンション管理の適正化の推進に関する法律に基づきマンション管理の適正化の推進を図るため、新たに静岡県マンション管理適正化推進計画を策定いたします。
 25ページを御覧ください。
 盛土造成行為に係る点検であります。
 熱海市伊豆山地内における土砂災害発生を受けて緊急点検を実施し、のり面の崩落や排水不良等の異常が見られた80か所について県及び市町で事業者や土地の所有者等へ是正指導等を行いました。
 くらし・環境部所管分の宅地造成等規制法関係につきましては、ページ下段の表のうち括弧書きで記載しております異常箇所の4か所全てが指導中となっております。
 26ページをお開き頂いて、国の総点検に基づく盛土の全国調査では、11月末現在で緊急点検箇所を含めた1,655か所のうち1,503か所で点検を実施したところです。残りの箇所については来年2月頃までに点検を完了する予定であります。
 不備、不具合のあった箇所につきましては、引き続き市町と連携し事業者や土地の所有者等に対して是正指導を行ってまいります。
 27ページを御覧ください。
 静岡県環境基本計画の策定であります。
 静岡県環境基本計画は、本県の環境政策の大綱であります。今回の計画では脱炭素社会の構築に向けた取組強化、気候変動影響への適応、プラスチックごみ削減対策、生物多様性の保全など環境をめぐる国内外の情勢変化を踏まえた視点を追加してまいります。
 28ページをお開き願います。
 静岡県地球温暖化対策実行計画の策定であります。
 カーボンニュートラルの実現などに関する国内外の情勢変化を踏まえ、2050年の脱炭素社会の実現に向けたロードマップとなる次期地球温暖化対策実行計画の策定作業を進めております。今回の計画では徹底した省エネルギー対策等の推進、再生可能エネルギー等の導入・利用促進、技術革新の推進、吸収源対策の推進を施策体系の方針に位置づけ取り組んでまいります。
 29ページを御覧ください。
 静岡県立森林公園森の家施設等の指定管理者の指定であります。
 今年度末に指定期間が満了となる県立森林公園森の家施設等について、次期の指定管理者を募集し指定管理者選定委員会の審議を経て候補者を選定いたしました。
 候補者は2の次期指定管理者のとおりであり、本議会において指定管理者の指定及び施設の管理運営に関する債務負担行為の設定に関する議案を提出しております。
 30ページをお開き願います。
 鳥獣保護管理事業計画及び第二種特定鳥獣管理計画の策定であります。
 鳥獣保護管理事業の指針となる鳥獣保護管理事業計画は、国が定める基本指針に即して策定する計画であり、今回は鳥獣の保護の推進と感染症への対応について新たに追加いたします。
 また、第二種特定鳥獣管理計画につきましては、生息頭数が増加し人とのあつれきが生じている、例えばニホンジカのような鳥獣について狩猟規制の緩和や捕獲の強化等を行ってまいります。
 32ページをお開き願います。
 富士山の環境保全の推進であります。
 富士山憲章に基づき、県民、企業、NPO等と行政が協働し環境負荷の軽減、富士山環境保全意識の高揚、生物多様性の確保の3本の柱で推進しております。
 今後も、様々な媒体を活用して環境保全の大切さを伝えることにより県民意識の高揚を図り自らの行動を促すなど、富士山の豊かな自然環境の保全に向けた取組を進めてまいります。
 33ページを御覧ください。
 静岡県循環型社会形成計画の策定であります。
 今回の計画では、廃棄物の削減や資源循環を取り巻く新たな課題を踏まえ3Rの推進、廃棄物適正処理の推進、サーキュラーエコノミーに向けた基盤づくりを基本方針として持続可能な循環型社会の形成を推進してまいります。
 34ページをお開き願います。
 静岡県一般廃棄物処理広域化マスタープランの策定であります。
 人口減少の進展による一般廃棄物排出量の減少や処理施設能力の余剰の増加に対応するため、市町と連携して新たに静岡県一般廃棄物処理広域化マスタープランを年度内に策定し、ごみ処理の広域化及びごみ処理施設の集約化を推進してまいります。
 35ページを御覧ください。
 高濃度PCB廃棄物の処理に関する行政代執行であります。
 6月議会で御報告いたしました伊豆の国市において代執行を実施している高濃度PCB廃棄物の処理につきましては、掘ってみたところ当初の想定を大幅に上回る高濃度PCB廃棄物が確認され、追加予算を措置する必要性が生じたため予備費を充当して対応しております。
 今後、環境省や処理施設と十分に調整し、できる限り早期に処分を進めてまいります。
 36ページをお開き願います。
 富士川流域における化学物質等の調査であります。
 富士川の豊かな水環境の保全に向け、山梨県と連携して流域の水や堆積物中の化学物質等の調査を進めております。
 10月27日、本県と山梨県、国が2回目の水質調査を実施するとともに、静岡県内及び山梨県内それぞれ7か所において川底に堆積した土を採取しアクリルアミドの有無について調査を実施しております。
 37ページを御覧ください。
 静岡県盛土等の規制に関する条例(仮称)に定める環境上の基準であります。
 熱海市伊豆山地区の土石流災害を受け、交通基盤部と連携して盛土等の規制に関する新たな条例の制定に向けた作業を進めております。
 新たな条例では汚染された土砂等の埋立て等を防止する規定を設けることとしており、県環境審議会からの答申やパブリックコメントの結果等を踏まえ基準を定める物質や基準値等について規則で定めてまいります。
 38ページをお開き願います。
 水道事業の基盤強化であります。
 厳しい経営環境に直面している水道事業の基盤強化を図るため、令和4年度末までに県内を5つの圏域に区分した水道広域化推進プランを策定し広域化を推進することとしております。今年度は賀茂地区、静清富士、遠州の3つの圏域について広域化シミュレーションを開始しています。
 今後、シミュレーション結果を基に関係市町と協議し実効性のあるプランを策定してまいります。
 39ページを御覧ください。
 静岡県水循環の保全に関する条例(仮称)の制定であります。
 県民共有の財産である水資源を守り、水環境がもたらす恵みを将来にわたり享受していくためには、健全な水循環を保全する総合的な施策が必要であります。
 このため、流域ごとに定める流域水循環計画の策定などの基本的施策を盛り込んだ静岡県水循環の保全に関する条例(仮称)について年度内の制定を目指し作業を進めております。
 40ページをお開き願います。
 リニア中央新幹線静岡工区に係る動きであります。
 第12回有識者会議において示されました大井川水資源問題に関する中間報告(案)に対する疑問や懸念を述べるため、トンネル湧水の全量戻しの認識をはじめとした6つの項目についての県の見解を10月18日に国土交通省鉄道局長宛てに提出いたしました。
 また、10月22日には生物多様性部会専門部会を開催し、委員からユネスコエコパークの保全に向けた取組についてJR東海の主体性が見えないなどの意見が出されました。さらに専門部会後にも委員からの追加意見があり、11月22日にJR東海へ提出したところであります。
 また、リニア中央新幹線建設に係る県の取組につきまして県民の皆様に正しく理解頂くため、今年度から出前講座を開催するなど広報の充実にも取り組んでおります。
 私からの説明は以上でございます。
 なお、今月下旬からパブリックコメント開始予定である分野別計画9件に関しましては、概要資料と計画案本文をその他の参考資料と併せ別冊資料としてお配りしております。重くて大変申し訳ありませんが、参考にしていただきますようにお願いいたします。
 御審査のほどよろしくお願いいたします。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp