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委員会会議録

質問文書

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令和2年12月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 健司 議員
質疑・質問日:12/15/2020
会派名:無所属


○大石(健)委員
 一問一答方式です。
 危機管理くらし環境委員会説明資料1ページの第141号議案「静岡県手数料徴収条例の一部を改正する条例」についてです。
 条例改正の内容及び手数料について伺いますが、この手数料の16万円はどういう基準で設定されたかも含めて、居住環境向上用途誘導地区の説明はありますが、この条例はやるべきだと議決する立場としてはもう少し詳しく知りたいので御説明ください。

○鈴木建築安全推進課長
 静岡県手数料徴収条例の一部を改正する条例のうち、建築基準法の改正分について2つの手数料を新設するものであります。
 建築基準法の一部改正を含む都市再生特別措置法等の一部を改正する法律が令和2年6月10日に公布され、9月7日に施行されました。都市再生特別措置法の改正により、市町が都市計画において居住環境向上用途誘導地区を定めることで病院や店舗等の日常生活に必要な施設の立地を促進することが可能となりました。
 今回の建築基準法の改正では、当該地区内において学校や駅舎等の公益上必要な建築物を建築する際の建蔽率等の特例許可制度が新設されました。この許可申請手数料を設定するため、手数料条例を改正するものであります。
 なお、手数料につきましては、審査に必要な人件費等の積上げにより算定しました。その結果、類似の許可申請と同額の16万円となりました。

○大石(健)委員
 日常生活に必要な施設、病院、店舗等の立地を促進する地域で、市町が作成する立地適正化計画を定めた上で都市計画決定されると。逆に言うとそこに造ってもらいたい、お願いしたいわけですよね。そこにお願いして造ってもらうときに、造ってもらっている施設から特例で手数料を徴収するのが分からないんです。これは、お願いしなかったら、簡単には駄目だけれども特例で16万円払えば造っていいよという意味でいいのでしょうか。

○鈴木建築安全推進課長
 学校や駅舎等の必要な施設を建築する際には、建築基準法で本来規制がかかる建蔽率などを緩和して誘導していくといった意味合いのものです。

○大石(健)委員
 本来は許可が出ない可能性があるけれども、それを手数料16万円で許可するということですね。

 新型コロナウイルス関連でお伺いします。
 くらし・環境部で誹謗中傷をやっちゃいけないよといろいろ呼びかけているわけですが、危機管理部と健康福祉部も絡む話ですけれども、クラスターの施設や店舗を公表すべきだとか、施設によっては自ら発表したり、昨日も危機管理部の審査の中で公表の仕方を考えろとまた蒸し返されていろんな答えがありました。
 STOP!誹謗中傷は大事なことですが、施設や業界、地域を発表することは、人間の潜在的な意識として、あそこに近寄っちゃいけないとか、あの地域に行っちゃ駄目とか、あそこの会社で出たから気をつけなさいねとなります。
 誹謗中傷はやめましょうと抽象的な言い方で物すごくきれいだけれども、そこをどういうふうに付き合っていくべきか、日本全国、別にこの静岡県のことだけじゃないですが、くらし・環境部としてどう捉え、アピールして広めていくか考えをお聞かせ頂きたいと思います。

○横地県民生活局長
 クラスターとして公表された施設の関係者に対する差別的な取扱いが問題になっているところです。大抵の場合、差別的取扱いをしている側もどう対応したらいいか分からないということだと思います。
 濃厚接触者につきましては、保健所で個別に判断していると承知しております。ですので保健所の指示や指導に基づかず、関係者というだけで避ける、登園拒否、出社拒否をするのは根拠に基づかない行き過ぎの行為で場合によっては差別的な対応になると思います。
 これまで、STOP!誹謗中傷としてやっておりますが、今後は公表された施設の関係者に対してどのように対応したらいいかを県民の皆様が知っていく段階に来ているかと考えておりますので、今後の啓発、広報におきましては、そういったところにも健康福祉部と連携し対応してまいりたいと考えております。

○大石(健)委員
 本当に難しい問題で、結果的にお母さんがその病院や事務所に勤めているだけで子供が来るなと直接言われたら、やっぱり誹謗中傷でしょうという話になります。LINEなどSNSにより間接的にあの人そうだってよと広まったときに自然と避けられたりいろんなケースがあると思います。ここは本当に気をつけなきゃいけないし、直接言ったから誹謗中傷だけど、あのうちのお母さん、お父さんが新型コロナが出ている会社に勤めているからうちの子は一緒に帰らないようにしようと言ったらそれは中傷かどうか。
 牧之原市でもいっぱい感染者が出ているんですが、修学旅行などいろいろできないので小学校が遠足で焼津市のディスカバリーパークに行って、そこでお弁当を食べて1日過ごすと発表になったときに、うちの子は行かせなくていいですかといった電話が僕のところにかかってくるんですよ。これって何て答えたらいいのか。誹謗中傷だからその地域は関係ないですと言っていいのかも含めて、どう伝えていくかは非常に難しい。
 ケース・バイ・ケースになると思いますが、昨日もニュースを聞きながら帰ったら、富士市の地区クラスターについてこれでいいのかと夕方の情報番組で議論されていました。地区で指定されてそこに入らないでくださいということは、一生懸命手洗いもマスクもきっちり守っている何も問題がないお店や業者に対して、県が誹謗中傷を広めているように捉えられかねないんじゃないかといったことをキャスターや解説者がおっしゃっていました。
 そういうところも含めて、健康福祉部や危機管理部と発表の仕方のすり合わせが必要だと思いますけれども、どのように捉えてらっしゃるか、もう一度横地県民生活局長にお答え頂きたいと思います。

○横地県民生活局長
 啓発の仕方につきましては、再度健康福祉部と整理して対応していきたいと考えております。
 地区クラスターにつきましては、難波副知事が昨日記者会見で述べたとおり、店名公表より感染被害が広がるほうを恐れているということで、店名よりエリアを公表するほうが感染拡大を効果的に抑制できるという考えでやっていると承知しておりますので、県としての公表基準になっていると認識しております。

○大石(健)委員
 いろいろなケースが出てくると思いますので、その都度毅然とした態度で皆さんで話し合って最善の方法を模索していただきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp